奥秩父縦走だよ！ 柳平~北奥千丈岳~大弛峠〜金峰山〜瑞牆山荘

2017年06月03日(土) ~ 2017年06月04日(日)

• GPS: 29:24
• 距離: 25.4km
• 登り: 1,717m
• 下り: 1,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:39

8:26 牧丘町柳平
8:36 8:38 柳平ゲート
9:16 9:16 六本楢峠
11:42 11:51 白檜平(窪平)
13:18 13:25 奥千丈岳
14:42 14:56 北奥千丈岳
15:04 15:04 三繋平
15:10 15:15 国師ヶ岳
15:21 15:22 三繋平
15:27 15:27 前国師ヶ岳
15:48 15:52 夢の庭園
16:05 大弛峠

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:13
• 合計: 8:31

5:18 大弛峠
5:51 5:51 朝日峠
6:13 6:14 大ナギ
6:35 6:47 朝日岳
8:05 8:11 金峰山
8:21 8:35 五丈石
9:01 9:09 金峰山小屋分岐
9:21 9:26 千代の吹上
9:44 9:44 砂払の頭
11:53 12:08 大日小屋
12:22 12:22 鷹見岩分岐
13:00 13:12 富士見平小屋
13:49 瑞牆山荘

天候

晴れ！空気が澄んでいて遠くまでばっちり見えました。
寒かったよ。朝は霜が降りました

アクセス

利用交通機関：

バス

JR中央線の塩山駅からバスで柳平（金峰山荘）まで向かう。
土日のみ1日3本。マイクロバス。

帰りは、瑞牆山荘からJR中央線の韮崎駅まで。小型バス。

コース状況／危険箇所等

鶏鳥山西林道は問題なし。
しらび平〜北奥千丈岳は道が細い。倒木多しだが、迷う心配は少ない。
以降は一般ルートなので省略。特に問題なし。

その他周辺情報

瑞牆山荘からの帰りのバスに乗った人の多くは増冨温泉で途中下車していました。
この区間は特例で韮崎までの乗車券で途中下車できるようです。

写真

6/3 8:24

塩山駅からバスで柳平に到着。ここから歩く人は珍しいようで、金峰山荘の人にルートを尋ねられる

6/3 8:24

狭い駐車場とおトイレ

6/3 8:33

ミツバツツジが満開でした

6/3 8:38

ここから冬期通行止め区間です。6/1に開通したばかりだよ

6/3 9:00

菜の花

6/3 9:02

富士山が見えた

6/3 9:06

高所に咲くタンポポは下界のそれよりもきれいだと思う

6/3 9:14

6/3 9:16

ちず

6/3 9:22

1時間ほど歩くと鶏冠山西林道分岐点。車も10台は止められます

6/3 9:23

ここをくぐります

6/3 9:45

タチツボスミレの群落

6/3 9:46

色が薄い。別の種類かも？

6/3 9:59

歩きやすい林道です

6/3 10:41

再び富士山が見えてきました。標高が上がってきたのがわかりますね

6/3 10:54

源流っぽい雰囲気。とってもきれい

6/3 10:54

しろばなのへびいちご

6/3 10:54

たんぽぽ

6/3 10:55

スミレは種類が多くて区別がつきません

6/3 10:55

6/3 11:02

黒金山が見えてきました。その向こう（見えないけど）は乾徳山や西沢渓谷方面です

6/3 11:23

フデリンドウ

6/3 11:23

6/3 11:41

しらび平到着。ちゃんとした看板がありました

6/3 11:41

この広場で休憩

6/3 11:42

こちらからは黒金山方面のルート

6/3 12:07

朽ちているけど読める看板

6/3 12:08

ミヤマカタバミ

6/3 12:24

立ち枯れ

6/3 12:50

道、細いです

6/3 13:00

倒木の道。ここ、道ですよ

6/3 13:17

奥千丈岳到着。ピークでもないし、眺望もありません。でも、休憩

6/3 14:12

奥秩父らしい道

6/3 14:14

雪。実はコケました

6/3 14:36

このルートは石楠花新道といいますが、シャクナゲがあったのは山頂付近だけ。当然またつぼみでした

6/3 14:37

山頂直下の岩

6/3 14:46

立派な看板の北奥千丈岳。奥には金峰山も

6/3 14:46

奥秩父最高峰（2601m）の景色を楽しみます

6/3 14:46

ここまでほかの登山者とは全く会いませんでした。

6/3 14:46

6/3 14:46

6/3 14:46

6/3 15:03

北上して、国師ヶ岳の分岐点

6/3 15:09

こちらは日本三百名山らしい

6/3 15:09

さっきまでいた北奥千丈岳

6/3 15:09

6/3 15:11

6/3 15:26

このピークからも眺望あり

6/3 15:34

名物。とても長い木製会談

6/3 15:50

夢の庭園には若い人が

6/3 15:54

大弛峠の駐車場がみえてきました

6/3 16:03

大弛小屋到着。裏はぼろい

6/3 16:03

表はこぎれいです

6/3 16:31

駐車場

6/3 16:33

6/3 16:35

ここからの予約制タクシーは土日のみ1日2本

6/3 16:35

6/3 16:36

6/3 18:18

本日デビューのニューテント。nemoのATOM2P。テントマニアのオイラがいうけど、かなり良い出来。格安。今シーズン最大のおすすめです

6/4 5:10

出発前に小屋をパチリ。7名ほどの宿泊だったようです

6/4 5:10

6/4 5:11

かっこいいぞ

6/4 6:22

富士山

6/4 6:22

南アルプス

6/4 6:26

寒かったです。霜柱ちゃん

6/4 6:36

金峰山方面。なだらかな稜線ですね。

6/4 6:38

6/4 6:38

途中の朝日岳

6/4 7:00

最低鞍部

6/4 7:14

6/4 7:14

ミツバオウレン

6/4 7:45

シャクナゲと残雪

6/4 7:48

八ヶ岳と瑞牆山

6/4 7:49

ハイマツ帯。奥秩父とは思えない景観です

6/4 7:52

内側が曇っているオイラのプロトレック。これって不良品？

6/4 8:06

金峰山山頂到着

6/4 8:09

ちょこっと降りたところに

6/4 8:10

山頂を振り返ります

6/4 8:12

6/4 8:30

五丈岩に登っている人が…

6/4 8:30

オイラ絶対無理

6/4 8:31

6/4 8:36

横から見るとオーバーハングしているのがわかる

6/4 8:36

アルプスの縦走路みたい

6/4 8:39

ミネズオウ

6/4 8:39

6/4 8:48

6/4 8:58

振り返ります

6/4 9:18

千代の吹上付近。高度感はあるけど、怖くはない場所ですね

6/4 9:39

6/4 9:42

ここから先は樹林帯に入ります

6/4 9:42

6/4 10:35

6/4 10:35

ようやく出会えた咲きかけのアズマシャクナゲ

6/4 11:27

大日岩

6/4 11:44

標高2000mを少し上回った場所が一番きれいでした

6/4 11:55

入り口の壊れたままの大日小屋

6/4 11:59

中は意外とまともかも？テント場もあります

6/4 12:20

鷹見岩方面は通行止め

6/4 12:59

富士見平山荘付近はなんだがリゾート地って感じの雰囲気。明るくてとってもきれい

6/4 12:59

前に来たときはつぶれそうな小屋だった記憶があるが…。おしゃれになっています

6/4 13:46

瑞牆山荘が見えてきました

6/4 13:57

バス停到着

6/4 14:11

ばす

6/4 14:29

ほぼ満席でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

夏の一般装備

備考

行動食忘れた。初めての経験。
食料（特におつまみ）がたくさんあったので問題なかったが…。

感想

takerin0708

今年最初のテント縦走。ちょっと寒かったけど、天候に恵まれました。
湿度が低かったため、冬場のように遠くの山が見えましたよ。

塩山駅7時30分の予約制バスで、柳平に向かいます。
マイクロバスは23人が乗車。オイラを除く全員が柳平にて大弛峠行の
ジャンボタクシーに乗り換えました。

川上牧ヶ丘林道を歩くこと約1時間。
鶏冠山西林道（西沢スカイライン）との分岐が見えてきます。
綺麗な森の中の静かな林道です。2時間は長く感じませんでした。

しらび平からはシャクナゲ新道に入ります。
ところどころ倒木で歩きにくく、また道も不明瞭な場所がありますが、
基本的に尾根道。道迷いの心配は少ないでしょう。
しらびそとコケに覆われた奥秩父らしいコースです。

北奥千丈岳までは誰とも会いませんでした。
残雪の踏み跡が1人分しかなかったので、オイラが今シーズン2人目の
登山者かもしれませんね。
その北奥千丈岳の山頂からの景観はさすがです。奥秩父最高峰ですから。
2日目に向かう金峰山へ緩やかな稜線、富士山、南アルプス、
甲武信ヶ岳や雁坂峠へ続く奥秩父主稜線などなど。

10分ほどで国師ヶ岳に到着。なぜかこちらは三百名山。
標高も眺望も北奥千丈岳の方が上なんですけどね。

すごく有名な長い階段を下り終えると本日の宿泊地、大弛峠のテント場です。
7番目の到着で、最終的には8張でした。25張まで大丈夫なようです。

今回のテントは、今シーズンのニューモデル。nemoのATOM-2Pです。
同メーカーのTANI-2Pよりも定価で21600円も安いモデルですが、
なかなか出来が素晴らしい。
特に台形の前室。とても広いですよ。
また、生地も厚く安心感があります。その分、重いですが…。
今年はこのテントが多くなりそうですね。

大弛峠から金峰山までは、文句なしに歩きやすいルートが続きます。
朝日岳からの鞍部を過ぎると、だんだんと高山帯らしい雰囲気。
森林限界を突破して、奥秩父唯一のハイマツ帯に突入すると、
今まで見えなかった八ヶ岳、その手前に瑞牆山。そして北アルプスの
山々まで目に飛び込んできます。
大岩を乗り越えて山頂に立つとまさしく360度の大展望。
標高こそ、北奥千丈岳に劣るものの、奥秩父の盟主らしいです。

少し降りて五丈岩の前で休憩。
登ろうとする人が結構多いのですね。
みんな途中で断念するのですが、1人だけスルスルとてっぺんまで。
見ていたオイラはハラハラです。
高所恐怖症ですから。
横から岩を見ると、反対がわはオーバーハングしている。

砂払いの頭までは、大岩ゴロゴロの歩きにくい道です。
大型ザックの縦走装備では大変。
この区間が一番時間がかかりました。
樹林帯に入ると少しは歩きやすくなります。

シャクナゲに出会えたのは、大日岩の手前。
株は多いのですが、つぼみは少なく、今年はシャクナゲのはずれ年かも。

廃墟のような大日小屋、リゾート地のような雰囲気の富士見小屋を経て
瑞牆山荘に到着です。
ここからは瑞牆田園バスにて韮崎駅に向かいます。
途中、増冨温泉で半分以上の人が下車し、ほぼ同数の人が乗り込んできました。
みんな、ここでお風呂に入るのですね。

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さて、次の6/10の週末もお出かけします。
上信越国境の白砂山、那須連峰の南月山が候補かな〜
天気と相談です。