石転び沢から周回 オウインの尾根の下見まで(汗)


- GPS
- 12:11
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,374m
- 下り
- 2,378m
コースタイム
天候 | 登山口は晴れ、稜線はガスガス |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石転び沢は、中の島あたりで崩壊箇所あり。それ以外は安定した雪でした。 主稜線は雪無し。梶川尾根はまだまだ雪多し。 |
写真
装備
個人装備 |
北股岳は冬の様相。防寒対策必要。
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感想
天気もなんとか良さそうだし、昨年のように7月で入渓禁止になると今年も行けなくなるかもしれないという思いで、土曜日に急遽石転び沢登りを決定。私自身は2年ぶり、隊長は初入渓となる。駐車場は多くの車が停まっていた。
石転び沢出合いのかなり手前で入渓。序盤は天気も良く快適。中盤からガス模様となる。草付きのあたりから濃いガスで先が見えない。小屋の手前30mぐらいで突如視界に現れ、このときはじめて目標を捉えホっとする。小屋到着でようやく緊張から解放され、達成感に浸った。時間も想定より早くここまでは順調だった。
北股岳へ登り、このまま一気に門内小屋まで行って休憩と考えていた。登頂後更に状況は悪化する。強風極寒かつガスで視界も悪く、さっさとオーインの尾根へと下るルートに入っていってしまった。藪道とかだったら早く引き返せたのだが、意外と整備された道で、普通に歩けるのでなんの疑問もなく快調に下ってしまった。しかしガスが晴れ、遠くの山が見えるとなんかおかしい。見たことがない風景なのだ。だが勝手に都合の良い解釈をし、更に進んでしまう。50分下っても門内につかないのでさすがにおかしいと思い、ここで初めてGPSを取り出す。そこで、今下っているのはオーインの尾根と知り愕然とした。飯を食べながら冷静になって考え、北股岳へと戻ることにした。戻るしかないのだ。ここから標高500m近く登り返す。
北股岳へと戻り、石転び沢ピストンで戻るか、梶川尾根周回へ進むか、残り時間のこともありしばし考える。隊長は安全を優先して梶川尾根周回を選択。それに従った。道誤りしたのは私の責任で、ここでツベコベ言う資格は無かった。
あとはかっ飛ばして下った。体力がいっぱいいっぱいだったが、湯沢峰からの激下りをクリアし、なんとか無事生還した。
何度も来ている飯豊連峰とは言え、侮ることなかれ。要所では常に冷静な判断は必要です。反省の登山となりました。
コメント
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オウイン
途中で気づいてよかったですね!
ガスってる時はホント気をつけないとですね。
ご無事でなによりです。
申し遅れました北俣の登りで足の松から…スライドしたものです。
taka69さん、コメントありがとうございます。
見覚えあるハンドルネームと思い調べたら、今年4月に矢筈岳でスライドした方のようですね。あの時間にあそこで足ノ松尾根から来たと聞き驚きました!
またどこかの山でお会いしたらヨロシクです。
まもなく、私も門内へ向かったのですが、おふたりの姿が見えなかったので、随分速く歩いていかれたんだなぁと思っていました(^_^;)
気づいて引き返されて良かったです。ほんと。お疲れ様でした(^_^)
またどこかのお山でお会いできそうですね♪
初めまして。
いやぁ、いるんですね〜。安心しました。(笑)
もう十七、八年前になりますか、潜在的抑圧力によるものか、すっかり忘れて?おりましたが、まざまざとあの時の記憶が蘇りました。
北股の山頂でホワイトアウト状態、あろうことかオーインの尾根をルンルン、こんなに下るんだったっけかなあと疑問に思いながら、1時間以上も下ってしまい、一息入れていると、一瞬ガスが切れ、右手にあるはずのない稜線が走っているではありませんか。ガ〜ン!
ただでさえ石転ビで時間を食い過ぎていたので、これでは日のあるうちに戻れないと必死で登り返しました。2時間半ほどのロスだったと記憶しております。
本当に申し訳ないですけど、仲間がいて嬉しかったです。
kamoshiquaさん、コメントありがとうございます。
ほぼ同じ境遇ですね。ガスが晴れ、予想していない景色が眼前に現れた時の衝撃は忘れられません。まだ時間の余裕があったのでなんとかなりました(^^;)
いつも慎重さは大事ですね。これからもよろしくお願いします。
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