アヤメ平・荘厳な終日の輝き
- GPS
- 14:17
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 1,358m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 4:34
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 2:36
天候 | 16日晴れ、17日小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気の良さそうな火曜日小野子山へ女房と行くつもりでしたが足が痛いとキャンセルです、天気予報を確かめて前から一度行って見たかったアヤメ平にテントを持って行きました。富士見下、アヤメ平でレコを検索したら4月29日にスキーで入ったのが有りました。車道は除雪してあるようです。誰か入っているでしょう、トレースはあるだろうと地図も持たずに来ましたが・・・
富士見下には1台の車も有りません、今日はテンパクなので大きなザックで重く肩に食い込みます。少しすると慣れて来るのですが、それまで重い思いを我慢です。道は除雪してありこのまま富士見小屋まで土の道を歩けるのだろうかと進むとキャンプ場の様な広場の上で除雪のブルトーザーを発見、運転をしているのは富士見小屋の主人でした。そこからは雪の道を確かめながら(広さと角度)辿ります。雪の深い所はまだ3,4mの雪が道に残ってます。雪はしっかりしまって、持って来たワカンもピッケルも只重いだけになりましたが歩き安くて助かりました。
やがて皇海山が見え、アヤメ平の山頂が見えますが、そこからもまだまだ遠く休み休みカメラで撮っては歩きました。トレースは全く有りませんが道はよく見れば分かります、3時間ほど歩きようやく富士見小屋に着きました。
富士見小屋の尾瀬ヶ原の看板が雪に埋まって上だけ出ています。一休みしてから最後の道を(?)感を頼りに登りました。夏の木道はくねくねしていた記憶があり、左側の切れた淵を長く登ったと覚えてました。竜宮に降りる道標は埋っているのか分かりません。踏み抜く心配のない樹林の中を登ると木道が1部分現れ一安心、後ろを振り返ると大きな燧岳がすっくと見えました。雪原を右に行って見ると尾瀬ヶ原がまだ真っ白に見えました。池のあった所の様でした。また現れた木道の先にアヤメ平の道標と休憩ポイントは乾いています。今日はこの上で寝るつもりです、人がいると厭らしいけど、この分だと誰も来ない予想です。
1年半ぶりのテン泊何とか設営してから。去年の秋三条の滝へ行く時、このアヤメ平に初めて来ました、夕暮れ前この場所で大きなカメラを持った大宮の人と話をしました。ここからみる至仏山の夕焼けが一番いいんだと教えて貰いました、燧岳の朝焼けより良いそうです、その日没を撮ってから下山するそうでした。年に何度も来て写真を撮るそうです、雪のある時もスノーシューで来るそうで、雪の時は湿原を向こうまで歩いて行けるんだと聞き行って見たいと思いました。アヤメ平は湿原が現れてますが回り込めば雪が残っています。尾瀬ヶ原が見えるところまで雪の残っている所を回り込んで北に歩いてみました。湿原は雪解けが進んでいる所もあり気持ち悪く尾瀬ヶ原が見える所まで行ってみました。見晴らしから竜宮の辺まで見えました。燧岳の左には会津駒ケ岳がまだ真っ白です。
景鶴山と平ケ岳が近いです。すぐに自分の足跡を辿ってテントの我が家へ戻り夕食の支度、あれ持って来た筈のお酒が無いと慌てましたがザックの下の方に有り、周りの山々を見ながら豪華な乾杯です。5時することが無いので寝袋に入りウトウト、目が覚めたら今豪華ショーの始まりでした。
寒くテントから半身を出して撮ってました、最後のクライマックスは思わずテントから這い出て撮ってました。真冬用の服を持って来てませんでしたが、夕焼けと朝焼けを楽しむのには真冬用の服が必要です。至仏山の右側の上越国境の豪華ショーに満足して、寝袋に戻りました、風もなく静かな静かなアヤメ平の夜でした、静かな長い長い夜にラジオを持つべきと思いました。興奮して何度も目が覚め、たった一人の寂しいような気持もありました。
今年は富士見小屋は営業するのでしょうか?みんなの登山部との話は進んでないようです、近い所なので協力しようとも思っているのですが・・・
深夜雨が降ってきてしまいました、鬱々しながらザックカバーが50l用でワカン、ピッケル、マットがはみ出るなーなどと思いながらいつしか寝ていました。朝も小雨です、地図を持ってないし天気も悪そうで朝食を食べ帰ります。濡れて困るものだけビニール袋に入れパッキング降ってないのでザックカバーは掛けずに歩きました。帰りはGPSを持っているので心配ないのですが見ないで樹林の中をあっちこっち歩いて下山すると竜宮への道標が頭だけ見えて有りました、竜宮まで4キロ雪のここを降るのはルートを入れてないと大変すぎると思いました。富士見小屋が見え一安心です。天気は悪いけど自分の足跡も道もあり、アイゼンを付けようかと思いましたがツボ足で安全でした。来る時は5時間弱でしたが帰りは半分の2時間半で下山できました。何度も訪れたいアヤメ平になりました。
コメント
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おはようございます。
ハードな山行きが続きますね。
そちら側から尾瀬に入ったのは、もう40年も前です。
夜行電車で行って、深夜バスに乗り辿りついた記憶が有ります。
私はテントを捨てました。ただツエルトだけ残して。
そろそろおっかなびっくりで、高い山へとも目論んでいます。
haretaraさん こんばんは。
有難うございます。
40年前ですかその頃は富士見小屋も賑わっていたのでしょうねー、皇太子も泊まったそうです。昔は大変でしたよね、でもみんなバスや電車でしたね。ここは駐車場は只ですが鳩待峠と違って少し遠いですね。アヤメ平は良い所ですね、家から2時間で登山口まで行けるので今後何度も行きたい所になりました。
テントを捨てたのですか~?ワァオ、目の方はどうですか?無理しないで様子を見ながら高度を上げて下さい。楽しみにしています。
yumeさん、こんばんは。
いやはや、ハードな山行をされ
70歳を超えたとは思えない若さですね。
自分のあまりにも低レベルな山行が恥ずかしくなります。
ご一緒できる日が都合つかず申し訳ありません。
aonumaさん こんばんは。
いえいえ、ルートが2日で倍になってしまいました。林道を歩くだけなんですよ。ここは尾瀬でも駐車場が只です、もっとも1台も停まってませんがね。 でも良い所なのでいつか一緒に行きたいですね。角間山もインレッドさんのお気に入りの山です、まだ行ってないのですが行ってみたい山です。
hagureさんが27日から2週間インドに行くそうです、帰ったらaoさんとまたコラボしたいと言ってました。賑やかに行けると良いですね。
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