ヤケト尾根〜日蔭名栗峰〜鷹ノ巣山
- GPS
- 09:40
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
天候 | 晴れ 真夏日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤケト尾根から日陰名栗峰へ至るルートは一般登山道ではありません。 巳ノ戸橋袂の崩落箇所には新しい木橋が架けられていました、ありがたいです。 |
写真
感想
今日は東日原の駐車場を起点にして石尾根に北側から突き上げる尾根の一つ、ヤケト尾根に取付き、日陰名栗峰に出てからは石尾根を東へ鷹ノ巣山から稲村岩尾根を下山して周回するルート歩いてきました。
東日原の駐車場に着いて準備をしていたら一番バスがやって来ました。乗客は少なめでした。
車道をテコテコ歩いて通行止めの小川谷林道の分岐で満開のトチノキの花を見下ろすように見てから日原林道に入りデロデロの道をテコテコ歩けば、何台かの車が追い越していきます。
歩けば良いこともあるようで、さえずりを頼りにオオルリの姿を捉えました。
八丁橋の袂にはすでに5台も駐車。みなさん早いですね。
天祖山の取付き辺りはなにやら工事中らしい。
日原林道のゲートを越えます、ココからは初めてのエリア。なにやら危ない道のようなので車で侵入したことはありませんが、歩き出してみればここまでのデロデロ道が嘘のようなきれいな舗装路。
いったいどこまでと思いながら歩いていたら、ココが下降点だという所の先もそうでした。これなら富田新道経由で雲取山にも行けるな。
さて、通行禁止の看板にゴメンナサイをして下り始めれば、いきなりのジグザグ急下降で一気に吊り橋に降り立ちました。
ココだけ朝日が当たり、いらっしゃいと呼んでいます。
ユラユラと吊り橋を渡れば、グズグズの水源巡視路がお待ちかね。まずは1247の枝尾根。
下ったんだからその分登れと言う事でしょうか、ジグザグに登り始めます。
落ち葉とザレ、そして倒木。急斜面の巻き道は気を使います。
尾根を直登しようと思う気持ちを察したように通せんぼの棒切れ。
仕方が無いのでさらに巡視路を追えば、直進方向がが通行止めと書かれたテープに突き当たり、ココからさらにジグザグに登れば、とりあえず1000m圏の肩で休憩
新芽を付けた落葉松が混じってきて、イイなぁと思っていたらまた巡視路に行き当たる。
左に少しだけ進んだらサヨナラして右上に向かい尾根に乗ります。
たまに赤テープがありますが、これだけを頼りに登れるほどやさしくはありません。
急に視界が開け、緩斜面の広い処に出ました、1247ですね。
キョロキョロ&ウロウロ、キレイな森です。ここからがヤケト尾根。
新緑に混じって段々スズタケが増えてきて、同時に踏み跡も曖昧になり追うのもメンドクサイのでコンパスを頼りに上を目指して登ります。
正直言ってヤブは苦手なので、あまりひどいようだったら戻ろうと考えていたんですが、かと言ってさっきの急斜面を下るのも怖い。
というわけで登るのみ。
まずは日除けとヤブ避けを兼ねてサングラスを装着。
でもよく見れば、藪の中にも切り開きがあってそこそこ歩ける様子。
尾根も次第に痩せてきて、収束して行くに従い藪が濃くなります。
格闘すること30分、目の前が明るくなり石尾根に近づいたことを知らせてくれます。
さぁ、どこに出るのでしょうか?
この瞬間がホントのハイライトかもしれません、ワクワクしますよ。
出たところの正面は草原、よく休憩するポイントでした。ココかぁ。
振り返れば侵入禁止のトラロープが張られていました。確かに下りは危険だと思います。
さぁ、富士山は見えませんが、たっぷりの日差しを受け光る芽生えたばかりの樹々を眺めながら、まずは日陰名栗峰へ。
正面右に雲取山、左には飛竜山を見据えてホッと一息。
この辺りでランチにしようと場所を物色していたら何ともイイスポットを見つけました。
道からは陰になっていてしかも丸太のイスが置いてあり、なんとなく通好みの場所の匂い。
ココに決定。
この暑さではグツグツ天そばはキツイなぁ。
そろそろ冷麦でいいかな。などと考えながら、見えない富士山を想像して小一時間。
巳ノ戸の大クビレを下りそして登って、鷹ノ巣避難小屋から水場へ廻り水を補給してから鷹ノ巣山へ。
着いたら南から涼しい風が吹いてきて、暑さを和らげてくれました。
さぁ帰りましょう。
稲村岩尾根の大ブナも芽吹いて、改めて初夏を感じます。
稲村岩のコルから下は以前より崩れていて歩きにくくなったような気がしました。
沢沿いで休憩しようと思っていたらいつの間にか水流がなくなり、カラ沢になってしまいましたのでスルーして下ります。
巳ノ戸橋手前で右に入り、ネズミサス尾根への取付きを下見してから駐車場へと向かいました。
スリリング&アドベンチャラスな山行でしたが、今日も無事でナニより。
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