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Yamareco

記録ID: 1136548
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【二百名山】生きてて良かった!大無間山(田代からピストン)

2017年05月10日(水) ~ 2017年05月11日(木)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
29:27
距離
22.7km
登り
2,537m
下り
2,526m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:56
休憩
0:19
合計
4:15
距離 5.3km 登り 1,195m 下り 72m
12:38
13
スタート地点
12:51
12:53
61
13:54
14:11
162
2日目
山行
10:42
休憩
2:51
合計
13:33
距離 17.4km 登り 1,342m 下り 2,465m
4:32
29
5:01
5:06
27
5:33
5:43
12
5:55
65
7:00
7:13
12
7:25
7:28
24
7:52
8:13
88
9:41
10:05
57
11:02
11:05
33
11:38
14
11:52
11:56
75
13:11
13:12
10
13:22
13:40
14
13:54
14:03
24
14:27
14:56
91
16:27
16:56
54
17:50
17:52
13
18:05
ゴール地点
水場がありませんので、避難小屋泊装備に加えての水5ℓは重かったです!16圓任盞磴靴ぅ▲奪廛瀬Ε鵑筏涅笋篦垢す堋では大変つらい思いをしました。避難小屋(小無間小屋)に大半の荷物をデポしなかったら、大無間山には登頂不可能だった私です。しかし、下山時後半の片脚は悲鳴をあげてしまい、引きずりそうになる脚をだましだましユックリゆっくり登山口まで辿り着きました。
危険地帯の状況は「感想」をご参照ください。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
[アクセス]浜松から新東名高速で新静岡ICで下りてクネクネした酷道を走りました。ただ、浜松からは新東名高速静岡スマートICで下りたほうがよほど近かったと思います!(ナビに逆らったのが敗因です^^; )

[駐車場]井川オートキャンプ場の向かいにある公民館を井川観光協会から紹介して貰ったが、先月4月下旬にリニューアルオープンしたというおでん屋さんの広い駐車場に許可を得て駐車。
下山後、駐車場を借りたおでん屋さんでイッパイ飲ってた地元の方たちによると、てしゃまんくの里は飽くまでトイレの施設なので、しょっちゅう駐車した登山者の帰りを待って厳重に注意しておられるとのことでした。
コース状況/
危険箇所等
もう数年先には登山道閉鎖とも噂される”田代コース”ですが、一部超危険な場所を除けば、結構整備された登山道です。
1.P1〜小無間山の崩落現場が超危険地帯です。
2.中無間山(関ノ沢ノ頭)で、往きも帰りも間違えてしまいました。往きは案内標識の所を右に行ってしまい北の尾根に迷い込みました。帰りはその標識を見逃して真っすぐに言ってしまい北の尾根に少し行ってしまいました。新調したばかりのガーミンのGPSに助けられました♪ン万円もしたけど、こんな時に最高に助けられたから元を取った気分です。
その他周辺情報 往路で井川の道沿いに安い風呂屋(400円。20時まで営業)を見つけておきましたが、帰りには見逃してしまい残念でした。
食事は、その風呂屋の隣の店と、マイカーを駐車したおでん屋さんで簡単なご飯を食べられます。(とても気さくなお母さんがたが親切にしてくれますよ)
今日は避難小屋泊のつもりなので、昼ご飯を食べてから戸損口がある田代集落から出発です。
2017年05月10日 12:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
5/10 12:39
今日は避難小屋泊のつもりなので、昼ご飯を食べてから戸損口がある田代集落から出発です。
集落のはずれの諏訪神社へのいる口辺りから入ります。
2017年05月10日 12:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/10 12:46
集落のはずれの諏訪神社へのいる口辺りから入ります。
15分程歩くと舗装の林道を横切ると大無間、小無間山の標識がありました。
2017年05月10日 13:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/10 13:01
15分程歩くと舗装の林道を横切ると大無間、小無間山の標識がありました。
さらに4,5分進むんだ所に登山届の記帳所があり、ここが登山口になると思います。
2017年05月10日 13:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/10 13:05
さらに4,5分進むんだ所に登山届の記帳所があり、ここが登山口になると思います。
25分程歩くと明るい雰囲気になり、地図にも有る送電線の鉄塔に出くわします。
2017年05月10日 13:31撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/10 13:31
25分程歩くと明るい雰囲気になり、地図にも有る送電線の鉄塔に出くわします。
鉄塔から少々登ると雷段です。
まだまだ先は長いです。
2017年05月10日 13:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/10 13:58
鉄塔から少々登ると雷段です。
まだまだ先は長いです。
壊れた造林小屋が離れて2軒見えました。
2017年05月10日 14:16撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/10 14:16
壊れた造林小屋が離れて2軒見えました。
この辺りから白い花のイワカガミが咲き誇ってました。
2017年05月10日 14:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
5/10 14:21
この辺りから白い花のイワカガミが咲き誇ってました。
何という名の花でしょうね?教えてください。
いわかがみとこの花しか目に入ってきませんでした。つつじの蕾はまだまだ硬かった…
2017年05月10日 16:49撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/10 16:49
何という名の花でしょうね?教えてください。
いわかがみとこの花しか目に入ってきませんでした。つつじの蕾はまだまだ硬かった…
老体には過重な約18圓離競奪を担いで雷段から登ることCTから送れること30分の3時間、ようやく小無間小屋に到着しました。
2017年05月10日 16:57撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/10 16:57
老体には過重な約18圓離競奪を担いで雷段から登ることCTから送れること30分の3時間、ようやく小無間小屋に到着しました。
この三角点の名前が”五葉沢”で、このピークは「五葉沢の頭」と言われているそうです。
2017年05月10日 16:57撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
5/10 16:57
この三角点の名前が”五葉沢”で、このピークは「五葉沢の頭」と言われているそうです。
目前に青色に塗られた”静岡市営小無間小屋”(避難小屋)がありました。ここで予定どおり持参したシュラフに包まって疲れをとることにします♪
2017年05月10日 16:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
5/10 16:58
目前に青色に塗られた”静岡市営小無間小屋”(避難小屋)がありました。ここで予定どおり持参したシュラフに包まって疲れをとることにします♪
中は、小奇麗にしてあります。写真には写ってませんが、手前に囲炉裏がありフタをしてありましたので、飯台にさせて貰いました。
今夜は貸し切り状態です。夕方から夜半まで強い雨と風で、トタンの演奏が賑やかでした!お陰様で少し寝不足気味…
2017年05月10日 17:41撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
5/10 17:41
中は、小奇麗にしてあります。写真には写ってませんが、手前に囲炉裏がありフタをしてありましたので、飯台にさせて貰いました。
今夜は貸し切り状態です。夕方から夜半まで強い雨と風で、トタンの演奏が賑やかでした!お陰様で少し寝不足気味…
さぁて出発です。ヘッデンを照らして長い行程に備えて早めに出かけます。
2017年05月11日 04:31撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/11 4:31
さぁて出発です。ヘッデンを照らして長い行程に備えて早めに出かけます。
ご来光に今日の無事をお祈りしました。
2017年05月11日 04:48撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 4:48
ご来光に今日の無事をお祈りしました。
展望は期待できませんが、北の方向が少し見えた(P2を少し登った)ところでパチリ。
2017年05月11日 05:26撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 5:26
展望は期待できませんが、北の方向が少し見えた(P2を少し登った)ところでパチリ。
p2と名づけられたピーク
看板が昭和でレトロ調ですネ
(どこかの山でも似たようなものを見たような)
2017年05月11日 05:38撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/11 5:38
p2と名づけられたピーク
看板が昭和でレトロ調ですネ
(どこかの山でも似たようなものを見たような)
ようやく大無間山が見えたかな!?
2017年05月11日 05:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 5:47
ようやく大無間山が見えたかな!?
p1の下り、小無間の大崩れが見えてきました!
2017年05月11日 05:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/11 5:58
p1の下り、小無間の大崩れが見えてきました!
その前に左が大きく崩れた脇を通過します。ここも誤って足を滑らしてはいけません!緊張の面持ちで慎重に歩いて行きます。
2017年05月11日 05:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 5:58
その前に左が大きく崩れた脇を通過します。ここも誤って足を滑らしてはいけません!緊張の面持ちで慎重に歩いて行きます。
出ました!このド迫力の大崩れ…
2017年05月11日 06:04撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
27
5/11 6:04
出ました!このド迫力の大崩れ…
でも、この世とは思えないくらい美しいこの景観に遭遇しています!
2017年05月11日 06:04撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 6:04
でも、この世とは思えないくらい美しいこの景観に遭遇しています!
この超細尾根。幅は30僂砲睨たないのでしょうか…
左は関の沢、右はもっと大きく崩れている外山沢に落ち込むガレです。目が眩んでしまいます。
ここで突風でも吹いたらとか今地震が起きたら、と思うと全身が震えます!
2017年05月11日 06:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 6:05
この超細尾根。幅は30僂砲睨たないのでしょうか…
左は関の沢、右はもっと大きく崩れている外山沢に落ち込むガレです。目が眩んでしまいます。
ここで突風でも吹いたらとか今地震が起きたら、と思うと全身が震えます!
生きた心地がしませんでした…
ロープを頼りに踏ん張りが利かないガレをへつりながら登り切って気持ちに少しだけゆとりが出来た時にパチリ
2017年05月11日 06:12撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 6:12
生きた心地がしませんでした…
ロープを頼りに踏ん張りが利かないガレをへつりながら登り切って気持ちに少しだけゆとりが出来た時にパチリ
目線を少し上げるとp1が怯えた私を嘲笑うように睥睨していました!
2017年05月11日 06:12撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 6:12
目線を少し上げるとp1が怯えた私を嘲笑うように睥睨していました!
小無間山頂に到着。
ここからはハイキング気分で行けました(^^♪
2017年05月11日 07:04撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
5/11 7:04
小無間山頂に到着。
ここからはハイキング気分で行けました(^^♪
小無間山の三角点
2017年05月11日 07:04撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
5/11 7:04
小無間山の三角点
唐松谷の頭から見た大無間山の雄姿です。山頂は少しガスってます。
2017年05月11日 07:28撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 7:28
唐松谷の頭から見た大無間山の雄姿です。山頂は少しガスってます。
中無間山山頂の標識。この標識を右に行ってしまい北の尾根に迷い込んでしまいました!右の踏み跡のほうが左より目立っていたような…
左に行くのが正解です。
この辺りから腐った多めの残雪が現れ始め、踏み抜きで体力を奪われることに加えて雪の隅のアイスバーンで滑り、また、赤いリボンを見失いがちにもなりました。
2017年05月11日 08:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 8:10
中無間山山頂の標識。この標識を右に行ってしまい北の尾根に迷い込んでしまいました!右の踏み跡のほうが左より目立っていたような…
左に行くのが正解です。
この辺りから腐った多めの残雪が現れ始め、踏み抜きで体力を奪われることに加えて雪の隅のアイスバーンで滑り、また、赤いリボンを見失いがちにもなりました。
期せず見えた霊峰富士が立派でした。
2017年05月11日 09:02撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/11 9:02
期せず見えた霊峰富士が立派でした。
避難小屋から延々歩くこと5時間12分。
念願の大無間山の山頂に到着しました♪
頑張った甲斐がありました!でも展望はゼロ。
2017年05月11日 09:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 9:43
避難小屋から延々歩くこと5時間12分。
念願の大無間山の山頂に到着しました♪
頑張った甲斐がありました!でも展望はゼロ。
大無間山の山頂です。
山頂標識の大無間山の文字が愛おしくて思わず指で何度もなぞってしまいました!
2017年05月11日 09:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 9:44
大無間山の山頂です。
山頂標識の大無間山の文字が愛おしくて思わず指で何度もなぞってしまいました!
三角点にお決まりのタッチ
2017年05月11日 09:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
5/11 9:44
三角点にお決まりのタッチ
セルフタイマーで記念写真をパチリ
これまでもこれからも全く人に会うことはありませんでした!
登山口までの行程の長さを考えて、早々に山頂を後にして下山開始です。
2017年05月11日 09:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 9:46
セルフタイマーで記念写真をパチリ
これまでもこれからも全く人に会うことはありませんでした!
登山口までの行程の長さを考えて、早々に山頂を後にして下山開始です。
山頂を少し下ったところの展望が開ける唯一の露地(南アルプス南部の展望台⁉)から見た最右の景観です。
来月山行予定の丸盆岳が最も左に、鎌崩岳、不動岳が続いて見えました♪
2017年05月11日 10:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:05
山頂を少し下ったところの展望が開ける唯一の露地(南アルプス南部の展望台⁉)から見た最右の景観です。
来月山行予定の丸盆岳が最も左に、鎌崩岳、不動岳が続いて見えました♪
鶏冠山や双耳峰の池口岳が見えていて良いハズの方向です。雲で見えません。
2017年05月11日 10:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:05
鶏冠山や双耳峰の池口岳が見えていて良いハズの方向です。雲で見えません。
茶臼岳、聖岳、赤石岳、荒川岳そして悪沢岳なんでしょうが、山座同定が適いません…
2017年05月11日 10:05撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:05
茶臼岳、聖岳、赤石岳、荒川岳そして悪沢岳なんでしょうが、山座同定が適いません…
残雪の状況1です。
2017年05月11日 10:24撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 10:24
残雪の状況1です。
残雪の状況2です。
2017年05月11日 10:25撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:25
残雪の状況2です。
実に雄大です!
見返り大無間山♪
2017年05月11日 11:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 11:34
実に雄大です!
見返り大無間山♪
連綿と折り重なった深い山々
2017年05月11日 11:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 11:34
連綿と折り重なった深い山々
大無間山のアップ
2017年05月11日 11:35撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 11:35
大無間山のアップ
小無間山に到着しました。
2017年05月11日 11:52撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 11:52
小無間山に到着しました。
本当は下りがすごく危険!
2017年05月11日 12:29撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
5/11 12:29
本当は下りがすごく危険!
ロープは殆ど役に立ちませんでした。
2017年05月11日 12:51撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
5/11 12:51
ロープは殆ど役に立ちませんでした。
幅はこんなものです!!!
写真の上方はもう少し狭くなってるような記憶です。
2017年05月11日 12:55撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
18
5/11 12:55
幅はこんなものです!!!
写真の上方はもう少し狭くなってるような記憶です。
どこまで落ちているのやら…
無限奈落のようです!
2017年05月11日 12:56撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 12:56
どこまで落ちているのやら…
無限奈落のようです!
大無間山の山頂からなんとか生きて登山口まで戻ってきました♪
日帰りも考えた私が愚かでした。山の神様、お許しください!
2017年05月11日 17:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
5/11 17:39
大無間山の山頂からなんとか生きて登山口まで戻ってきました♪
日帰りも考えた私が愚かでした。山の神様、お許しください!

感想

先ず、帰りを心配して待っていてくれたおでん屋さんのお母さん方と一杯飲っていた大無間山等々の興味深いお話しをしてくれたおじさん二人の方、温かいお気持ちにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました♪
山行二日間というもの一人も会うことは全くありませんでした。避難小屋も貸し切り状態で、寂しいことこの上ありませんでした。
鋸歯と言われるP3、P2、P1を経て忽然と現れる超崩落現場は、聞きしに勝る危険場所でした!とても狭隘な(左右の手袋を並べた程しかありません)ナイフリッジを四つん這いになって恐る恐る通過すると、次はロープに頼らざるを得ない懸垂下降のイメージのザレ場が現れます。手を離せば通貨した足元のナイフリッジに滑り落ちた先は、無限奈落の底に真っ逆さまに落ちて行きます。田中陽気さんが通過したときの放送ビデオでは3本のロープは両端に括り付けられていたと思います。現状は小無間山側にしか括りついていず、南側の急斜面にだらしなくダラリと垂れ下がっていました。ですから、朝はロープに全く触れられず非常に心もとない感じでした。(帰りにはロープを掴むことが出来ましたが、ひとたび落ちれば腕力が自分の体重を支え切れずに手が離れてそのまま見えない底まで滑落してしまいかねません。)
下山後、地元の方々から見つからない遭難者がいるそうです。救助にも向かえないのだと思います。)
 私の感想はただひと言、”生きてて良かった”です。

この山(田代登山口コース)は、超危険、矢鱈にコブ(ピーク)が多くて登っては下り登っては下りの繰り返し。そしてひたすら長い行程、展望は殆どきかない、急坂で名高いですね。決してオススメのコースではありません!(ただ、日帰りかテントを担ぐつもりならこの崩落現場を通過することが無い他のコースもありますので、ご安心下さい。)
しかし、それらに勝る達成感は、登山者をして一生忘れられないかけがえのない思い出を与えてくれるでしょう♪

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コメント

ご無事でなにより!
yamagutuさん、こんばんは。
MonsieurKudoと申します。はじめまして。

凄いところを歩かれたのですね。
スリリングなレコ、興味深く拝見させていただきました。
自分は高いところは好きなのですが、24枚目、48枚目の写真のような超痩せ尾根を実際に歩くとなったら、足がすくんでしまうかも・・・。

10枚目の写真の花ですが、バイカオウレンだと思います。
2017/5/13 19:18
Re: ご無事でなにより!
こんばんは、MonsieurKudoさん初めまして。
早速お読みいただき光栄に思います。貴殿の足元にも及ばない私ですが、今後ともどうか宜しくお願いいたします。
ありがとうございます♪バイカオウレン、名前を聞いたことがある程度の薄学の私です。よぉく記憶にとどめさせて頂きたいと思いますが、三歩歩くと忘れるかも知れない私ですが、頑張って覚えます^^;
2017/5/13 20:10
大無間山 達成おめでとうございます!
yamagutuさん お疲れ様でした ymorです
私は何年か前に 小無間山まで行きましたが 雨が降りはじめ、雨に濡れた崩壊地を下るのは 怖いと思い 退却した事があります
崩壊地 崩壊が進んでますね !
このレコを参考に 大無間山へは、、行きません!

ありがとうございました。
2017/5/13 20:39
Re: 大無間山 達成おめでとうございます!
ymorさん、お久しぶりです。
早速のコメントを有り難うございます🎵
大崩壊地を越え、しかもそこを戻られたとなれば、大無間山は攻略されたと同然ですよ👍凄いですね✨
これからもどうぞ宜しくお願い致します☺️
2017/5/13 20:56
恐怖
yamagutuさん、遅いコメントですみません。
大変ご無沙汰しています。
恐怖との戦いをクリアされ、無事にご帰還出来たようで
本当にお疲れ様でした。
私も以前チャレンジして何とか生きて戻ることが出来ました。もう二度と行きたくありませんね〜!
2017/5/16 9:06
てしゃまんくのトイレについて
かつてここは、大無間山登山のための駐車場としてガイドブックにも載るくらい多くの登山者が利用しており、私も15年前に利用したことがあります。ところが、5,6年くらい前から「長時間駐車禁止」、「車中泊禁止」という心無いステッカーが貼られた車止めが駐車を邪魔するように置かれるようになり、そのことを知らずに駐車した登山者が地元民とみられるクズとトラブルになったというブログも見ました。私は若い時から年に何度も畑薙ダム経由で南アルプス南部に登山してきました。したがって必然的にこのトイレの前を車(かつてはバス)で通っていますが、駐車している登山者とみられる車は多くても4,5台で、登山者の車で駐車場が満杯でトイレを使うため駐車できないというのを一度もみたことがありません。誰にも迷惑をかけるわけでもないのに、また、道の駅が全国的に作られている世の中の趨勢なのに車中泊禁止とするなど、禁止する理由も明らかにせず一方的に禁止するとは一体どんな奴らがこんなことをするのだろうかと憤りを覚えつつ、ずっと疑問に思っていました。
そして、貴兄の記録をたまたたま拝見し、わざわざ注意するため何時間も酒を飲んで待っている馬鹿で暇な連中が秘境、井川の田代にいるのだと改めて知って驚きました。日本国中、高齢化過疎化に悩む山村が多い中、全国から登山のためこんな山奥に人が訪れてくれるだけでもありがたいと感謝すべきなのに、何とも閉鎖的で情けない連中なのでしょうか。今まで井川の人々は他の山村に住む人々と同様、登山者等来訪者に優しく、小さなことにこだわらない、器の大きい人たちだと思っていましたが、残念ながら認識を改めることとします。こんな山奥にまで心狭い人間が住むようになってしまった日本社会に未来はありません。
2021/4/9 0:29
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