黒河内岳(笹山) 山梨百名山、静岡百山、南アルプス
- GPS
- 38:29
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,000m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
1日目 二軒小屋→白剥山
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
二軒小屋 09:45 2:03 0:04
伝付峠 11:52 0:47 0:23
林道崩落地点 13:02 1:01 0:16
林道広場 14:10 0:48 0:00
奈良田越 15:07 1:01 0:03
白剥山 16:11
移動時間合計:5時間40分 休憩時間合計:0時間46分
2日目 白剥山→二軒小屋
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
白剥山 05:27 1:21 0:00
樹林帯の窪地 06:48 1:25 0:12
黒河内山北峰 08:25 1:06 0:20
白剥山 10:47 0:33 1:01
奈良田越 12:21 0:59 0:00
林道広場 13:20 1:04 0:22
林道崩落地点 14:46 0:39 0:00
伝付峠 15:25 1:12 0:05
二軒小屋 16:42
移動時間合計:9時間15分 休憩時間合計:2時間00分
天候 | 9月24,25とも晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所在地 山梨県南巨摩郡早川町、静岡県静岡市 危険箇所 林道に崩落ヶ所は有るが道を正しく選べば問題無い、水場は転付峠から先には無い。 平地移動速度 1日目3.01/H、2日目2.23/H 累積標高差+ 1,270m 986m 累積標高差- 425m 1,831m 沿面距離 10.4辧 16.5 トレースの説明 トレースの作成方法は基本的に、登山前に山と高原地図、地形図、解説書などを参考に自身で作成した登山ルートと、実際に歩いた時のGPSのトラックをカシミール3Dで地形図上に重ね登山ルートに修正を掛ける。この登山ルートをトレースに変換している、GPSのトラックをトレースに直接変換している訳ではない。 |
写真
感想
送迎バスは9時30分に二軒小屋に着く、今秋は天候不順の割には降雨量は少なく伝付峠の水がとれるか定かでないので二軒小屋にて水4Lを補給した。伝付峠まではよく整備されたハイキングコースで約2時間のコースだが後の事を考えてゆっくり登った。伝付峠から45分位北上すると林道崩落地点に出るが少し手前の林道上に小枝などで作られたバリケードが有る、登山道が直進でなく右左折する所によく設けられている物だ。そしてバリケード直前と少し手前に右手の稜線方向に登る踏跡が有る、多分この踏跡を登ると林道崩落地点を避けて通過できると思う。
私はバリケードの先にも踏跡が続いていたので直進しガレの手前側の縁、木立の中のロープ伝いに1段上の林道に登りガレを横切り、更に2段上の林道に出るためガレを横切りガレの前方の縁を半分登りそこから木立の中を登った。此所は多分林道がZ字形に通じていて、それで2段上る事になったのだろう。この先奈良田越に出るまでは林道を忠実に辿る、Z字又は逆Z字形のヘアピンカーブは有るがそのほかはただただ北上する。
奈良田越の入口の林道右にベニアの字のはげた標識が置かれている、此所が奈良田越の広場で右に曲がり戻るように南東に行くと奈良田越のふとーい東海ぱるぷの標柱が立っている。
白剥山には奈良田越の標柱を左折して尾根を北上する、白剥山までは踏跡も明瞭だしテープマークなども多数付けられて居て特別問題は無いと思える。奈良田越からのショートカットコースは入口がはっきりしないため無視した、しかし奈良田越標柱から7分位の所に左から登ってくる明瞭な踏跡が有った、これがショートカットルートだろう。帰路時間があったら調べようと思うが多分無いだろうな。白剥山頂上は木立に囲まれて展望は無く割合狭い、此所にも最近建てられたらしい東海パルプのふとーい標柱が立っていて最高の幕営場所が奪われて?しまった。少々木の根が出ていたり傾いたりしているが付近に幕営適地が無く、此所を今夜の宿としよう
第2日目 白剥山→黒河内山(笹山)→白剥山→二軒小屋
今日中に黒河内山に登り二軒小屋に午後5時前に戻れるように午前5時半に白剥山をスタートする、まだ木立の中は薄暗いがそれでも道を間違う事もなく歩ける。山と高原地図の石楠花群生地は石楠花やシラビソの幼木等の藪を漕ぐようになる、藪と言っても大したことはないし歩ける所が決まっているので迷う心配は少ない。樹林帯の窪地は迷いやすいと言うマークが付いている地点だが、何の記憶もなく通過してしまったのでテープマークや踏跡が確りしていたのだと思う。樹林帯の窪地を抜けると道は稜線の西側をトラバースし25000地形図の東側のガレの始まりで稜線に戻りガレの終わりで稜線の西側に出る。尚東側のガレは地形図上の位置を示すだけでガレが見えるわけではない念のため。
25000地形図で東側のガレの終わりで稜線の西側に出ると書いたが、山と高原地図42塩見・赤石・聖岳では樹林帯の窪地から笹山南峰のタイム1:00と書かれている数字の1の所に当たる。此所から笹山南峰の直ぐ南のトレース不明瞭と書かれ迷いやすいと言うマークの地点までは稜線の西側を稜線から余り離れずにトラバースする。這松と砂礫地そして岳樺が入り交じり道を失いやすいが笹山南峰から200m位手前で稜線の東側へと後戻りする様に行く。稜線を東に越える所にテープマークが付けられて居るが踏跡は二分し一方は左下方に伸びている、多分これはネット上方で見かける最後は這松を漕いで頂上に出た人の辿った道では無いだろうか。稜線の東に移って少し登ると広めの緩い傾斜のガレに出る、ガレの中央にぽつんぽつんと立つ岳樺に二つ程テープマークが有り更にその上でガレが狭まり這松に入り込む所にもテープマークが有る。此所を入るとほんの一登りで笹山南峰に飛び出す。
笹山南峰はなだらかな結構広い砂礫広場なのだがその周辺を木々が取り巻き展望はあまりない、山頂中央部には山梨百名山の標柱が立っている。登ってきた所には伝付峠を示すプレートが、その少し北側には奈良田を示すプレートが掲げられている。笹山北峰を示す標識は特にないが(一寸ずれた位置にテープマークが有る)北西側のシラビソ幼木の間を行けば簡単に行き着く。頂上は南峰と同じく砂礫だが周辺に目隠しになる木々が無く360度の展望だ、余計なお節介だが山梨百名山と言う事で南峰だけで北峰には登らない人も居る様だが絶対北峰には寄るべきだと思う。
山頂中央には東海パルプの真新しい太い標柱がどーんと建てられていた。最近東海パルプ所有の山には次々と建てられているようだがなんだかなー……、古びてくれば貫禄が出てきて良くなるのかな?。帰路は時間の余裕が殆ど無い事もあって唯ひたすらに往路を戻り、奈良田越のショートカットや林道崩落地点のバイパスルートを調べる事は出来無かった。
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