向峠→小五郎→右谷→寂地→安芸冠→松ノ木峠〜新緑と春の花を愛でる縦走路〜
- GPS
- 09:39
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,939m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:37
天候 | 晴れのち快晴、お昼過ぎより時折風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
寂地峡入口[6:45]→向峠(むかたお)[7:05頃]へは岩国市生活交通バス(錦地域)を利用。310円也 フリー乗降可能です |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭ですが、小五郎山→藪ヶ峠には標がありませんので、地形図は必携です。 |
その他周辺情報 | R186沿い 道の駅スパ羅漢 https://www.sparakan.com/ |
写真
感想
始まりは4月の右谷山へのハイク。寂地峡駐車場のレストハウスの掲示物。
「小五郎山から藪ヶ峠の縦走路の草刈りが終わった」とのこと。このルートは一度歩いてみたいと思っていたので、コレ幸いと5月連休に縦走することを計画した。ソロ縦走なので、下山口/登山口の移動はどうしようか?と考えたところ、寂地峡→向峠へ地域バスが早朝に1本だけあることが判明。松ノ木峠に自転車をデポ、エスケープの寂地峡にクルマを駐めて地域バスで登山口へ移動することに。
連休序盤に行きたかったのですが、結局最終日の7日の山行となりました。寂地峡入口のバス停を見つけられなかったので、フリー乗降であることを幸いに道路脇に立って待ちます。6:45にバスがやってきて乗車。運ちゃんは怪訝な顔。そりゃこの時間に山登りの格好で乗るんだから当たり前か。「向峠(むかたお)まで、小五郎山から寂地まで縦走します。」と説明し、世間話をしながら貸切状態で向峠へ。
運ちゃん曰く、「ヒッチハイクかと思った。」と。そんなぁ。
7時過ぎの向峠の産直市は既に開いていて、新鮮な野菜や餅、お寿司が並んでいました。店番の婆さまに「如何ですか?」と薦められましたが、今回はロングコースなので丁重にお断りして、小五郎山へ出発です。
動物よけのゲートを越えて舗装路をてくてく登っていると後ろから軽トラが。脇に避けたら停まって、「乗っていけ。」と。これで20分ほど短縮できました。大感謝です。
まずは最初のピーク、小五郎山を目指します。新緑を眺めながらの緩やかな登り。気温が低めだったこともあり、1時間半ちょっとで山頂に立つことができました。山頂からは目指す安芸冠山が霞んで見えます。果たして歩き通せるか・・・
エネルギー補給をしてから縦走路へ。刈払いが行われてから間がないうえに歩く人が少ないためか、荒れていない快適な道でした。咲き始めのイワカガミを見ながらカリマタノ峠へ下り、一気に登ってからは緩やかなアップダウンを繰り返して小五郎山分岐へ。容谷山への道は笹藪の中でした。一息ついてから藪ヶ峠を通って右谷山へ。山頂が近づくにつれシーズン最後のカタクリの花がちらほらと。
お昼過ぎに山頂に着きましたがだれもいませんでした。連休最終日だからでしょうか。
ここからの稜線はアップダウンもそれほど無いので、安芸冠山まで縦走できそうです。錦ヶ岳手前のコルでこの日初めての登山者と出会いました。下山路として右谷山南尾根の道はどうかと聞かれたので、余り歩かれていないので、ピストンをオススメしました。
寂地山が近づくにつれて道沿いのカタクリの花が増えてきました。やっぱり今年は遅めですね。好天なのでもっと賑わっているかと思いましたが、縦走路で行き交う登山者は少なく、寂地山頂にいたのはわずか4名でした。寂地山から安芸冠分岐までの道沿いのカタクリの花は丁度見頃で、今シーズン2回目の白花にも出逢いました。陽が傾き始め、時折強い風が吹くなか、ようやく最終ピークの安芸冠山へ到着。山頂北側のテラス?で山並みを眺めながら珈琲で寛ぎました。
あとは安全に松ノ木峠へ下山するだけです。計画よりも30分以上早く進んでいたので、焦る必要もなく17時前に下山し、この連休唯一の山行は終了したのでした。
寂地峡→向峠の地域バスを使うと、今回のようにソロでも縦走できます。バス路線維持と縦走路が藪に戻らないようにするため、興味のある方は乗って&歩いてみてください。
コメント
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すれ違いましたね?確か黄色のシャツの方でしょ?ちょうど白カタクリを撮影されていた時に言葉を交わした夫婦連れです。 このコース入口と出口がもっと簡単だったらいいのにな〜
はい、すれ違いました 。道にほとんど寝そべって白カタクリを撮ってました。
yamabiko1さんはCanonの一眼レフを携えていらっしゃいましたよね。
このルート、ほんとに入口と出口が簡単だといいんですけどねぇ。
逆ルートで、潮原温泉にクルマを駐めて縦走し、向峠から中国道の深谷パーキングから吉和パーキングまで高速バスで戻る方法も考えましたが、これもねぇ・・・
このコースではちょっと・・・。でも、アイデアが素晴らしい!!思いもよらなかった。違う山では利用できるかもですね。
の多くは山裾を走っているんで使えるかもしれませんね。
ただ、高速道沿いで登山口至近っていうのは人口希薄地帯なので、果たしてバス停があるかどうか・・・
昨夏、鳳凰三山縦走のアプローチで京都→甲府の夜行バスを利用したとき、早朝の中央道小淵沢BSで降りた登山者がいました。中央道や関越道なら使えるかもです。
これいいですね!
自転車利用のこんな方法もあるんだと感心しました。
軽量の折りたたみ自転車なら運搬も楽だし・・・これはいい!
今回はデポしましたが、輪行バッグに収納すれば一般路線バスや列車に載せられるはずなので、工夫次第で行動範囲が広がりそうです。
高速バスでも輪行できればいいのですが、残念ながら不可の場合のケースが多いようです。
昨年11月に歩いたときには新雪+藪コギでした(笑)
また歩きたくなりました。
まだ草刈りの効果があって、ふかふかの歩きやすい縦走路です。
笹が再び茂る前に是非どうぞ。
小五郎山→藪ヶ峠の道沿いにツツジ系の株がありましたが、花の見頃は何時なんでしょうね。
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