ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 113528
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳-本沢温泉、翌日硫黄岳【小3次男と】

2009年10月17日(土) ~ 2009年10月18日(日)
 - 拍手
子連れ登山 fgfg その他1人
GPS
32:00
距離
15.3km
登り
1,798m
下り
1,799m

コースタイム

10/17
6:45-8:20しらびそ小屋8:35-9:50中山峠-11:20東天狗岳11:55-12:20白砂新道分岐-途中昼食-13:50本沢温泉
10/18
7:20本沢温泉-8:20夏沢峠8:28-9:38硫黄岳9:52-10:39夏沢峠11:14-11:50本沢温泉12:04-12:14分岐-13:04しらびそ小屋13:18-14:18駐車場
天候 1日目 曇 稜線は風
2日目 晴れ やはり稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道141の松原湖入口からリエックス経由でみどり池入口を目指す。
本当は稲子湯経由のほうが近いのかもしれないが、以前通過した時に道が狭かった記憶があるので、スピードが出せるこちらの道を選択。
コース状況/
危険箇所等
天狗岳手前に鎖有
硫黄岳はザレザレなので歩きにくいが危険ではない。
硫黄岳の方が子供向き。

小海リエックスの下の八峯の湯。
ここの露天風呂からは八ヶ岳が一望。自分が登った山を見るのは感慨深い。
さぁ、出発
2009年10月17日 06:34撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 6:34
さぁ、出発
楽しい看板
2009年10月17日 07:52撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 7:52
楽しい看板
みどり池から天狗岳が見えます。
この時は天気が良かったのでしょう。
2009年10月17日 08:25撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 8:25
みどり池から天狗岳が見えます。
この時は天気が良かったのでしょう。
東天狗頂上。西天狗が見えたり隠れたり。
眺望全くナシ。
2009年10月17日 11:33撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 11:33
東天狗頂上。西天狗が見えたり隠れたり。
眺望全くナシ。
背景は霧!!
2009年10月17日 11:48撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 11:48
背景は霧!!
稜線は強風にあおられるので白砂新道に行くことにしました。
2009年10月17日 12:15撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 12:15
稜線は強風にあおられるので白砂新道に行くことにしました。
本沢温泉から紅葉越しに硫黄岳
2009年10月17日 14:14撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 14:14
本沢温泉から紅葉越しに硫黄岳
今日は感謝祭。
お酒が振舞われました
2009年10月17日 14:49撮影 by  DSC-H1, SONY
10/17 14:49
今日は感謝祭。
お酒が振舞われました
2日目。さぁ出発!!
2009年10月18日 07:20撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 7:20
2日目。さぁ出発!!
昨日登った天狗岳。
2009年10月18日 09:04撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:04
昨日登った天狗岳。
眺望ヨシ!!
2009年10月18日 09:21撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:21
眺望ヨシ!!
石がごろごろしている中、硫黄岳を目指します。
2009年10月18日 09:21撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:21
石がごろごろしている中、硫黄岳を目指します。
2009年10月18日 09:22撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:22
山頂到着。
次男は寒くてしかたなかったらしい。
2009年10月18日 09:45撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:45
山頂到着。
次男は寒くてしかたなかったらしい。
赤岳、阿弥陀岳、背後に南アルプス
2009年10月18日 09:51撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:51
赤岳、阿弥陀岳、背後に南アルプス
爆裂火口!!
2009年10月18日 09:51撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 9:51
爆裂火口!!
山麓は美しい紅葉
2009年10月18日 11:45撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 11:45
山麓は美しい紅葉
トロッコレール
2009年10月18日 13:36撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 13:36
トロッコレール
駐車場手前の橋にて。
無事下山!!
2009年10月18日 14:18撮影 by  DSC-H1, SONY
10/18 14:18
駐車場手前の橋にて。
無事下山!!
撮影機器:

感想

2009年4回目の山行。かつ次男初めての山小屋泊。父親も約35年ぶり。

縞枯茶臼、にゅう、そして権現編笠には登ったので、次は天狗と硫黄をチョイス。

予定より1時間遅れの6:30に駐車場到着。
身支度をして出発!!
すぐに暑くなり上着を脱ぐ。トロッコ列車のレールが出きて次男は大喜び。
『レールが一本になった』『二本になった』とはしゃいでいました。
レールはなだらかな部分に敷設され、登山道が急坂になると迂回して、川を渡ったりして再び合流していました。
時にはこんな急カーブを曲がれるのか?というようなところも。
あとで調べたら、トロッコは木材運搬用として昭和37年まであったらしく、上りは馬が引き。下りはブレーキ操作のみ。
命がけの男達がいたようですね。

有名な『這っても』の標識をすぎるとしらびそ小屋到着。
早くもビール購入。小屋の女性の方に『今日は上の方は雪かもしれない』と言われ、今後の行動計画をどうするか悩む。
まずは中山峠に行ってから考えるか!!

途中どこからか男性の大声が何度も響く。
右側に視界が開けたところから見ると、ロッククライミングをしている男性を発見。
彼がパートナーに声を出していたのかも?
にゅうを目指しているのだと思ったが、後から地図を見ると稲子岳だった。

中山峠の直前で鎖があるが、たいしたことは無い。しかし強風が吹き荒れているので防寒具を着込みます。

東天狗岳に到着するが、何も見えません。西天狗さえ見えたり隠れたりで硫黄岳も見えません。風が強いので西行きは諦めました。
頂上で77歳の男性と話しました。日帰りとのことで、健脚の方です。
その方に風が強いので白砂新道で降りた方が良いと進められました。

写真を撮るために軍手をはずしていたら寒さで指先が痛くなってきたので、ミズノのブレスサーモの手袋をしたらしばらくしたら温かくなってきました。
技術の力に感謝です。

白砂新道分岐でどうしようか悩む。次男が大丈夫だと言うので根石岳方面に一旦進みましたが、そこに突風が、、、、
もう一回次男に聞くと『やっぱり下る!』と言うことで白砂新道へ。

白砂新道はガイドブックに記載されているように急坂が多いです。
かなり下ると岩だらけの河原に出ますが、一瞬進む方向が分からなくなります。

が、下流に向かって進むとすぐに右に道があります。非常に分かりづらいです。
そのまま進むと本沢温泉の建物が見えてきました。


本沢温泉の裏から回り込み到着。
建物の中で手続き。個室が空いていたので個室を選択。
まぁ、個室といっても布団を二枚敷けるぐらいで納戸のようです。

夕飯は5:30。朝食は6:30。
翌日は6時前に出発しようと思っていたので、どうしようかと思ったが、せっかくだから朝食もお願いしました。

昼間は電気が止めてあって部屋が薄暗いので、荷物を置いてまた外へ。
紅葉がとても美しかったです。
きのこ汁と生ビールセットがあり、すぐに注文(1000円)。
次男はこけももジュース(300円?)。次男が『美味しいから』と少し飲ませてくれました。少し酸味が強いが甘酸っぱくそして微炭酸のようにシュワッとして美味。

今日は感謝祭のようなイベントがあり、皆にどぶろくが振舞われていました。
その間も、常連客らしき集団がどんどん到着。


部屋に戻って温泉に行くことに。
お湯は熱く10人位が入っていました。お湯は白濁。
環境保護の観点から、石鹸シャンプーの類は使えませんが、汗をかいているので温泉は気持ちが良いですね。

お風呂帰りに夕食時の生ビールは事前注文との貼り紙を発見!!
すかさず申し込み!!

部屋に戻ると次男ははすぐにねてしまい、自分も荷物の整理をして横に。しばらく眠れませんでしたがそのうち眠りに落ちてしまいました。
夕食のアナウンスで目が覚め食堂へ。
子供は次男しかいないので、周辺の方々が話しかけてくれました。
茶臼/縞枯、にゅう、編笠/権現に登ったこと。、そして本日の天狗岳登頂の話をすると皆驚かれていました。。
次男も褒められて得意げな顔をしていました。

食事後自分だけもう一回温泉行きましたが、食堂で飲み続ける人が多いのかガラガラでした。
1950に消灯予告の点滅。そして2000に消灯。
ヘッドランプと携帯を枕元において、トイレにいきたくなった場合に備えます。(実は廊下には電気がついていました)
しばらく暗闇の中で次男とおしゃべりをしていましたが、10分位でストンと眠りに落ちました。


翌朝は4時位に隣室の荷造りの音で目が覚めました。
二度寝三度寝をしましたが、昨晩はあまりに速く寝たので五時半には起床。
食事後すぐに出られるように荷造りをします。

朝食では席の両隣は夕食のときと同じで。今日の予定等を話し合う。
ご飯、お味噌汁、お茶を各自分担して盛り付け。

7:20に出発。
登山道は登りやすく、歩きづらい所は殆ど無いです。
途中女性に追い抜かれ、『今日は爽やかですね!』と声をかけられる。
確かに稜線に出るまでは爽やかでした。

夏沢峠を過ぎると、最初は林の中でしたが、登るにつれ樹木の高さが低くなりそれに伴い風が強くなってきました。
あわてて防寒具を着込み手袋も重ねて重装備に!!
風は物凄くなり、次男が吹き飛ばされないか心配になりました。
ただ、防寒着を着込んでいたので寒くはありません。過剰とも思えた事前準備がよかったのでしょう!

岩場が多くなり、突風が来るので少しずつ登っては小休止。着実に頂上を目指します。
しばらくするとケルン登場。強風に耐えながら一歩一歩前進。
途中爆裂火口が見える所がありましたが、次男が吹き飛ばされるのではと思うと、近づけませんでした。

やっと硫黄岳到着
風は強いが雲は無く絶景が!!感動しました。
山頂から景色を見るのが好きな次男ですが、今日は強風のためか殆ど動かず、固まっています。
本当はもう少し滞在したかったのですが頂上を後にした。

すれ違う登りの人に、『すごいねー』とか『頑張っているねぇ〜』とか声をかけられ、次男は『人気者だね〜』と喜んでいた。

順調に山を下り本沢温泉で少し休んで、その後みどり池の方に進みます。
分岐後は暫く上りが続きます。
ずっと下りばっかりだと思っていたのでビックリ。地図を読むと確かに登りがります。

木道に出たら中山峠からの道に合流。レールも出てきました。
しらびそ小屋でも少し休憩。
その後は次男を先頭にして歩くが、物凄い勢いで下る。
ぼやぼやしていると置いていかれてしまうので、こっちも必死で下る。

必死に歩いていたら14:18に駐車場着

次男にとっての初の山小屋泊の山行は、無事終わりました。

その後は、八峯の湯で汗を流しました。
露天風呂からは登頂した天狗岳硫黄岳が一望。
稲子岳の表示を見てその姿に感嘆(後でロッククライミングの場所と知る)
そのまま食堂で遅い昼食。待ち時間はストレッチングを入念にしたため、翌日の筋肉痛はナシで済みました。

その後は酷い渋滞の中、睡魔と戦いながら帰京しました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:911人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [3日]
東天狗岳(みどり池入口より往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
天狗岳(みどり池・本沢温泉)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら