奥穂高岳(新穂高より 穂高岳山荘でテント泊)
- GPS
- 29:59
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,907m
- 下り
- 2,920m
コースタイム
8:05新穂高温泉駐車場-8:20新穂高登山指導センター
-8:40夏道入口-8:55穂高平小屋-9:30白出小屋跡(奥穂高登山口)
-11:35白出大滝付近(道迷い)-17:30穂高岳山荘(テント設営)
[2日目(5/22)]
6:05穂高岳山荘-7:05奥穂高岳山頂-8:05穂高岳山荘(テント片付け)
9:20下山開始-10:50白出大滝付近-12:30白出小屋跡
-13:05穂高平小屋-13:45新穂高登山指導センター-14:00新穂高温泉駐車場
天候 | [1日目]快晴→曇り [2日目]曇り→大雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深山温泉の奥に無料駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白出小屋跡(奥穂高登山口)までは普通の林道です。 そこから1800mくらいまでは夏道のような感覚でいけます。 1800m〜白出大滝付近までは緩斜面の残雪を歩きます。 白出大滝付近に少し夏道のような道があります。(入口がわかりにくい) 夏道を抜けて標高2000mくらいから穂高岳山荘(約3000m)までは残雪の直登です。 雪崩れるような雪質ではないですが、落石には注意です。 トレースは一部あったりなかったり。 穂高岳山荘から奥穂高岳山頂までは、鎖場などがあるような岩登りです。 途中、アイゼン前爪蹴りこんで四つん這いになりながら登るような残雪急斜面があります。 下りも落石に注意しながらです。ヘルメットあったほうが安心でしょう。 夏道がデブリ等に遮られてとてもわかりにくいです。赤テープ等もなし。 急登も、登山道探すのも辛く、 この時期は白出沢から登るのはあまりオススメできません・・・ |
写真
感想
先月購入したソロ用テント。。
まず手始めどこで使うか悩んでたんだけど、、イキナリ奥穂高のソロテント泊へ行って来ました。。
映画『岳』を観て感化されちゃったミーハーな気分が一番。
岐阜県の新穂高温泉側からならマイカーでも行けるみたい。。
・・・・ただし、マイナーなルートなので雪の時期は誰も登ってない可能性がある・・・
「まぁなんとかなるでしょ・・・」いつもの悪い癖で出発。。。
そして当然、誤算がいくつか。。
1つ目。やはり新穂高から登ってる人は数人。行きは誰もいないし、帰りも1組会っただけ。。
トレースは時々あるが、基本的には無し。夏道を雪やデブリが隠してる。
おかげで道に迷いまくりで、岩登りするハメに・・
2つ目。こっちのルートはやっぱり厳しいみたいで、
後半の高さ1000mくらいがアイゼンの前爪蹴り込むような残雪急斜面の直登。
最初はゴイゴイ登ってたが、道迷いの疲れからか、高度障害みたいになり、ハーハーゼーゼー
10歩進んでは30秒くらい休み、また進みを繰り返し・・・
目的地の穂高岳山荘まで残り距離50mまで来ても、一歩が全く出ない・・・
夏道なら3時間のところを6時間以上もかかってなんとか根性で到着・・
おかげで、晴天の奥穂高岳登頂が時間切れでできず・・・
穂高岳山荘に着いてみると、中はガラガラ。。一日でこの山荘まで登るのはあんまいないみたい。。
若いが熟練者っぽい単独女性から話しかけられた。
「新穂高から登って来たんですか!?あの斜面を20kgも背負って??超人ですね〜」って・・
・・・まぁ、ここまで来たら登るしかなかったし・・・
奥穂の様子を聞いてみた・・
「2箇所くらい危険な箇所ありますけど、あとは普通の岩登りで行けますよ〜」だそうだ・・・
問題は、明日のホワイトアウト&暴風の中行けるかどうか・・・初の登頂断念が頭をよぎる・・
そして2日目。予想通りの視界ゼロ&20〜30m/sくらいの暴風・・
ただ、ホワイトアウトまではいかないし、行ける行けないの判断は途中でできそうだ・・・
「とにかく、いける所まで行ってみよう」と、朝6時に出発。。
行ってみると、言われた通りの岩登り。そして、アイスクライミングのような危険な箇所が2箇所。
・・・でも今までの経験以上のものはない感じ。
予め頭にインプットされてたこともあり、特に問題なく奥穂高岳登頂達成!!!!(もちろん自分だけ・・)
山頂の祠にしがみついて暴風に耐え、写真とかとって、なんとか無事下山。。
・・・・ただ、下山も順調にはいかず、雪に埋もれた登山道を右往左往しながらやっとな感じ。
たぶん登山人生で一番の相当バテバテになったけど、登頂できたので満足です。。
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