塩見岳で山頂ステーキ
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- GPS
- 12:49
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 2,301m
- 下り
- 2,299m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 12:45
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉登山口から水場まで夏道でした。 三伏峠手前から塩見小屋まで夏道30%、残雪70% この時期にしては多めの残雪。 塩見小屋〜塩見岳は全て夏道です。 アイゼンを使ったのは本谷山の先〜塩見小屋手前まででした。(帰りは全てツボ足) ピッケル、スノーシューは装備したが使用なし。 この日は気温低めで踏み抜きは少なかったと思うが、陽当たり場所では腐雪で苦行となりそうです。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
フリース
靴下
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
調理用食材
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ソフトシェル
スノーシュー
ストック
椅子
|
---|
感想
天気予報と休みがいい感じになった6月。
狙っていた塩見岳を決行する時がきた!
登山口まで130劼瞭残も峠道なので早出発したかったけど、自宅を出れたのが5時前と既に明るい空の下を高速道路も使わず下道ドライブ。
鳥倉ゲート駐車場に7時到着。
時短アイテムの自転車を用意してると仕度に30分近くかかり、歩いてもあまり変わらない感じになってしまいそう。
出発して軽快に自転車漕いでると意外と登り坂なんだこの道、、駐車場で挨拶した方に追い付いたのも半分以上先で、やはり仕度時間がプラスされると時短効果は少なそうです。
登山口に着いて自転車デポ、歩き出したら太腿が違和感。
自転車で足がやられた!
もっとゆっくり漕げば良かった。
三伏峠までの登りで時間を取り戻したい(出発時間からの遅れを)
ガンガン登るもなかなか進まないというか、なかなかの長いコースに新設された標識でペースの目安には助かるが、何度歩いても楽じゃないと思いながらまた来ている自分に『何が楽しい?』とか聞いてみたいものだ!
歩き始めて1時間57分で三伏峠に着く。
ペースはまあまあでも既に10時前のいい時間。スタートの遅さが悔やまれる。
休むことなく先を急いで歩く
烏帽子岳分岐では6月とは思えない程の残雪。
予想通りの雪の多さがうれしいと思ったのはこの辺りまでだった!
三伏山で樹林を抜けると夏道になり、小高い山頂(三伏山)で気持ちいい青空で展望も最高!
朝に自転車で追い越したおじさんが三伏山までって言ってたのが羨ましく思えた。
写真撮ったりして先へ進むと雪はあるし、下る下る、登り坂では夏道になったり残雪あったり、足が重くなると朝ごはん食べてないことに気付く。
本谷山まで行ってから朝ごはん休憩を目標に歩くけど、なかなか着かない(完全にバテ気味)
11時06分本谷山の山頂で座って休む。空も曇りで西からの風も冷たい。
パンを食べていると、塩見岳までの行程が頭の中で重くのし掛かる。
3年前の6月に来た時は、ここまで(本谷山)は夏道続きで歩いたけど、この先の塩見小屋までの登り坂の残雪で苦戦した記憶。今日は既にその時の塩見小屋まで歩いた感じを超えてる!
白く曇った空を見ながらそんな事を思いヤル気損失気味で休憩を終えて、先へ進んだ。
途中で道が細くツボ足では大変そうなのでアイゼンを付けた。
広い樹林でトレース失い、GPS地形図を頼りに尾根への急坂を樹木を避けながら進み、もう少しで抜けそうになった辺りで人の声が聞こえてきた。
ハイマツの隙間から夏道に出ると二人の方がいてご挨拶すると、別々でソロの方だった。
一人は先の塩見小屋まで行ったが時間ないので引き返すとの事でした。
もう一方は山頂目指している日帰りの人で少ししたら先を譲ってもらった。
塩見小屋手前から夏道なのでアイゼンをしまう。
この先、山頂目指してガシガシ行きたい気持ちなのに足は重いし荷物も重い。久しぶりのバテ具合いにペースは激遅となりながらも休んでいる時間はない『最高な景色の山頂でステーキ食べるぞ!』って言い聞かせて疲れた身体を動かした。
天狗岩の過ぎて塩見岳の岩峰がカッコイイ!
ついに来たぞって思うが亀足でノロノロ。
落石注意の岩場を通過して、ついに山頂へ着いた。
素晴らしい景色が前後に広がる
どちらも最高の南アルプスの名峰!
すぐに東峰まで行って北俣岳から蝙蝠岳、仙塩尾根、南に延びる北俣尾根。
しばらく景色を見てから西峰へ戻って休憩開始。
三角点の脇で持ってきた椅子に座る。
風は弱いが陽ざしも弱く、フリースだけでは肌寒いのでソフトシェルを着た。(手元温度計8℃)
誰も居ない山頂に小屋近くで会った方が登頂してきた(良かった)
少しお話すると登頂を諦めずに小屋に荷物をデポして登って来られたようだった。お仕事引退後に百名山完登された健脚な人でした。
東峰にも行って10分程で下られた。
荷物を広げ、保冷してきた食材を出す。
頑張って歩いたご褒美にステーキの時間となりました♪
ピリ辛の黒胡椒と柔らかなヒレ肉が最高の味わいΨ((^-^))Ψ
続きでラム肉もハーブソルト(黒胡椒ミックス)肉厚でジューシーなラムが美味すぎる(;>_<;)
最高の景色を見ながら癒しの時間♪
〆にあんかけラーメンを食べた。
予定通りの2時間休憩を終えて下山開始(16時15分)。
楽しかった山頂にお別れして、美味しいもの食べて元気になった身体は軽快!
岩場を慎重に下り、塩見小屋通過が所要30分(16時42分)
下山目標は19時00分だったけど無理そうなので諦めながらも急いだ。
樹林の残雪もツボ足で下り、踏み抜きも時々あるのでペース上がらない。
ダブルストックのバスケットを夏用に替えてきたのは失敗したと思った。
本谷山への登り返しになった辺りで山頂でお話した方に追い付いたので、ご挨拶して先を譲ってもらった。
ここの登り返しはキツイ!
バテながら本谷山通過17時56分。
少し下った所に、のぞき岩から西側の展望が曇り空の夕暮れに良い景色が見れた。
コルを通過して再び登り返して三伏山に16時39分。
三伏峠小屋前に着くと18時50分。
山頂から2時間35分とまあまあのペースで歩けた。
ここのCTは登りと下りでも50分差しかないのに、登りが2時間以上遅かった!
もう少しで暗くなるので先を急いで水場辺りの雪が無くなる頃にライト点けてナイトハイク。
林道終点の登山口に20時着。
デポしておいた自転車で林道を爽快にかけ下りてゲート前の駐車場へ20時16分到着。
久しぶりの塩見岳
晴天までではなかった天気だったけど
素晴らしい景色と達成感
山頂グルメもハードな行程で旨さ倍増
6月の梅雨入り前を楽しめた
最高の休日でした。
長文になったレコをお読み頂いてありがとうございました。
gakubitoさん
こんにちは。
日夜、私にも行かれそうな日帰り登山を思索していますが、
塩見岳・・・も考えたりもしましたが、このレコを読んで
無理でした↓
きびしそう〜(=゚ω゚)
山頂のお肉はいつもにも増して厚く、ご褒美感MAXですね!
『何が楽しい?』の答えは何だったのか、知りたいです♪
maple19さん
こんにちは。
塩見日帰り大丈夫でしょw
行く時期と時間に余裕あれば問題なしだと思いますよ!
『何が楽しい?』
答えは、、
いつも思うのですが
『登頂して休憩時間に辛かった行程を思い、見る景色に感動する』
『帰宅してから飲むビールが美味い』
これが答えでしょうか。
コメント初めてさせていただきます。
去年の積雪期の甲斐駒のレコもステーキと焼きそば美味しそうと思いました。
私はいつもサッポロ一番ですから山頂でこんな優雅に過ごしてみたいものです。
7月以降、鳥倉から熊ノ平、間ノ岳踏んでピストンを考えているのですが6月入ってもこんな残雪あることにビックリです。
踏み抜きながらの日帰り、流石ですね
tomhigさん
こんにちは
コメントありがとうございます。
サッポロ一番もいいですね♪
鳥倉から間ノ岳ピストンも凄そうです!
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