ありがとう蝶ヶ岳ヒュッテ!&常念岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
天候 | 初日、晴のちアラレ、二日目ピーカン! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から15分ほどで登山ポストあり 三俣から蝶ヶ岳への登山道のうち上部の3割は残雪あり。 ピッケル、アイゼンは必要と思う。 蝶ヶ岳から常念までも残雪多く、ピッケル、アイゼンは必要。 |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳ヒュッテは素泊まり6500円 水は1Lにつき200円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
根っこの段差
ネッコダンサ
こいつをネコダンサーと呼ぶ!
ダンシングキャット!
そうすることでこの段差のキツさがまぎれるわい!
何がネコのダンサーかい!
感想
以前から行ってみたかった常念岳
予報では2日とも晴れだったが山頂には暗い雲がかかっており
嫌な予感ではあった
三俣から蝶ヶ岳への登山道は上部1/3からは残雪が現れ始め
仕方なくアイゼンを装着、ピッケルも持った
このあたりで数日前、一人の登山者が滑落して亡くなっておられるという
装備のおかげで危険箇所を通過できたと思ったが
恐怖はここからだった
テント泊の予定で来ておりテン場まであと30分ほどと
いうところでなんとアラレが降ってきた
風も強く、大変寒い、凍えそうだ
まともに立っていられない
6月だというのに・・
ふと、数年前のトムラウシでの低体温症による遭難事件が頭をよぎる
風雨で体温がどんどん奪われ大量遭難した事件である
亡くなった人たちの状況はたぶんこんな感じだったんだろう
やっとのことで蝶ヶ岳ヒュッテに着くと
ヒュッテがまるで天使のように見えた
受付に駆け込み迷わず6500円を払ってヒュッテに素泊まりを決めた
中ではストーブがたかれ暖をとることができた
布団に入っても震えが止まらず、シュラフを被ってようやく
ぽかぽかとしてきた
翌日もこんな天気なら常念は諦めてピストンで下山するつもりでいた
その夜もビュービューという強風の音が絶えず鳴っていた
ところが翌日はキツネにつままれたような穏やかな朝となった
「昨日のアレは何だったんだろう?」
そして、常念へ行くことに決めた
5時40分ころにヒュッテを出発
西側を見るとまるで絵画のような穂高連峰が屏風のように連なっていた
「自分はこんなロケーションの中にいたのか?」
我を忘れて写真を撮り時間を消費した
同じ頃、自分と同じ三俣から登ってきた単独の女性と少し同行させて頂いた
スケジュールが似ていたため同じタイミングになった
彼女の話や人となりからとてもアグレッシブな人らしく、近く北穂〜南岳の縦走、槍ヶ岳の北鎌尾根をめざしているとのこと
また、南アルプスの雰囲気が好きだと言っておられた
少し残念ではあったが蝶槍で彼女とはお別れした
笑顔の素敵なスポーツウーマンだった
蝶ヶ岳から常念までは残雪が多く
ここでも少し前に滑落事故があったそうだ
アイゼンとピッケルを装着して切り抜けたが
今回の山行で一番危険な部分であった
大きな段差を乗り越えるといきなりライチョウが・・
しかも3羽も!
悪い状況のあとにはいいことが続くもんだ・・
そしてやっと常念岳の山頂に辿り着いた
そこからは日本の名峰が一望できた
すれ違う登山者たちもお互い同じ挨拶を交わした
「天気、最高ですね!」
山の怖さも知ったし、山の素晴らしさも知った
そして今回の素晴らしい山行ができたのも
蝶ヶ岳ヒュッテのおかげだと思う
蝶ヶ岳ヒュッテ、ありがとう
蝶ヶ岳、常念岳お疲れ様でした(^-^)
まだまだ雪があるんですね〜!天気も大変でしたね😢
蝶ヶ岳は2年くらい前に行きましたが、もう最後ヘバヘバで足が上がらないくらいでした。休憩なしで行けるなんてさすがです!急遽蝶ヶ岳ヒュッテだったんですね。こんな時はやはり小屋はありがたいですね〜💦私はテン泊だったので、次回は小屋泊してみたいです☺無事に下山出来て何よりでした!
この夏はまた一緒に楽しみましょう✨
ヤッホー、すごいネーミングを付けましたね〜
「ネコダンサー」最高です!
かなりHITです!
確かに気が紛れそうです
使わせていただきます!!
いいな〜
僕自身、お気に入りの小屋です!布団が大きく、フカフカを思い出します!
今年もリストアップしていた山ですが、寒さが苦手な自分には
まだまだ勇気がないのが本音です。あたたかくなったら、行きたいなぁ!
蝶〜常念の周回は素晴らしかった??地元人でありながら周回はまだ、
なくて・・・うらやましい限りです
テント装備で歩かれたようですが、重石になったのかしらね〜?
でも安全登山が最優先ですね。小屋もまた良かったのでは・・・
常念も蝶ヶ岳も、そして燕岳、大天井岳は地元では屈指の名山です。
是非、またお会いして、北アで乾杯したいもんですね〜
butaro-さん、katsuuuさん、コメありがとう
お二人まとめて返信させて頂きますね(説明の必要ないもんね)
常念は天気次第で、行けそうだと思ったので前日に行くこと決めました
いやあ、常念はとてもきれいな山頂の山でした。
また蝶から常念までの稜線も美しくて、ますます北アが好きになってしまいました
お二人の生活環境がうらやましいです
ただ、三俣から蝶、三俣から常念への登りについては展望もあまりよくなくて
登りの作業となってしまうかもしれないですね
蝶から常念への稜線は素晴らしかった!
たぶん常念から大天井、燕への稜線も想像だけども最高だと思う
ネコダンサーについては常念岳〜前常念〜三俣ルートの下1/3くらいから現れます
あの下りで腰を低くして根っこの段差を下りるのに難儀しましたよ
あれで太ももやられましたもん
「また、ネコダンサーかい!」なんて独り言いながら悪戦苦闘してました
蝶ヶ岳ヒュッテにはほんと助けられました
おっしゃるとおり広めの寝床で十分な休息がとれました
今回ほど小屋のありがたさを感じた山行も無かったですね
お酒、楽しみにしてますよ
junbaderさん、こんにちは。
写真38を撮影させていただいた者でございます。
先程は、拙レコへのコメントありがとうございました。
遠くからでも際立つその出で立ち、素敵でしたよ
これからは、ファッションリーダーと呼ばせていただきます。
1日目の荒天を乗り越えてこその、2日目の絶景は何よりだったのではないでしょうか。
雷鳥の歓迎もうらやましいです。
心から楽しんでいらっしゃることが、数々のお写真に、とてもよく現れていると思います。
蝶ヶ岳ヒュッテは、随所に気配りが行き届いた素晴らしい小屋です。
ご主人のお人柄が感じられますよね。
レコを拝見して、また行きたくなりました。
junbaderさんのお車もカッコよかったですよ。
とてもよくお似合いでした。
これからもお互い、安全山行&運転で楽しんでいきましょう
ファッションリーダーなんて・・・
照れまくりです
そう言いながら、山でのファッションはこだわってる方なんで・・
お互い居眠り運転せず無事帰宅できてよかったです
蝶ヶ岳でお会いして、翌日蝶槍でお別れしたヒロコと申します。
ヤマレコ、登録しただけで全然やってないので、探すのに苦労しましたー(笑)
Facebookはやってないですか?
先日のヒョウ、爆風は命の危険を感じましたね。良い経験になりました。
またどこかの山で会いましょう!
よく見つけて頂きましたね
下山ルートの状況についてはヒロコさんから伺っていたので
覚悟はしてましたが、樹林帯から下の根っこの段差に大変難儀しました
自分の脚一本分の長さはありました
下山してからヒロコさんの車が無かったので、ああ無事帰られたと思ってました
あの日はヒュッテがなかったら結構ヤバかったと思います
まあ、テントを張ることが出来たらなんとかなったと思いますが
フェイスブックはやってないんですよ
興味はあるので今、どんなもんか調べてるんですけどね
ヒロコさんの写真をみる限り、やっぱ、ハード山行されるタイプですね
北鎌尾根、北穂〜大キレット〜南岳、気をつけてね〜
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