大菩薩嶺周回トレラン 甲斐大和駅始点
- GPS
- 08:05
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,504m
- 下り
- 2,491m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 8:05
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
【はじめに】
こんにちは、砂糖次郎です。
自分のトレランは色んな山に回りたいという思いから始めました。
今回は一年前ぐらいから計画だけは上げておいたトレランです。懸念材料としては破線ルートがあったため日が長いときでないとちょっと読めないなというのがあったので、この時期になりました。日の長さでいったら今は日没が19時ですからね
【甲斐大和駅-湯ノ沢峠】
前は東京の北東側に住んでいたので山にアクセスするのに時間がかかりましたが、今はちょっと近くなっていい感じ。今回の甲斐大和駅も7時半には着きました。
家を出るときは小雨が降ってたのですが甲斐大和につくころには快晴に。天気予報は合ってますね
甲斐大和駅に降りる人はほぼここからバスに乗って上日川峠まで行き、大菩薩嶺に登るんですが、自分はお金がないので走りますw
ロードなんですが基本的に登りのため、走りますがあんまり速度が出ません。
ただこういうのは速度じゃないんですね。前に進むという気持ちが大事です。
走って1時間ぐらいで峠に向かうバスに抜かれながらも、乗っている人にはあとで追いついてやるという気持ちを持ちつつ、日陰を選んで走ります。なんていったって快晴。まだ涼しいですが早いうちから暑さ対策をしないとね
やまと天目山温泉のところで焼山沢真木林道に入ります。
この林道はそこそこ荒れているので大きな水たまりをよけつつ、ひたすら登りのロードを走っていきます。
傍らには川がずっと流れており、涼味が感じられますが、ロードはつまらないので最終的に音楽を聴きながら走ってました。
途中、湯ノ沢峠への登山口があるので勿論そちらに
この道が素晴らしい。
沢沿いの道ですが、バラエティに富んでいてとても走るのが楽しい。
ときには歩かざるをえないですがそれもまたいい。
湯ノ沢峠には甲斐大和駅から2時間で着きました。
ここまでで1000mを稼いできました。
【湯ノ沢峠-牛奥ノ雁ヶ腹摺山-大菩薩嶺】
湯ノ沢峠を過ぎると本格的に縦走が始まります。
まずは白谷丸へ。この登りが急登できつい!
ただ展望が開けている箇所が複数あり、とてもいい感じです。
涼しさも高度をあげるほどにより増してきました。半袖短パンにとってはちょうどいい気候で気持ちいです。
白谷丸、黒岳、川胡桃沢の頭と次々とピークを踏破。
そしていずれの道も展望が開けていて楽しいです。
トレイル100選をするのならこの道はぜひ入れたいですね。
そして次のピークは牛奥ノ雁ヶ腹摺山。すごい名前の山です。牛奥ノ雁ヶ腹摺山。ひらがなにすると「うしおくのがんがはらすりやま」です。牛奥という地域がここらへんにあり、雁ヶ腹摺山という山もここらへんに複数あるから、区別をつける意味でなった名前だと思いますが、すごい名前です。
山頂は展望が良かったですが、すぐに通過
次の小金沢山を過ぎると、しばらく素晴らしい展望はおしまい
木の根っこが露出する走りにくい道に。いや走れないのでここらへんは終始歩いてます。
北側から歩いてきた人たちも多く出会いました。みんなはどっからアクセスするのかは謎ですが、結構人気の山域なんですね。大菩薩嶺だけに人が集まるんだとばかり思ってました。
そして、ここらへんですれ違った人たちは明るくマナーのいい人たちばかりでした。こういうのも気持ちいいですね
石丸峠付近でまた展望が開け、大菩薩峠までのちょっとの樹林帯
そこを抜けると大菩薩峠に到着、結構な人で賑わってました。やっぱり100名山。快晴もあって大人気ですね
大人気すぎてあんまり進めません。が、それもありありです。
ここまでは5時間かかるかなと思ってましたが、4時間半ぐらいとかなりいいペースです。しかも初めから疲れを引きずっているので全然頑張っていないのにです。
さんちょー!本当は目印だけを撮影するだけの予定でしたが名古屋からきたノリのいい団体さんがとってくれました。
ありがとうございます。
右足のテーピングは先週転んでから痛みが出るのでやってます。道中、心配してくれた人が多くて、心が温まりました。
【大菩薩嶺-嵯峨塩-甲斐大和駅】
ここからは下山です。福ちゃん荘に降りるんですが、結構ここも人が多い。
ただロッヂ長兵衛まで降りるとここが上日川峠なのでバスに乗る人が大半です。
自分はまだまだ走りますが、ここからは破線ルート。
通常あまり歩かれていないルートを行きますので入り口を見つけるのも慎重に
市民駐車場の脇に。砥山というのがありましたのでそちらへ行きます。
破線ルートなのでどんなもんじゃいと思っていたり、あれ、全然いい道じゃない。なにが破線ルートなの?と走っていると蜘蛛の巣にちょくちょく当たります。
歩かれていないんですね。
そして標識もなにが書いてるか分からないです。
一部踏み跡が不明瞭なところもあるので、初心者はいかないほうがいいかもしれませんね
しかも途中林道に出たりもしますが、復帰したりもするのが地図をちゃんと見ないとわからないです。
途中からは源次郎岳という方向を目指します。ここらへんも分かりにくいポイントですね
そして大菩薩嶺の下りから左の大殿筋が痛かったのですが、ここらへんで走るのが困難なぐらい痛い。いや正確にいうと時折電気が走るように痛みが走るので、走ることができるんですがそこまで頑張れないです。ストライドを短くして置くように足を進めると痛みがあんまりないので、それで対応
最後の最後らへんは結構迷いやすい道でしたが、すずらんテープを頼りに下山。
そして道が塞いであるかのように木がありました。
そこにはすぐに温泉がありますとの文字。なんてグッドタイミングであるんだ!
と思いましたが自分のゴールは甲斐大和です。今日は温泉はなしです。
ロード部分は歩くことはありませんでしたがペースは上がらない。ただこれで満足でした。
途中で竜門峡というところの遊歩道に行きます。遊歩道といいつつトレイルなので楽しいです。
竜門峡は渓谷の景観を楽しめます。自分も楽しみます。勿論走って。
水に近くて滑りやすくなっているので注意が必要ですが、終盤になって一番楽しくなってきました。
ロードに復帰してからも痛みのため、ペースをあげることはできませんが、ずっと肌が粟立つように幸福感というか気持ちいい感じが保てます。ランナーズハイなのでしょうか?でも痛みは終始あります。よくわかりませんが、充実感のひとつであることはたしかです。
そしてゴールの甲斐大和駅に着きました。
ちょうどバスも到着したらしく、数多くの人がいます。
そのなかには山頂付近で挨拶した人も含まれてて、バスとランは速度が変わらないということが証明されましたwまあ便が少ないんでしょうねw
この日のシューズは大事をとってクッション性が高いカスケディア11。やっぱりいい靴です。
【まとめ】
今回の道はとにかく眺望と走りやすさのバランスがとても良かったです。
こういう行きづらいところもトレランなら行きやすいところになります。
関東近県の山はだいたい登っている自分ですが、細かいところを見ると逃しているのも多数あります。だから今後もそういったルートを見つけて走っていきたいですね。
コメント
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いいトレイルだよね。私も好き。
お疲れちゃんでした
そうね!前に三頭山に抜けたときも良かったし、なかなかいいところだね。ちょっと行きづらいけど
夕暮れに飛び去る雁の腹が擦る(ほど高い)山ということらしいよ。前に湯立人鉱泉で聞いた話では。
へー。そうなんすかー。でもその山が複数あるってことはあんまり区別つけて呼んでなかったかもねー。
本当に美しいルートですよね。
コース取りをよく見ましたが、面白いですね。時期を見てやってみたいと思います。
ちなみに以前に似たようなコース取りをしたときは、ハマイバ丸〜大鹿林道で下山しましたが、この林道が半端ない落石のあとがあり、驚いた記憶があります。
ちょっとおっかないです
是非是非ー。
東側もまだあるんで、気になってるんで、そちらも回りたいと思います。林道に落石が残っているのは怖いですねー
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