京都府最高峰 皆子山から花脊峠・鞍馬へ
- GPS
- 09:23
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,400m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスは2台になりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平〜皆子山はハイキングルートで良く整備されています。 皆子山〜(鯖街道)の峠付近は踏み跡、テープを参考に地形をよく見て歩く必要があります。 大見〜花脊峠は林道で4輪車の移動は困難な部分もありますが、徒歩は問題なし。 花脊峠〜旧花脊峠は踏み跡明瞭。 旧花脊峠〜鞍馬は踏み跡、テープを参考に地形をよく見て歩く必要があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
京都府最高峰の皆子山から、滝谷山、鞍馬山と北山の隆起準平原を歩きました。
京都盆地から北山を見ると、尖ったピークはなく、山頂部はなだらかです。
実際に歩いてみると、どこも山頂付近はなだらかで、特に皆子山の西側には長閑な平坦部が広がっていて、まるでどこかの公園のようです。
面積は狭いものの、同様の平坦面が滝谷山にも鞍馬山にもありました。
北山全体が隆起する前の準平原が見えたような気がしました。
皆子山の東尾根コースはひたすらの登りが続きます。道はしっかりしていて、迷う所はありません。高度が上がるほど傾斜は緩くなっていきます。途中の見晴らしは悪く、京都府最高峰といえども視界はほとんどありません。この日は晴天でしたが、霞か靄か水分が多く、空も真っ白。琵琶湖が見えるポイントでも、琵琶湖大橋がかろうじて見えるくらい。対岸はほとんど見えません。
山頂では蜂がブンブンうるさいのでサッサと移動。
山頂から西へ緩やかな草原が続きます。
踏み跡がそれなりにあり、テープ・リボンも設置されています。自分が行きたい方向かどうかの認識が必要ですが、けっこう助けられました。
尾根は細くなり南西へ、さらに微妙に屈曲しながら北西へ尾根をたどって下っていきます。道へ出る直前に尾根は大きく左へ旋回します。
道は鯖街道。ランナーが走っています。ウルトラマラソンの当日やったんですね。
1000人もの人が次々と追い抜かれています。道はほぼ広く何の問題もありません。
山でこんなにたくさんの人に追い抜かれるのは初めてです。ついペースが上がってしまいました。
滝谷山へと林道を外れて上ります。歩きやすい道です。山頂がどこか分かりにくい平坦な地形が細長く続いています。視界もありません。
また林道へ戻って、杉ノ峠のエイドステイションをすぎて、花脊峠までランナーに抜かれつつ急ぎ足でした。
花脊峠からはまた誰にも会わない山道を行きます。
峠より少し北側の小さい谷沿いから入り、後はまた尾根を登っていきます。ピークには天狗杉と名が付けられているようですが、それらしき杉は見当たりません。旧花脊峠へ下ります。
旧花脊峠からはほぼ平坦な林道を南下します。途中、通行止があったりしますが、南下を続けます。林道が右へ曲がっていくところでまた山道へ入り、南下を続けます。
平坦面は細くなりつつも南北方向へは続いています。最後は鞍馬寺の階段を下って鞍馬駅へゴールしました。
南北方向の花折断層と平行な多数の断層が隆起準平原を切り裂いて、そこから侵食が進んで京都北山のこんな地形ができたイメージが私の頭の中で膨らんでいきました。
コメント
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こちらを参考に、皆子山に行ってきました。本当に参考になりました。
ただ、鯖街道の歩きに体力と気力を奪われてしまい、鞍馬山に回るのを諦める羽目に(そのくせ、花脊峠から鞍馬までの舗装路が今日一番の難事でした)。
お疲れさまでした。
皆子山の山頂西側は本当に気持ちの良いところですね。
ただ、コースが悩ましく、このコースも下りてからは鯖街道を歩く退屈なルートになってしまいます。花脊峠あたりからバスに乗るのが無難でしょうか。
私は赤線つなぎのために、無理に山をつないで鞍馬まで歩いたというところです。
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