【夜行日帰り】湯の小屋〜笠ヶ岳〜尾瀬散策〜御池
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- GPS
- --:--
- 距離
- 72.6km
- 登り
- 2,870m
- 下り
- 1,807m
コースタイム
湯の小屋 3:59
笠ヶ岳 6:50
小笠分岐 8:27
悪沢山 9:35
鳩待峠 10:40
山の鼻 11:16
東電小屋 12:29
尾瀬御池 15:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
会津バス尾瀬御池 |
写真
感想
土曜日午前中はとある理由で休日出勤。来週末も土日の片方は出勤するはめになりそうなので、疲れてはいるが尾瀬遠征。最終の列車で向かうものの、高崎線人身事故の影響で上越線は30分遅れ。自動的に出発時刻が30分遅れたが、湯の小屋温泉への時間を30分短縮し3時間半で到着することで回復。4時だともう明るいので、林道ではなく登山道を上るが、入山直後は人が歩いていないせいか、下草が多く不明瞭な部分も多い。少し登れば明瞭になるが、思ったよりもアップダウンが多く、体力が消耗した。
避難小屋から先は笹やぶが多く、また残雪もあって道があるのかないのかわからない。この先どんだけ時間がかかるか心配になってくる。しかし、雪が増えてくるにしたがって、逆に歩きやすくなり、展望も開けてくる。良いペースで進めた。
半分が雪に埋もれた池塘に到着した時には、至仏山と燧ケ岳も見えるようになり、この世の楽園のような風景で疲れと眠気が吹き飛んだ。
笠ヶ岳へは崩れやすい道で風も強かったが、360度の展望で谷川岳の雪山や武尊、奥白根等全部丸見えで感動。北側に下る道が見当たらないので、来た道を引き返して山の東斜面を北上する(帰宅後に北側には道がついていないことを確認)。この東斜面には雪がたっぷり残っていて、しかもトレースは一切なく、なかなかにスリリングなトラバース。少し標高を下げて安全そうな部分を行くが、それでも緊張を強いられる場所だった。鳩待から笠ヶ岳は結構歩かれているとの情報だったが、それは無積雪期の話のようだ。
この難所を越えれば、後は特に危ない場所もなく悪沢岳。頂上のみ樹木で展望がさえぎられている。少し下れば展望が開ける。オヤマ沢田代分岐に到達すれば自宅とつながるまさにその瞬間であるが、あいにくオヤマ沢田代は全て雪に覆われていて、どこが分岐かが分からなかった。鳩待峠へも雪が多い下りで、歩きやすそうな場所を進むと違う沢筋に行ってしまったりした。2回ほど軌道修正して、鳩待峠。鳩待峠登山口にはロープが張ってあったためか、ここまで誰にも出会わなかった。
しかしながら、ここからしばらくは観光の方と同じ道を行くことになる。30名くらいの団体さんとかもいて大賑わい。水芭蕉もこれでもかというくらい咲いていた。牛首から東電小屋方面に折れると、多少人が少なくなる。また、温泉小屋を過ぎるとほとんど人は歩いていない。
燧裏林道は名前からして林道をイメージしていたのでが、実際は普通の山道でびっくりした。しかし傾斜は緩く、林道並なのでこのようなネーミングなのか。途中にいくつか湿原があるが、尾瀬ヶ原よりも標高が高いため、水芭蕉がまだ蕾であったり小さかったりする。尾瀬ヶ原でのただただ体格が大きく悪い言い方をすればだらしない水芭蕉よりは可憐で素敵だと思った。燧裏林道も後半になると、長旅の疲れが出てきた。バス時刻に余裕があることもあり、ほとんど歩いてしまった。後半の最後のスタミナが足りないと実感した。
帰りは小山駅で水戸線に乗り換える予定が、まさかの寝過ごしにより、間々田駅まで行ってしまった。幸いにも引き返して水戸線の最終に間に合い、無事ひたちなかに戻れました。
コメント
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こんばんは。ロングランニングお疲れさまでした!
街からスタートして山に向かうという旅ができるのは、矢張りランニングならではですね(^^)
後半のスタミナが足りないなんてとんでもない、素晴らしい体力だと思います。
私は昨夏に笠ヶ岳に登りましたが、それより先の尾瀬に降り立ったことはありません。nakanoさんのレコを見て、是非足を踏み入れたいと強く思いました。
こんばんは。実はhoriさんのレコも参考にさせていただきました。ここを歩く人は少ないですね。また、真夏は今とはかなり雰囲気が違いますね。
6月、7月は夜明けが早いので夜行日帰りのシーズンですよ。
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