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Yamareco

記録ID: 116553
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

安曇野・天満沢川本谷

2011年06月07日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.5km
登り
466m
下り
463m

コースタイム

10:00天満沢川奥の砂防堰堤 -- 10:15作業路終点(水流で消失) -- 10:25本谷へ -- 10:28ノドの連瀑帯(退却) -- 11:00枝沢にエスケープ -- 11:10巡視路の橋 -- 11:15再び本谷 -- 11:20小滝連続 -- 11:45標高点1055m -- 12:15滝(10m、敗退) -- 往路を戻る -- 14:20砂防堰堤
天候 晴天(モヤ多め)
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野の県道25号線(通称・山麓線)を堀金から有明へ北上、小岩岳の別荘地北で「松尾寺」山門方向に左折、山門を右に見送って道なりに進行、ダートを走り砂防堰堤付近に駐車。四輪車の場合は駐車余地限られるため進入注意。またダートはかなり荒れて走行困難。
コース状況/
危険箇所等
天満沢は遡行記録もないことから、各地点の呼称などは暫定的に記すもの。
・林道流失地点から広い河原に降りる。二段の堰堤が見える。この地点から徒渉して右手のやせ尾根にある送電線巡視路を探すことがベター。鉄管のゲートのような構造物が目印。
・堰堤を超えて連瀑帯を突破するのは、落石を考慮すると無謀かも。本谷右岸(左壁)側から赤い花崗岩の崩落多し。
・巡視路をたどれば本谷連瀑帯上には容易に入れる。
・標高点1055までは小滝が3-4カ所ある程度。
・沢には流木/倒木多し。
・標高1,100mの屈曲点にある10m滝はホールドもろくおいらには無理。これより上は未確認。
林道流失地点先から沢に降り、二段の堰堤を眺める。
林道流失地点先から沢に降り、二段の堰堤を眺める。
二段の堰堤を巻いて右側の本谷に入る。
二段の堰堤を巻いて右側の本谷に入る。
連瀑帯を下から見上げる。傾斜50度ぐらい。写真左奥壁からの崩落がすごい。
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連瀑帯を下から見上げる。傾斜50度ぐらい。写真左奥壁からの崩落がすごい。
やむなく退却し、連瀑下の右に落ちている枝沢をつめる。
やむなく退却し、連瀑下の右に落ちている枝沢をつめる。
本谷に戻る。
滝といっても2-3m。
滝といっても2-3m。
こんなかわいい滝。
こんなかわいい滝。
珈琲タイム。インスタントですが、何か?
珈琲タイム。インスタントですが、何か?
1055地点から倒木が増える。
1055地点から倒木が増える。
ちょっといい感じ。
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ちょっといい感じ。
この奥で谷は行き止まり。右から10mが落ちてくる。
この奥で谷は行き止まり。右から10mが落ちてくる。
途中まで挑むも、結局ここで敗退。見た目より上の方から滝になってて途中でやになった。
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途中まで挑むも、結局ここで敗退。見た目より上の方から滝になってて途中でやになった。
戻って砂防堰堤のダム湖の様子。
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戻って砂防堰堤のダム湖の様子。
途中見かけた猿のされこうべ。
途中見かけた猿のされこうべ。

感想

記録のない沢なので、平凡で特徴のない渓相と思われるが、地形図に描かれているゲジゲジマークから花崗岩のゴルジュのような様子を思い描いて、ふらり訪ねた。

しょっぱなの連瀑帯は迫力満点。ていうか危険。右岸からの崩落と水圧と、不安定なホールドにスリリングなんてものじゃなく、浮き石を抱いた瞬間には死ぬかと思った。記録者も巻いたが、ここはやはりスルーした方がいいのだろう。

この上は穏やかな谷で、ゴルジュというほどのスケールも圧迫感もなく、また淵も滝も小さいせせらぎそのものだった。標高1,100mの滝を登れずここで引き返したけれど、この上にどのような谷が続いているのか、再訪してみたい気持ちが強い。巻き道を次回は探してみる。

誰にも会わず、残置物やゴミもなく、そして新緑まぶしく、沢登りを楽しむというより沢歩きを楽しませてもらった感が強い。それがこの谷の、最大の魅力なのかもしれない。


一応はblogに記事を上げておく。

http://imalp.exblog.jp/16440433/

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