ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1122349
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

メイストームは新雪の八ケ岳

2017年04月30日(日) ~ 2017年05月02日(火)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
56:00
距離
14.0km
登り
1,394m
下り
1,393m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
11:30
0
赤岳山荘駐車場
11:00
60
美濃戸山荘
12:00
60
車止め
13:00
赤岳鉱泉
2日目
山行
5:50
休憩
0:00
合計
5:50
5:30
130
赤岳鉱泉
7:40
0:00
40
赤岩の頭
8:20
0:00
70
硫黄岳
9:30
0:00
110
横岳
11:20
赤岳展望莊
3日目
山行
4:30
休憩
0:00
合計
4:30
6:50
100
赤岳展望莊
8:30
0:00
60
赤岳
9:30
0:00
110
行者小屋
11:20
赤岳山荘駐車場
天候 1日目晴れ
2日目吹雪
3日目晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ルート上例年より雪多し。
赤岳鉱泉〜赤岩の頭 踏み跡多し見極め必要
横岳〜地蔵の頭クサリ雪に埋まってる箇所あり
その他周辺情報 樅の湯(原村) 内湯露天風呂ともいいです。
1日目 北沢と南沢の分岐点
1日目 北沢と南沢の分岐点
本日は北沢から 
本日は北沢から 
新芽も未だのよう
新芽も未だのよう
春は確実に来ています
春は確実に来ています
ホラ ちょっとブレてごめんなさい
ホラ ちょっとブレてごめんなさい
横岳も歓迎している
横岳も歓迎している
アイスキャンデーもダレている 本日赤岳鉱泉小屋で素泊まり
アイスキャンデーもダレている 本日赤岳鉱泉小屋で素泊まり
2日目天気予報では低気圧の影響で荒れるとのこと5時半歩行開始奥に天狗岳が見える 赤岩の頭到着
2日目天気予報では低気圧の影響で荒れるとのこと5時半歩行開始奥に天狗岳が見える 赤岩の頭到着
これから行く硫黄岳 風が強くなる
1
これから行く硫黄岳 風が強くなる
賑やかな硫黄岳も誰もいない行き交う人1人のみ
賑やかな硫黄岳も誰もいない行き交う人1人のみ
硫黄岳の爆裂火口跡ガスり始めた
1
硫黄岳の爆裂火口跡ガスり始めた
硫黄岳山荘はまだ雪の中
硫黄岳山荘はまだ雪の中
これから向かう横岳コース吹雪いて来た
これから向かう横岳コース吹雪いて来た
フォローで身体が持ち上がる
フォローで身体が持ち上がる
横岳到着セルフにて ガスと風 視界20mこのコースの行き交いは2名だけでした
2
横岳到着セルフにて ガスと風 視界20mこのコースの行き交いは2名だけでした
三叉峰到着 柿添尾根からノーアイゼン単独行者大丈夫?
1
三叉峰到着 柿添尾根からノーアイゼン単独行者大丈夫?
地蔵尾根到着長い長い道のりでしたが天望荘とは目と鼻
この後吹雪風速15m
1
地蔵尾根到着長い長い道のりでしたが天望荘とは目と鼻
この後吹雪風速15m
クマモンの前掛けも後ろにたなびく
クマモンの前掛けも後ろにたなびく
3日目昨夜来の吹雪も止み東の空に曙光が
2
3日目昨夜来の吹雪も止み東の空に曙光が
出ました旭日
今日の天気は約束されたもの
2
今日の天気は約束されたもの
どんとUPで
これから行く赤岳主峰
3
これから行く赤岳主峰
阿弥陀岳に注ぐ旭光
4
阿弥陀岳に注ぐ旭光
迎える赤岳行くよ私が!
3
迎える赤岳行くよ私が!
美ヶ原の向こうに穂高の大キレットがUPで見てね
1
美ヶ原の向こうに穂高の大キレットがUPで見てね
いいですね。日本一!!
いいですね。日本一!!
3776mこころ安らぐ
3776mこころ安らぐ
昨日の吹雪で新雪を踏む
1
昨日の吹雪で新雪を踏む
雪庇を踏み抜かぬように
1
雪庇を踏み抜かぬように
野辺山の里にも光が注ぐ
野辺山の里にも光が注ぐ
富士の雄姿もたおやかに
富士の雄姿もたおやかに
天望荘の自家発電プロペラ群
1
天望荘の自家発電プロペラ群
好きなポイント阿弥陀を望む
2
好きなポイント阿弥陀を望む
赤岳到着2889m
権現岳と南アルプス
1
権現岳と南アルプス
竜頭峰分岐
振り返って竜頭峰
1
振り返って竜頭峰
大同心と硫黄岳こんな天気に通過したかった
1
大同心と硫黄岳こんな天気に通過したかった
中岳、阿弥陀岳この時期は雪崩が怖い登頂者ナシ
中岳、阿弥陀岳この時期は雪崩が怖い登頂者ナシ
やっと行者小屋に近づく
やっと行者小屋に近づく
ダケカンバのコントラスト
ダケカンバのコントラスト
赤岳山頂であった3人のパーティ横岳通過中思わず手を振った
赤岳山頂であった3人のパーティ横岳通過中思わず手を振った
最後の阿弥陀岳
気温上昇雪だれボタボタ
気温上昇雪だれボタボタ
帰路は南沢を辿る
1
帰路は南沢を辿る
沢音を聴きながら
1
沢音を聴きながら
心地よく無事終了感謝!!
心地よく無事終了感謝!!

感想

5月の花を愛でに八ヶ岳山行と思っていたがとんでもない前回の3月より雪量は多いくらいか。気温は暖かい分踏み抜きはいたる所にあった。新芽、お花は全く無く山の厳しさを感じた。
1日目北沢南沢分岐点〜赤岳鉱泉小屋 
 沢の雪解け、ツリーホールから春は来ていることを感じ乍ら歩く。
2日目赤岳鉱泉〜硫黄岳〜横岳〜赤岳天望荘 
 低気圧による悪天を突き出発 朝の内が勝負とひたすら歩く 赤岩の頭までは一本道とは言えあちこちに足跡ありしばし見極めの注意が必要。
硫黄岳から硫黄岳山荘まで全く雪が無い。アイゼンを外す暇があったら先を急ぐ気持ちが強い。硫黄岳山荘から風は強くなり体が横に飛ばされるほど、しばし耐風姿勢をとる。横岳コースは10年ぶりくらいかな。赤岳より低いと言って軽んじてはいけない。むしろ緊張する箇所は多いくらいである。ヨコバイあり。岩稜通り抜けあり、高低差ありゴジラの背中を歩くに似たり。横岳に到着しちょっと安堵感あり。しかし三叉峰からが天望荘までは長いし緊張箇所多し。地蔵尾根に着いた時は風雪最高となって体にあたりビュンビュン風が抜ける。ザックカバーが飛ばされるほどか?、砂礫を巻き上げている。しかしここまで来たら小屋まで100m、小屋の扉を掴んだ瞬間緊張は解けた。展望荘主人曰く風速17m位。泊者3名であった。
3日目 目が覚め部屋のカーテンを開けると群青の空の中に赤岳がいる。
慌てて飛び起き外に出る。間に合ったまだ太陽は上がっていなかった。
このために来たようなものなのでしばし撮影タイム。
メイストームで新雪状態は赤岳からの下りを困難にした。トレース無し の一歩、一歩を慎重に、足の置き場、重心の掛け具合を間違えると一巻の終わり谷底まで。竜頭峰を過ぎ中岳分岐まで来たら一安心。周りの景色に気が移る。ダケカンバの光と影のコントラストが良かった。 
これから上がって来る人にトレースつけておいたからと言うと、ありがとうございます。しっかり踏ませてもらいますって(笑)。
勾配は緩みシラビソ樹林帯に入ると猛烈な勢いで雪が融けて水滴となり頭に注ぐ。帰りは南沢ルートで春の訪れを遠くに感じながら原村のもみの湯で筋力を緩め、八ヶ岳高原牛乳をのみリフレッシュ、諏訪南ICへ向かった。メーストームに振り回された3日間の山行は自分史の記憶に残ることであろう。
    麗嶺

 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:649人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら