蝶ヶ岳|急登、残雪大苦戦。でも登る価値あり!
- GPS
- 09:05
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
天候 | ど快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
70台ほど停められるとの事です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴジラの先から雪が出てきます。雪の状態はザラメ状に溶けていて、特に帰りが大変でした。所々、傾斜は急ですので雪がある箇所は注意が必要です。 登山口でピッケル、アイゼンの確認がありました。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今年のテント泊の下見と称して三股登山口から蝶ヶ岳へ出かけてきました。
ゴールデンウィーク本番という事もあり、いつもより早く自宅を出発、三股林道終点の駐車場には0:30に到着しました。
駐車スペースを見つけながらゆっくり進むと2台の空きがあったため、一つ奥に車を停めました。おそらく前日から入っている方も多かったと思いますが、70台程度停められる空きスペースは5台分もなかったように思います。
道中睡魔に襲われながらの運転だったので、寝袋にくるまり早々に就寝。
朝方、寒さで目が覚め、5時起床で朝食を取り5時半に駐車場を出発しました。
駐車場から登山口までおよそ15分、林道を進みます。
登山口には相談場もあり、ここで登山届と持ち物検査(アイゼンとピッケル)、注意事項の説明がありました。
朝早くから、係の方には頭がさがります。ありがとうございます。
登山道は「ゴジラみないな木」までは完全夏道です。
係の方が教えてくれた通り、雪はゴジラから徐々に多くなってきました。
まめうち平でアイゼンとストッキを装備して登っていきました。
まめうち平から最初のトラバースまでは雪も安定していおり、踏み抜く事はありませんでしたが、最初のトラバースを終えると気温も徐々に上がり、樹林帯の中でも歩きにくい状態になってきました。
日本アルプス登山ルートガイドによると三股からの蝶ヶ岳は「北アルプスをチャレンジする登山初心者にお勧めのルート」と事だったので楽に登れるだとうろ思っていましたが、想像以上の急登と残雪に苦しめられる登山となりました。
苦戦のピークは樹林帯を抜けてからで、急登のうえ雪はザラザラでなかなか進みません。
少し進んでは休憩、少し進んでは休憩と、一歩一歩絶景を夢見て頑張りました。
やっとの思いで稜線へ。最初に飛び込んできたのは槍の穂先でした。その後、蝶ヶ岳の山頂をゲットして圧倒的な存在力で迫ってくる穂高連峰を前にゆっくり昼食をとる事としました。
それにしても、この夏テント泊装備で登れるのだろうかと心配になるほどの急登で、流石にこの日は心が折れている状況でしたが、また行きたくなるほどのロケーションは忘れられない山になりました。
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