十勝岳
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- GPS
- 05:37
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,295m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白銀荘分岐まで滑って来れました。グランド火口縁は5m程スキーを外した。 吹上温泉白銀荘600円石鹸のみです。 |
写真
感想
天気予報は晴れ、最低気温が3度ということで前日乗りいれ車中泊は止め、またしても日帰りに。朝寒いどんよりとしたオホーツクを抜け、北見峠のトンネルを越えるといきなり青空、しかし風が強い。心配しながら望岳台に着くと晴れ、ほぼ無風。昨年はあまりに早く降り過ぎて裾合平へはしごすることになったので、今回はのんびり登ろう。と準備していたら、なんとバス数台で200人以上の子供たちが来るとのこと。早く出た方がいいと言われたが、慌てて出発を急ぐうちにバスがやってきて、ドヤドヤと子供たちが降りて出発式らしきものが始まる。その脇をコソコソとテレマークブーツでスキーを背負って出発する。砂利道をブーツでチンタラ進み、白銀荘分岐で雪渓が始まり、雪渓ツボ足登行が始まる。適度にキックが刺さり快適、筋肉が進歩したか今日は連続キックで登れる。先行する2人の人影が見え、後ろから1人早い人が登ってくる。競争しているわけではないのだが、追われるとついついスピードを上げてしまう。非難小屋で休憩する2人をパスし、追いつかれると思った人は小屋から上がってこない。あとで知ったが子供たちのガイドさんで、過去の山行記録の車の写真を見て、ヤマレコの人間だと思って話しかけようと追ってきたらしい。子供たちはすり鉢火口までで夏道のほうへ下見に行ったらしい。そうとも知らず、美瑛にでも行ったのかな?と思いながら、アマツバメが飛び交う急登を登り、ナキウサギの連続音を聴きながらグランド火口縁へ。惜しい!数メートル雪が切れている。目の前に十勝岳の雄姿が聳え立つ。すり鉢火口のほうからナキウサギコールがするが、こんな植物が無い所何処に居るのだろうか?グランド火口を登り、雪の無い夏道を少々歩き、ピーク直下の雪渓直登へ。美瑛岳が大きく見える。登り続けるとニペが見え出す。そして誰も居ない山頂へ。富良野岳は雲に隠れているが、トムラウシ、下ホロ方面、東大雪は綺麗に見える。下から2人登って来た。すり鉢火口で子供たちが騒いでいる声がここまで聞こえる。早く降りてもかち合うと思い、東側沢(十勝川源流でした)へ最初の滑走。下のほう思ったより急でコケそうになった。上り返し、辛い。空身で手持ちの登りがとても辛い。スキー牽引ロープを持って来ればよかった。登り返すと富良野岳が見え、別の2人が待っていた。テレマーカーとツボ足の人。テレマーカーは先週オプタテシケに行き、26日には芦別本谷に行ったとのこと。どちらも以後は微妙とのこと。子供のあとから滑ろうと思ったが、すり鉢火口にまだ居るので待ちきれなくて山頂から滑走開始。快適なザラメ。グランド火口に乗り換え、スピードが出すぎ暴走してコケた。子供に見られなくて良かった。グランド火口縁から数メートル歩いて斜面に出ると、子供たちの長蛇の列と足跡、尻滑り跡の嵐。200人以上の跡は凄いものだった。子供を避けながら下まで滑走。小グループに分かれていたのでそれ程邪魔にはならなかったが、計画失敗。先に滑り降りればよかった。まあ、子供たちが楽しそうにしていたので良しとしよう。下山後ガイドさんに話しかけられた。少し前に悪天の中礼文のロングコースを歩いた人だった。追いかけた話を聞いて、むきになってスピードを上げたのを反省。帰りは白銀荘ですっきりしてから石北経由で帰る。
コメント
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今時期でこれだけ残っているのなら、まだしばらく楽しめそうですね。
原始が原と北鎮と銀泉台、お天気と根性次第ですが、もう少しがんばってみようと思っています。大分体がシートラに慣れてきました。何処かでミニモノを見れることを期待しています。
子供達を上げる前に下見に避難小屋まで・・・、と思って出発しようとしたらヤマレコで見覚えのある車がの方が出発
雰囲気だけで「間違いない!」と確信、追いかけたのですが(こちらは軽い登山靴)ダメでしたね。
h2013mさんの記録は大好きなのでこれからも参考にさせてもらいます
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