七倉岳(船窪新道)
- GPS
- 08:26
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 8:25
天候 | 晴れ!(稜線の東側はガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・七倉登山口から船窪小屋まで高低差およそ1400mあり、 10分割されて標高差140mごとに1/10から10/10の道標があります。 ・5/10を過ぎるとチラホラと雪が出始めます ・上の方はリボン・テープ類が少なく、夏道が雪で隠れているところは ルーファイしながら進む必要がありました。 ・アイゼン&ピッケルは使用しませんでした。 ・本日の登山者はボクたちだけ。誰とも会いませんでした。 ●七倉登山口〜唐沢のぞき ゲートを通過して七倉沢にかかる橋を渡りトンネル入ってすぐ右手に進みます。 七倉沢の右岸を進むとすぐに登山口の標識がありここからスタート。 山腹に付けられた九十九折の急登を登り標高1420m付近で支尾根に乗り、 1536.7(3/10)で七倉尾根に合流します。 ここからしばらくは緩やかな登山道が続きしばらく進むと唐沢のぞきへと至ります。 この辺りは送電線巡視路もありますが船窪小屋の標識に従って進みます。 ●唐沢のぞき〜天狗ノ庭 標高1600mを過ぎると再び急登し1680m付近で岩小舎を通過し、 1800m付近に5/10の標識を通過します。 1930m(6/10)〜2080m(7/10)が鼻突八丁と呼ばれる ハシゴが連続する急登区間となり、雪が付いているところの下りは要注意。 鼻突八丁を過ぎると残雪が豊富になり標高2200m辺りまで続きます。 残雪帯を抜けて岩ゴロの夏道を辿ると次第に周囲の視界が開け始め、 天狗ノ庭(2312)に到着と同時に森林限界を超えます。 ●天狗ノ庭〜船窪小屋〜七倉岳 天狗ノ庭から先はハイマツ帯の中に走る夏道を伝います。 標高2450mで稜線の南端に出ると再び残雪歩き。 東側に張り出した雪庇に注意しながら進みます。 10/10の標識から先は完全に夏道。しばらく進むと船窪小屋へと至ります。 さらに先に進み、テン場・烏帽子岳へと続く稜線と蓮華・針ノ木へ続く稜線との 分岐を蓮華方面に進むと程なく七倉岳(2507)山頂に到着です。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 七倉山荘(650円) この日は貸切&露天風呂の目の前に広がる新緑と高瀬川のせせらぎが最高でした |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
雪山と夏山のはざまのこの時季、人が少なそうな七倉岳へ。
予想通り、ってか予想を上回って、誰ひとりとも会うことなく静かな山行となりました。
七倉岳は以前登った時はガス。
今回登ってみて、こんなに眺望が良いのかと驚き。
さすがは北アの中心部。北部と南部の両方の眺望が楽しめました。
七倉尾根は今回初めて。
ご近所の竹村新道やブナ立尾根と同様に
船窪新道もグイグイと標高を上げていく感じ。
雪がどのくらい残っているのか分からず冬靴で登りましたが、
5/10から下は完全な夏道。下りがツラかった。
鼻突八丁より上は雪道と夏道が半々くらい。
結局アイゼン・ピッケルは使わなかったけど、
雪は柔らかく滑りやすい状態だったので、
夏靴だと濡れたり滑ってたりしてたのかもなぁ。
ビミョーなところ。
さて、これで今シーズンの雪山納めになるのかな。
そろそろ雪山はもういいかな……
新緑のなかを身軽にあるきたいなぁ、
と思っていましたが、
さいごに一回、雪山納めにいきました。
足元のみ冬仕様でのぞんだ船窪新道は、
ほとんど雪がなくて、しかも急な登りがつづき苦しみました。
夏靴だったらなぁ……とも思いましたが、
当然まだ雪のあるところもあって、冬靴に助けられたところも。
それでもぐずぐずの斜面ではけっこう転んですべったし。
この時期は装備がなかなか難しいです。
飲み物とかも、熱い紅茶をもっていくか、冷たい麦茶をもっていくか悩むし。
先週の富士山ではありがたかった紅茶は、
今回はさほど飲むこともなく、プラティパスのお水ばかり飲みました。
それにしても!七倉岳ってほんとすばらしいところ!
この時期こんなに人がいないのもびっくりだったし、
北アルプスのスターたちが勢揃い!!!
登っている最中は芳しくない天候でガスが押し寄せていましたが
山頂についたら、ぜーんぶ見えて震えました。気持ちがよかったなぁ。
またこの時期に来たい。
できたら、もう少し雪があるときに来てみたいと思います。
おしまい。
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