塩見岳 (塩川からピストン)

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月05日(金)

• GPS: 56:00
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,605m
• 下り: 2,588m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 0:10
• 合計: 8:35

6:35 林道大沢線 車止め
7:00 7:00 林道大沢線 がけ崩れ
7:25 7:35 塩川小屋
14:25 14:25 塩川・鳥倉ルート合流点
15:10 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:10

5:00 三伏峠小屋
5:20 5:20 三伏山
12:00 12:15 塩見岳
15:10 権右衛門山と本谷山の鞍部

3日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:15
• 合計: 9:10

5:50 権右衛門山と本谷山の鞍部
8:45 9:00 三伏山
9:20 9:20 三伏峠小屋
10:30 11:30 標高2,000m付近
14:20 14:20 塩川小屋
15:00 15:00 林道大沢線 車止め
15:00 ゴール地点

天候

3日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

現在、塩川小屋まで車では入れません。途中の林道が方面崩落の為、埋まってます。
歩行者の通行も禁止になってます。
時間はかかりますが、塩川の河原に下りて遡行するのが安全です。我々はか細い踏み跡を頼りに崩落地をトラバースしましたが、足元が崩れそうで冷や汗ものでした。
林道車止めに数台の駐車スペースあり。
塩川入口の塩の里のトイレが使えます。

往路 5月3日1:00浦安-首都高-中央道松川IC-6:00林道車止め(小仏峠で数キロ渋滞)
復路 5月5日15:15-塩の里(ソフトクリームと塩を購入)-16:15まつかわ温泉清流苑(入浴400円)-17:30-18:30駒ヶ根きらく(夕食)20:00-駒ヶ根IC-都留IC-秋山-相模湖IC-6日0:30浦安(小仏峠25k渋滞を回避)

ガス代 660÷9=73×130=9,490円 高速代1,190+3,920+2,740+1,100+1,190=10,140円 交通費計19,630円 残高40,000円

コース状況／危険箇所等

http://www.vill.ooshika.nagano.jp/kankou/登山道　塩川ルート通行止情報/
塩川小屋は休業中。
塩川小屋から尾根の取付きまではピンクテープは豊富。渡渉点には丸太の橋や腐りかけた橋があり、何とか渡れる。
尾根取付きから三伏峠まではマーク少なく荒れている。登りはいいが下りでは一時道を見失う。gpsで位置を確認。正しい尾根を下りていたのでそのまま下ると登山道に合流。
三伏峠から権右衛門山手前まではほぼ稜線にトレースがついていた。権右衛門山は南側を巻いてトレースがあった。しかし夏道を忠実に追っているわけでもない。テープもまばらで追うことは困難。
以後、山頂まではほぼ夏道通りにトレースがありそれ程困難もなく登頂できた。
トレース無く、アイスバーンになっていたらかなり厳しいと思われる。
尚、塩見小屋付近で幕を張るつもりでいた我々は雪に埋まった小屋に気づかず山頂近くまで全装備を背負って登ってしまいました。

私達は連休直前tomhigさんの記録を参考にしました。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1114618.html

その他周辺情報

まつかわ温泉清流苑 http://www.seiryuen.jp/?mode=pc

写真

5/3 6:22

塩川小屋手前2km付近、塩川に樺沢が出会あたりで通行止。kaito

5/3 6:23

前後に数台の駐車スペースあり。kaito

5/3 6:34

体調不良の爺さんばかりのうえに若手のkots氏は風邪とボロボロの我が隊。白峰三山を中止して正解だったがこちらも危うい。kaito

5/3 6:34

塩川小屋までは林道が土砂崩落の為通行止めなので手前の林道から出発

5/3 6:35

十分注意して

基本的に歩行者も通行禁止です。もともと登山は自己責任だが何かあれば地元に迷惑をかけることになります。通行禁止を無視しての通行はそれなりの覚悟を！kaito言

5/3 7:01

崖崩れの現場。kaito

5/3 7:05

崩れそうな踏み跡を使って通過。上からの落石にも注意が必要。安全策を講じるなら河原に下りて遡行するべきところです。老い先短い爺さんばかりなので強行突破。沢ならこんな巻き普通ですが一般登山者には厳しかな？kaito

5/3 7:25

塩見小屋に到着。現在休業中です。kaito

5/3 7:26

三伏峠まで5時間

5/3 7:36

登山ポストがありますが、提出しても意味がない。誰も回収には来ない。kaito

5/3 8:21

腐った橋を渡る。安全策を講じるなら川を渡渉。足首程度の深さです。靴脱ぐの面倒なので強行突破。kaito

5/3 8:22

渡渉もあり安定感がない梯子を渡ります

5/3 8:22

これまた踏み抜きそうな梯子

5/3 8:24

慎重に渡るkanameさん

5/3 8:49

5/3 8:49

何本目の橋？ドキドキします！ kots

5/3 8:49

微妙な張り具合のトラロープ

ここも超浅いので靴脱げば安全簡単に渡れます。kaito言

5/3 14:24

鳥倉ルートと合流。以後トレースバッチリ。ここまでスノーシューが役立つがあとはいらない感じ。kaito

5/3 15:09

三伏峠到着

5/3 15:10

冬季小屋空いているだろうか？

5/3 16:23

外には沢山テントありましたが、誰も居なかったので冬季小屋を利用しました。とりあえず乾杯！kaito

5/3 16:23

酒でザックが重いsu爺と風邪でも飲むkots氏。kaito

5/3 16:40

足つりは連鎖する。右足を釣ったkanameさん。 kots

5/3 16:40

左足を釣ってるsuさん。 kots

5/3 16:44

足をつらせながら、でも焼酎は飲みたいSUさんでした。kanamek

5/4 5:00

テン場には思った以上に多い登山者さすがゴールデンウィーク

5/4 5:01

朝。テン場の向こうに塩見が見えます。 kots

5/4 5:01

午前5:00三伏峠を出発。
ほとんどのパーティーはここをベースに軽装でアタックしますが、我々老人部隊ではちょっと危ない。全装備を背負って行きます。kaito

5/4 5:02

三伏小屋出発

5/4 5:03

2日目出発です。kanamek

5/4 5:20

三伏山。kaito

5/4 5:20

まだまだ元気です。kanamek

5/4 5:22

三伏山到着最初の展望

5/4 9:15

雲海

5/4 11:25

急登の斜面を登る面々

5/4 11:48

富士山とkotsさん　kanamek

5/4 11:50

塩見岳Nowと富士山　kanamek

5/4 11:59

なんとか12:00に塩見岳に登頂。
トレースバッチリで思いの外早く着いた。
ただし、約1名は登頂を断念！かなり荷は軽くしたはずなに残念。kaito

5/4 12:00

登頂

5/4 12:00

登頂！イエーイ！甲斐駒をバックに！あれ、一人足りないぞ。。。 kots

5/4 12:00

富士山。kaito

5/4 12:08

5/4 12:10

旦那より重いザックを担いだkaname女史は無事登頂！最近、お二人のテントは私が担いでいるのだがその甲斐もなく旦那は登れなかった。kaito

5/4 12:11

山頂でくつろぐ面々

5/4 12:18

西峰で再度記念写真。kaito

5/4 12:19

私も。kaito

5/4 12:29

帰りの急斜面。kaito

5/4 12:29

登りはいいが、下りは怖い！ステップバッチリで難なく下れたがステップが無くアイスバーンならロープの確保が必要な場面だ！kaito

5/4 12:30

結構キビシイ斜面です。トラバースも厳しかったです。 kots

5/4 12:31

下るkots氏。kaito

5/4 15:16

権右衛門山を少し下ったあたりで幕営。軽装なら我々でも三伏峠から日帰りできた感じだが、それは結果論。トレースなく、ラッセルが続けば無理です。kaito

5/4 16:10

今日のテン場にて、お疲れさま〜！ kots

5/4 16:10

早目に宴会できるのもテントを担ぎ上げたおかげです。kaito

5/4 16:33

suさん、koichさん、製作のテーブルにて夕食開始！ kots

5/4 16:34

風も無く、外での宴会も快適でした。kaito

5/4 16:53

塩見岳に乾杯！テント場から山頂が見える。kaito

5/4 16:53

カレーうどん鍋。具が多く食べきれません。kaito

5/5 4:04

昨日の鍋の残りも混ぜて餃子鍋。kaito

5/5 4:04

さすがに朝は寒くてテントで朝食です。kaito

5/5 4:05

餃子に春雨がいっぱい。kots、kaito頑張るが食べきれない。kaito

5/5 4:05

今日の朝食kaname食堂は餃子なべ　美味しくいただきました。

5/5 4:52

テント場の後ろに塩見岳。平で開けているが樹木に囲まれ風も防げるいいテント場でした。kaito

5/5 5:01

テン場

5/5 5:49

5:50ちょっと遅めの出発になりました。kaito

5/5 5:49

出発

5/5 6:02

樹林帯を進む面々

5/5 6:31

小休止

5/5 7:18

本谷山の山頂らしきところで一本。kaito

5/5 7:19

いい天気で北アルプスも全部見えていました。kaito

5/5 7:19

存在感のある塩見岳。kaito

5/5 7:20

のんびり景色を楽しむ。kaito

5/5 7:21

撮れって言うもんですから

5/5 7:21

su爺はなにをしている？kaito

5/5 7:21

撮影者に注文をつけるsu爺。kaito

5/5 7:22

ハイ、ポーズ！kaito

5/5 7:23

ここに日本一の山が

富士山と一緒に写りたかったsu爺でした。kaito言

5/5 8:39

（私をスキーに連れてってバージョン）　私を山に連れてって

5/5 8:46

最後の登りを終え三伏山。この登りが意外ときつかった。kaito

5/5 8:46

kaito

5/5 8:46

kaito

5/5 8:46

kaito

5/5 8:47

kaito

5/5 8:47

最後の展望を楽しむ面々。kaito

5/5 8:48

kaito

5/5 8:51

最近、タモリに似てきた。と思います。 kots

5/5 9:21

三伏小屋まで戻って来ました

5/5 9:21

どなたかが作った雪だるまが待っててくれました。kanamek

5/5 9:46

急斜面を降る面々

5/5 10:11

尻セードするkoichiさん

5/5 10:44

標高2,000m付近でお昼。最後の乾杯！kaito

5/5 10:47

雪が無くなった辺りで昼ご飯！ kots

5/5 12:53

沢で休憩　上で歯を磨く人　下で水を飲む人

5/5 13:28

崩れた登山道。kaito

5/5 13:38

帰りも腐りかけた橋を慎重に渡る。kaito

5/5 13:39

丸太の橋。kaito

5/5 14:22

塩川小屋に到着。kaito

5/5 14:37

最後の難関。kaito

5/5 14:39

足元が崩れたら川にダイブ！kaito

5/5 15:00

やったー！喜ぶsu爺。kaito 久しぶりの100名山感動 su

5/5 15:03

無事到着

5/5 16:35

清流苑。町営温泉400円は安い❗️ kots

5/5 17:40

風呂上がりのテラスから南アルプスが一望❗️右に目立つ山が塩見岳です。この温泉、宿泊もできるみたいで良いです(^^) kots

5/5 19:14

松川近くにいいところが見つからず駒ケ根までソースかつ丼を食べに行く。先ずは乾杯！kaito

5/5 19:24

始めは明治亭に行くもすごい人で断念。近くのきらくでソースかつ丼をゲット！ダイエット中の私だけ上かつ丼1,180円をいただく。kaito

撮影機器：

EXILIM G EX-G1 カシオ

FinePix XP150 富士フイルム

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

OLYMPUS Tough TG-610 オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

kots

良い天気でした！
南北中央アルプスがずっと見えていましたから、きっと全国的にそうです。
塩見岳への道のりは長い長い道ものでしたが、その分、感動も大きい！
久々の3,000m峰で、素晴らしい山頂を味わいました。
軽い風邪だったので、ドタキャンも考えたんですが、行って良かった〜。
kaitoリーダー、ほか皆さん色々とありがとうございました。
これで今季の雪山は終了かな。

下山途中での景色をパノラマ




帰りはまつかわ温泉清流苑にて日帰り入浴、きらく（駒ヶ根）でソースかつ丼。

カイG

当初は白峰三山を予定していたのですが、さんざん迷ったすえに急遽塩見岳に変更しました。
過去3回、夏を入れ4回敗退している白峰三山。残雪期に登るなら年齢的に最後のチャンスかと思っていたのですが、最近のメンバーの体力を見るにほとんど無理との決断に至りました。
塩見岳にしても、ほとんどの方が2泊3日でやっていますが我々は始めから3泊4日に予備日1日を入れ5日間で計画しました。
結果、2泊3日で登れましたが、1名は山頂を踏めませんでした。ピストンだったので他のメンバーは登頂出来ましたが、白峰三山のような縦走コースならまたもや全員敗退でした。
私も含め高齢化が進みより高みを目指すことが困難になった現在、寂しいですがレベルを落とすしかありません。
人のトレースを追う雪山なんて意味ないし、なんの経験にもなりません。また、つまらん山をやってしまった。
今期、地蔵尾根や女峰山は厳しかったが凄い達成感がありました。敗退しても白峰三山に行けば良かったかなと後悔してます。
私の信条、やらない後悔よりやって後悔するをまげてしまった。
尚、今回の登山に対し細かいアドバイスをいただいたtomhigさんには感謝しております。この場を借りてお礼申し上げます。

su_

今年初めての3000m峰天気も3日間とも良く絶景と
満天の星空も堪能することが出来ました。
今度また縦走で来てみたい場所になりました。

コメント

tomhig

お疲れさまでした
皆さん、安定感があるのでまず登頂なさるだろうと思ってました。
三伏からの下り、雪が途絶え始めた箇所で私もルート見失いました。
下りは要注意ですね。

女峰のレコでは参考にさせて頂きましたからお役に立ててなによりです。
それにしても賑やかそうで羨ましいです。

カイG

Re: お疲れさまでした
おかげさまで無事に登れました。
登山者も多くトレースもバッチリで拍子抜けの感じでした。
まあ天気も良く楽しい雪山ハイキングとなり、メンバー達はそれなりに楽しんでいたので良しとします。
tomhigさんのように連休前や正月あたりならもっと楽しめたかな？
長生きできたら厳冬期に再度挑戦してみたいコースです。