大尾山〜魚の子山〜府県境の尾根〜P812
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- GPS
- 09:29
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 百井別れ〜北大路駅前 490円 京都市営地下鉄 - 北大路駅〜四条駅 260円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜大尾山山頂 音無の滝の一ノ滝から三の滝までを経るルートを通りました。 沢沿いの道をしばらく進みます。 何度となく渡渉するので、増水時には通行が困難になるものと思われます。 鎖が何箇所か設置されていますが、登りでは必要なさそう。 倒木などで少し荒れ気味で、通常の道が通りにくくなっていて、適当に迂回しつつ進みますが、その際に注意が必要でしょうか。 その後、歩きやすい植林帯の尾根道となり、山頂へ。 ■大尾山山頂〜国道との出合 京都と滋賀の府県境の尾根道を進みます。 油断していると道を間違えそうな箇所がありますが、宮メズラ山までは危険な箇所はなし。 落葉で踏み跡が不明瞭な辺りは目印が豊富だったので、問題なさそう。 宮メズラ山からの下りは少し急なので、確実に下りましょう。 その後、目印地点にある『途中越』のプレートからの下りは急坂なので、注意が必要。 足元は滑りやすいので、木につかまりながら下りるのが良さそう。 傾斜が緩んだ後、尾根芯は灌木が繁茂していて進みにくそうなので右に避けて行きましたが、吸い込まれるように傾斜が急な方向へ向かってしまい、最後はかなり慎重に下りました。 進路選択を誤ったと思われ、もっと容易に下りられる道があるはず。 段差があるため、国道の横に並走する道にはすぐに下りられないので、しばらくトラバース道を進んだ後、国道の横の道に合流。 ■P812を通る府県境の尾根道とその前後 走行中の車に注意しつつ国道を南下し、林道の合流点から取り付きます。 尾根には道がありますが、あまり歩かれていないようで、ちょっと歩きにくい。 特に見所がある訳でもなく、苦労してまで歩くほどではないとの印象ですね。 標高が上がって来ると、雰囲気はまずまず良くなり、P812に到着。 ここからの下山路の方が歩く人は多そうで、道ははっきりしています。 分岐をやり過ごして、ミタニ峠を通過して少し進むと、沢に出合います。 舗装路に出ると、百井の集落を経て、百井峠を越え、百井別れのバス停まで延々と歩きます。 |
写真
感想
今回は大原の里10名山の8座目となる大尾山に登り、府県境の尾根を進み、陸地谷出合を目指し、時間次第では陸地谷北尾根を歩き滝谷山までというプラン。
ただ、タイトルを見て分かる通り、時間切れとなり、陸地谷出合からはバス停までの舗装路歩きとなりました。
なお、地形図にある通り、大尾山の本来の山名は『梶山』ですが、大尾山があまりにも一般化しているようなので、そちらの名称を使用しました。
以下、いつも通りに長文です。
大原のバス停に到着し、前回に続きここからスタートです。
三千院や来迎院のある方面に進路を取り、前日までは観光客で賑わったであろう道を通り、登山口に到着。
少し進むと沢に出合い、程なくして音無の滝が見えて来ました。
思っていたぐらいの大きさかなと思いながら眺め、虫が多そうなので、ここで虫除けのスプレーを噴霧。
これ以降、鎖が設置されていたり、少し注意を要する道ですが、少なくとも登りでは鎖は必要なし。
沢沿いの道がしばらく続き、所々で渡渉をこなしつつ進みます。
倒木などでやや荒れており、従来の道が通りにくくなっている場合もあり、沢の中に逃れたりしながらの道中。
そんな感じで進んでいると、ずるりと滑ってしまい、危うくびしょ濡れになりそうになったけど、ここは何とか踏ん張りました。
二の滝を過ぎて進んでいると、梯子が見えて来ます。
梯子の手前で花の観察と撮影。
梯子を登り、鎖の設置された斜面を登り切ると、三の滝です。
確認しなかったけど、梯子を登らずに沢を詰めると、三の滝を正面から見られるのかなと推測。
その後、シロバナネコノメかなと思われる花に見入り、撮影。
植林帯の尾根道を進み、大尾山の肩と呼ばれている地点を過ぎると、すぐに大尾山の山頂に到着。
いつもの撮影を終え、そこにあるトレイルラン大会の掲示を見ると、次の土曜の5月13日が大会の開催日との事。
普通の感覚の持ち主なら、その日にはこの辺りに近づかないようにするべきでしょうか。
この後、いくつかのピークを辿りながら府県境の尾根道を北上。
プレートを見つけるのに苦労したり、道を間違えたりしながらも、三角点のある魚の子山山頂に到着。
大尾山からの下山後、ここまでの道は地味との印象で、歩く人が多くないのが納得できるように思いました。
その先の宮メズラ山からの下山はやや急な斜面なので、注意して下ります。
途中越の標識からの下山は急斜面で、所々で木につかまりながら慎重に下ります。
でも、恐れていたほどではなく、それなりに経験を積んだおかげかなと思ったりも。
ただ、傾斜が緩んだ後、尾根芯の繁茂した灌木帯を避けて進んでいるうちに急傾斜な方に進んでしまい、ここはかなり慎重に下り、何とか無事に下山完了。
写真のコメント欄に書いたような流れで国道に合流、次の取り付き地点まで国道歩きです。
取り付き地点から適当に歩いていると、道が目に入り、これを通って尾根を進みます。
あまり歩かれていないようで、やや歩きにくい中を進むと、P432付近に到着。
しかし、プレートは見当たらず、がっくり。
特に何かがある訳でもない地味な道が続き、疲れも徐々に増して来るし、我慢の道のりです。
標高が上がるにつれて、周囲の雰囲気はまずまず良くなっては来たのだけれど。
次の山行は展望が良好な所が良いなと思いを巡らせたりしながら歩き続けると、P812に到着。
遅くなったけど、ここで昼食です。
昼前にP531でパン休憩を取っていたものの、こんな時間まで良く我慢して歩いたもんです。
下山の際の道はさっきまでよりは歩かれているかなとの印象で、先を急ぎます。
分岐を経て道なりに進むと、ミタニ峠に到着。
そのまま尾根を進むと、天ヶ森なんですね。
ここでは峠道を進んで沢に出合い、少し沢と並走した後、P598へ立ち寄るものの、花を咲かせたシャクナゲなどが生い茂り、プレートの確認は困難そう。
そこから程なくして舗装路に出て、下山完了。
16時を過ぎており、陸地谷北尾根へ進むのは取りやめ、百井を経て、百井別れバス停まで舗装路歩きです。
少し進むと橋があり、そこを右折し、すぐそこの皆子山の登山口を確認。
ここから登る可能性もあり、ちょっと緊張感が高まりつつ眺めやった後、百井へ向けて歩き出します。
途中、ここまで葉しか見かけなかったミヤマカタバミの花をやっと見つけ、次は来年の春かなと思いながら撮影。
陸地谷出合に到着し、沢の写真だけですぐに出発。
百井の集落に入り、ドリンクはまだ十分にあったのだけど、冷たいのが欲しくなり、自販機で購入。
のどを潤しながら進みますが、百井峠までの道のりが何とも長い。
何とか百井峠を通過し、まだ記憶に新しいP835への取り付き地点まで来ると、バスの時間には余裕で間に合いそうと確信。
ならばという感じで、P723に寄り道。
ここではピークハンターさんのプレートがあり、心の中で小さくガッツポーズ。
足早に戻って来て先に進むと、百井別れバス停に到着、ここでゴールです。
この日は心身共にしんどい山歩きになりましたが、無事に歩き終えられたし、まずは良かったと思います。
足の具合も引き続き良好で、この状態を保ちたいもんです。
大尾山登頂で、大原の里10名山もこれで8座目。
春のうちに10名山全てに登頂したいとの思いもあるけど、他の山との兼ね合いもあるし、もう少し考えたいですね。
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