八ヶ岳の主峰、赤岳登山（真教寺尾根〜県界尾根周回）

2017年06月10日(土) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,387m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:15
• 合計: 8:51

3:59 八ヶ岳美し森ロッジ（たかね荘）
4:15 4:15 羽衣池
5:00 5:00 真教寺尾根登山口
5:02 5:03 賽の河原
6:09 6:11 牛首山
6:27 6:28 扇山
8:41 8:44 真教寺尾根分岐
8:49 8:51 竜頭峰
9:03 9:04 赤岳
9:09 9:09 赤岳頂上山荘
10:29 10:33 大天狗
11:20 11:21 「東方薬師如来」石碑
11:28 11:28 小天狗
12:12 12:12 真教寺尾根方面分岐
12:50 ゴール地点

ヤマレコマップ、ジオグラフィカGPS同時立ち上げ操作。スマホ操作時、ヤマレコマップのGPSは何回か一時停止しながらもゴール地点までなんとか動いていた（歩行時間の表示は明らかにおかしかったが。）が、パソコン上で確認したところ、GPSログは子天狗周辺で終了していたため、今回ジオグラフィカのGPSログをコースタイム表示に使った。
ジオグラフィカのGPSログ完璧。

天候

早朝晴れ、のち曇り、稜線はかなり強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美しの森駐車場（小淵沢ICより20km）で前泊、当日朝にたかね荘駐車場へ(車で5分)
たかね荘駐車場にトイレは無いので、美しの森駐車場をべースキャンプにした方が良い

コース状況／危険箇所等

県界尾根で2箇所鎖場の鎖がの残雪に埋もれている。登り、降り共にできるだけ雪のない部分歩いた方が良い(踏み抜きあり)

その他周辺情報

小淵沢IC近く　延命の湯（http://www.spatio.jp/hotspring/）利用
820円

写真

6/9 18:25

たかみ荘の手前下の方にある砂利の駐車場（無料）です。
ここはたかみ荘ご主人の好意で登山者に開放しているそうです。
ただ問題は・・・トイレがない。

6/9 18:35

1kmほど下の美しの森駐車場（無料）です。
ここは夜間も電気がつくトイレがあります。
ただ自販機の飲み物は「冷たい」しか無かった。
この時期、朝方には暖かいものが飲みたい・・・

6/10 4:05

羽衣の池に行く一番手前の階段

6/10 4:14

羽衣の池に到着しました。
水はほとんど溜まっていません。

6/10 4:29

笹林の後、スキー場をしばらく登り、この看板から右の登山道に入ります。

6/10 5:01

赤岳が見えてきました。

6/10 5:14

本日も富士山が見えます。雲海の上の富士、素敵。

6/10 6:04

牛首山に着きました。見晴らしは良くありません。
先ほどからビュービューと風がうなっています。林の中ですが、風が強いためレインコートを羽織ります。
稜線の風はもっと強そうです。

6/10 7:29

権現岳です。近いうちに登りたい。

6/10 7:43

コイワカガミが足元に咲いていました。

6/10 7:57

赤岳天狗尾根の大天狗、小天狗。なかなかの迫力です。

6/10 7:52

この立ち枯れ地帯を抜けると鎖場が始まります。

6/10 7:58

右手から回り込んで中央部分を登る。

6/10 8:00

右が真教寺尾根（今回の上り）、左が県界尾根（今回の下り）。

6/10 8:01

この鎖場を登る。

6/10 8:05

ここはあまり足場があまり良くありません。足元に安心が置けないという点で少し嫌です。

6/10 8:06

鎖場はまだ続く・・・

6/10 8:13

鎖場の核心部分。足元から下を見たとき、ここの鎖は怖いと思った。

6/10 8:18

左ににトラバースします。

6/10 8:20

もう少し鎖場が続くようです。

6/10 8:41

早朝は晴れていましたが、かなりガスが出てきました。

6/10 8:41

頂上が遠い・・・

6/10 8:44

鎖場は非情にも続く・・・

6/10 8:57

梯子もあるよ。
写真撮影の際、気をつけて置いたつもりのグローブが強風で10m下まで飛ばされ、慌てて取りに行く。

6/10 8:58

赤岳から見た龍頭峰。右側が登山路になっています。竜頭峰のこちら側は平穏ですが、向こう側では猛烈な風。（お姉さん、竜頭峰の向こう側は結構な地獄ですよ・・・・）

6/10 9:04

赤岳頂上と赤岳頂上山荘が見えます。

6/10 9:06

赤岳頂上の分岐案内。県界尾根（大天狗方面）に向かいます

6/10 9:21

頂上三角点タッチ。

6/10 9:21

頂上にある赤岳神社。リニューアルしたのか、結構豪華です。

6/10 9:18

風が強くて寒いので写真を撮ってもらい、さっさと降ります。

6/10 9:09

県界尾根の案内。県界尾根は赤岳頂上山荘の下から始まります。

6/10 9:10

赤岳から見た横岳、硫黄岳。雲が早いスピードで流れています。

6/10 9:12

一番下の☠マークが怖いです

6/10 9:27

下から撮ると怖く見えますが、あまり高度感はありません。

6/10 9:31

足場はザレが多いです。

6/10 9:45

県界尾根から見た赤岳。絶壁です。

6/10 9:53

下りの場合、前半は鎖、後半は梯子を使います。
降りている最中に下から人が来ても慌てないように。

6/10 9:57

こちらも鎖場は続く。

6/10 10:06

ここの上部で踏み抜きした後、頭から滑りました。
なんとか止まって無事でした。

6/10 10:14

登山道に謎の骨。残っている頭毛はモヒカン状、歯から雑食もしくは草食性、後ろ足？2本。

6/10 10:15

帰り道も浮石だらけ

6/10 10:29

大天狗に到着しました。

6/10 10:54

大天狗を過ぎれば楽ちん

6/10 11:18

子天狗の奇岩峰。頂上に薬師如来の石碑がある。

6/10 11:20

子天狗の看板。ここは「野辺山方面」「清里方面」の分岐点の地名だそうだ。つまり、赤岳に子天狗は「岩峰」と「地名」の2か所あることになる。

6/10 11:47

降り、けっこう急です。

6/10 12:09

浮石だらけ、岩ゴロゴロです。

6/10 12:49

帰ってきたらたかみ荘の駐車場には11台止まっていました。
帰りがけに車から見たら、美しの森駐車場には何十台も止まっていました。

6/10 13:36

小淵沢インター近くの「道の駅こぶちざわ」敷地内にある「延命の湯」です。同じ館内で食事もできます。

6/10 14:14

お風呂の後に、延命そばと野菜の天ぷらを注文しました。
蕎麦、天ぷらともにおいしかったです。

撮影機器：

FinePix F770EXR 富士フイルム

Xperia XZ SO-01J docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ヘルメット

感想

ginta8080

1.　今回、上りに真教寺尾根、下りに県界尾根を選択した。真教寺尾根には高度感を感じたが、県界尾根には高度感をあまり感じなかった。そのため、真教寺尾根では緊張感を持ったまま登れたが、県界尾根では気のゆるみか残雪部分で踏み抜き、頭から滑り、あやうく事故になるところであった。ここ何回か残雪の山を登っていたので、雪に対する警戒心が薄れていたせいもある。気の緩みは事故の元である（身をもって体感）。

2.　スマホの充電状態や低温には気を付けていたものの、またもやヤマレコMAPでログ飛びしてしまった。写真を撮ることで負荷がかかるためか、ヤマレコMAPがへっぽこなのか。ジオフラフィカではログ飛びしなかったため、ジオグラフィカのGPXファイルで今回作成した。

3.ヤマレコマップで撮った写真をファイルに上げるとすぐに最大容量に達してしまう。メモをその場で付けれないが、カメラで撮ったファイルをPCにすべて送り、圧縮かけたものを編集で加えた方が多くの写真情報を上げやすい。