八甲田山(酸ヶ湯〜大岳〜赤倉岳〜毛無岱)
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- GPS
- 05:41
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 864m
- 下り
- 859m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:41
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)酸ヶ湯温泉→新青森駅(JRバス)⇒〈東北新幹線〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの登山客で賑わい、登山道はよく踏まれていて危険な所はない。 大岳から鞍部への下りの雪渓はツボ足でいける。 宮様コースの雪解けドロンコ道は乾きが進み普通に歩ける。 |
その他周辺情報 | アフター温泉は登山口の酸ヶ湯温泉の立ち寄り湯 |
写真
感想
東北の山旅、第2弾は八甲田山。
青森に泊まり、1番バスで酸ヶ湯へ。ルートは酸ヶ湯から大岳、赤倉岳、毛無岱を経て酸ヶ湯に戻る周回コースとした。
当初、心配した天気もこの日も上々と今年の山行にはツキがある。しかし酸ヶ湯から登り始めるとムッとする暑さに閉口するのは少々贅沢か。
地獄湯ノ沢を経て仙人岱へ。ここで過去に登山者が湿原を踏み荒らしたとの説明板を見るのはやりきれない。それでも残された花々を見て大岳に向かう。
登るにつれ風が強くなる。暑さが一転、大岳に着くと慌ててウインドブレーカーを着込んだ。
遠くは霞んではいるが頂上からの展望は素晴らしい。360度遮るもののなく八甲田周辺の山々と青森湾の眺望が楽しめる。
昼食後、大岳鞍部へ下る。比較的長めの雪渓はサクサクと気持ちよく下れる。
避難小屋のある鞍部から井戸岳に向かう。急登をへて火口壁稜線に達すると火山モードの雰囲気に変わる。噴火口に残る雪を見ながら火口壁稜線に沿って赤倉岳に。もう目の前に田茂泡岳のロープウェイ駅が見える。
そして赤倉岳から宮様コースへ。1週間前にはドロンコ状態だったとのことだが、ほぼ乾いていてそれほど苦労なく歩ける。
上毛無岱に着くと、そこは緑のジュータンの別世界に見える。ヒナザクラやチングルマもあるが、今現在の主役はワタスゲ。緑の中に白いワタスゲが遠くまで広がる景観が素晴らしい。
木道の階段を下りると下毛無岱。そこでは一段とスケールアップして広い湿原のずっと向こうまでワタスゲの白で染まっている。草紅葉が揺れる秋にぜひもう一度来てみたい所だ。
下毛無岱を過ぎると、さすがに気の抜けたものになる。
このあと酸ヶ湯の温泉で汗を流し山行を終えた。
今回は天候に恵まれ、東北の花の2名山を堪能した山旅になった。
こんばんわ、はじめまして。
6月25日に、自分は酸ヶ湯〜大岳〜避難小屋〜上・下毛無岱〜酸ヶ湯の周遊コースを歩きました。その時は、上毛無岱はイワカガミとチングルマ、下毛無岱はワタスゲが一面に咲いていて感動しました
先週は石楠花は咲いていませんでした。残念
八甲田には、また行きたいですね。
fujikitaさん 本当によかったですね。
毛無岱は今は白い花が主体ですが、これからキンコウカの黄色い花が咲きだすともっと華やかになることでしょう。
私自身は草紅葉とナナカマドの秋に再訪できればと思っています。
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