北岳と間ノ岳、天空の稜線

2017年07月08日(土) ~ 2017年07月09日(日)

• GPS: 13:43
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,529m
• 下り: 2,563m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:08

距離 8.2km 登り 1,748m 下り 409m

6:52 広河原インフォメーションセンター
6:57 6:59 広河原山荘
7:08 白根御池分岐
8:30 8:41 大樺沢二俣
9:58 10:02 草すべり分岐
10:10 10:17 小太郎尾根分岐
10:49 11:06 北岳肩ノ小屋
11:20 両俣分岐
11:39 11:48 北岳
12:19 吊尾根分岐
12:36 12:40 トラバースルート分岐
13:00 北岳山荘

2日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:21
• 合計: 7:21

距離 13.7km 登り 791m 下り 2,163m

4:42 北岳山荘
5:10 中白根山
5:51 6:11 間ノ岳
6:46 中白根山
7:08 7:20 北岳山荘
7:41 7:42 トラバースルート分岐
8:07 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:18 8:23 吊尾根分岐
8:35 9:04 北岳
9:19 両俣分岐
9:26 北岳肩ノ小屋
9:44 9:45 小太郎尾根分岐
9:50 9:56 草すべり分岐
10:38 10:45 白根御池小屋
11:50 白根御池分岐
11:58 広河原山荘
12:00 広河原・吊り橋分岐
12:03 ゴール地点

最初、下書きの段階では、休憩時間が20時間を超える値でしたが、最後まで入力して公開すると直っていました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆往路：芦安からam5:30のバス（甲府発のバス）
・am5:00前に着いたけど駐車場が一杯になっており、随分下の方の第四駐車場に駐車しました。
・その前のバスはすでに満員で、甲府発からのバスに乗車。1時間立ちっぱなしとなりました。
◆復路：広河原からタクシー（9人乗り）
・12時過ぎに広河原に戻り、ちょうど残り1名のタクシーに運よく乗車。

コース状況／危険箇所等

・大樺沢は雪渓がまだまだ残っており、アイゼンが必要。
・アイゼンを持っていないので、二俣分岐から肩の小屋へと進みました。大樺沢以外は夏道です。

その他周辺情報

下山後、芦安バス停を少し下ったところにある金山沢温泉に入りました（850円）。

写真

7/8 6:53

スタート！
良く晴れています。

7/8 6:54

このつり橋を渡ると違う世界に入るような感じです。

7/8 8:06

見た目以上に雪解け水の量・音がすごいような感じがします。

7/8 8:34

超順調に二俣に着。トイレはまだ未設置でした。

7/8 8:35

こんなにクリアに見るのは初めてです。かっこいいですね。

7/8 8:35

アイゼン経験なしのため、こちらには行けず。
2年前の前回は夏道でこちらを進めたのだが・・・。

7/8 8:35

鳳凰三山の縦走もしてみたいです。今年に行けるかな。

7/8 9:20

快晴です！

7/8 9:20

大樺沢の雪渓を登っている人が良く見えます。

7/8 9:24

雪渓の横は涼しいような気がします。

7/8 9:37

この後、たくさん見るハクサンイチゲ。

7/8 9:50

まだまだ標高差があるなー

7/8 9:53

生で見る初のオベリスク。目立ちますね。

7/8 10:15

小太郎山分岐点まで順調に到着。

7/8 10:15

甲斐駒は姿が見えず・・、ですが、この尾根も気持ちよさそう。

7/8 10:16

いつのまにかにガスが北岳を・・・

7/8 10:16

徐々に雲が多くなりだしました・・・。

7/8 10:16

7/8 10:41

お花畑（少ないか・・）と女王。

7/8 10:46

肩の小屋に到着。
めちゃくちゃ順調。けっこう汗もかいたので、少し長めの休憩。

7/8 11:28

北岳山頂ではなかったです。この奥でした。

7/8 11:43

とうちゃーく！

7/8 11:43

でも、今回もガスで展望なし・・。さっきまではよく晴れていたのに・・・。

7/8 11:47

撮ってもらいました。

7/8 13:09

北岳山頂からの山荘までは、キタダケソウを探しながら下りたのですが、みつからず・・。明日、トラバース回りにして、見に行こう！

7/8 18:24

小屋にチェックイン後、小屋の前のベンチでビール＆柿ピーをしていましたが、その際はガスまみれでした。
夕食後に再びベンチでワインを飲んでいると、一時的に晴れました。

7/8 18:26

テントも賑やかです。

7/9 4:23

二日目の朝。富士山が出ていました！

7/9 4:23

今日は、まずはこっちに向かいます。

7/9 4:25

いい色になってきました。

7/9 4:26

富士山もいい色に。

7/9 4:41

稜線側にもテントが張ってあったのですね。
二日目の山歩きスタート！

7/9 4:44

すぐに日の出。ボーコンの横からなのかな。

7/9 4:45

天空の稜線歩きスタート。

7/9 4:45

仙丈ケ岳がキレイに染まっています。

7/9 4:56

富士山がずっと横に見える稜線歩き。
南アルプスー、って感じ。

7/9 5:08

仙丈ケ岳よりも標高が高いのかー

7/9 5:09

間ノ岳へ！

7/9 5:09

中央アルプスもボンヤリと見えます。

7/9 5:09

富士山

7/9 5:52

鋸、甲斐駒、北岳、オベリスクを背景に間ノ岳で。
またも撮ってもらいました。
標識が変わりましたね。農鳥岳もかな？

7/9 5:53

奥に南アルプスの山々が良く見えます。

7/9 5:53

7/9 5:54

塩見、荒川、明石が良く見えます。こっちも行きたいな。

7/9 5:55

おっと、奥に八ヶ岳が見えてきました。

7/9 5:55

オベリスクと観音岳。

7/9 5:57

富士山が相変わらずによく見えます。

7/9 5:58

7/9 6:01

甲斐駒、北岳、赤岳

7/9 6:02

よく見えます！

7/9 6:39

北岳への稜線。

7/9 6:48

天空の稜線。

7/9 7:50

八本歯の手前のトラバースでようやくキタダケソウを発見。
（当たっていますよね）

7/9 7:51

7/9 7:52

間ノ岳から辿ってきた稜線。

7/9 7:52

まだまだ富士山も顔を出してくれています。

7/9 7:52

2年前に風雨の中、ここを通った時を思い出しました。

7/9 7:57

これはまだイキイキとしているキタダケソウ。

7/9 8:00

トラバース道の梯子など。

7/9 8:00

間ノ岳。

7/9 8:00

八本歯のコルへとの分岐手前から北岳山頂方面。

7/9 8:06

オベリスクもよく見えます。

7/9 8:06

鳳凰三山。奥に奥秩父の山々が薄っすらと。

7/9 8:06

八本歯のコルへとの分岐から間ノ岳。

7/9 8:06

富士山はまだまだよく見えます。

7/9 8:07

さぁ、再度北岳へ。

7/9 8:23

気持ちの良い稜線でした！

7/9 8:36

北岳山頂からの間ノ岳。

7/9 8:37

北岳山頂からの甲斐駒。

7/9 8:37

北岳山頂からの仙丈ケ岳。

7/9 8:37

北岳山頂からの鳳凰三山、オベリスクもよく見えます。

7/9 8:38

もう一度、天空の稜線。

7/9 8:40

やっと、展望の良い北岳山頂に巡り合えました。

7/9 8:47

富士山も、まだ見えます！

7/9 8:54

山頂からの大樺沢。登っている人が見えます。

7/9 9:13

秋にでも甲斐駒に行こう！、と決意。

7/9 9:55

御池小屋に下りていきます。皆、曲がっていました。

7/9 10:30

御池とオベリスク。

7/9 10:37

草スベリと北岳山頂部。

7/9 10:41

御池小屋でソフトクリーム休憩して、もうひと頑張り！

7/9 10:53

御池小屋から少し先の沢。

7/9 11:59

キツイ急登の下りを終え、帰ってきました。

7/9 11:59

つり橋からの野呂川。

7/9 12:01

北岳、まだ見えますね。気持ちの良い登山が出来て、ありがとうございました！

撮影機器：

iPhone 6s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

感想

yhashira

7月中に行きたいと考えていましたが、金曜日の飲み会が延期になり、もしやと思い天気予報を見てみると、なんと土日ともに晴れ。
金曜日の昼間に急遽計画し、ノー残業で早帰りし、帰宅後に慌ただしく準備し、睡眠時間は短めでしたが、3時頃に自宅を出発。

北岳は3回目のチャレンジです。
中学生の頃に、親父に連れられ御池小屋経由で最初にチャレンジ。ただし、二日目に御池小屋から朝スタートしたのですが、草スベリの途中で雷雨。登頂は諦め、恐る恐る下山。
2回目は2年前。8月の下旬でしたので、大樺沢も夏道があり、八本歯を経由して北岳に登頂。ただし、雨＆曇りのため展望なし。今回と同じく、北岳山荘に泊まり、翌日に間ノ岳を目指すつもりでしたが、風雨が強く、諦めて下山。
3回目の今回は快晴！
初日の北岳山頂はガスが出てきてしまい展望はありませんでしたが、2日目は360度の展望を楽しめました。
前回のリベンジとして、間ノ岳往復の天空の稜線歩きは、快晴であったこともあり、想像した以上に心地の良い稜線歩きでした。
標高第二位の北岳と三位の間ノ岳を結ぶ3000m級の稜線歩きは、2年前に田中陽気さんが元気を貰ったのも、うなづけました。さらに、ずっと一位の富士山が顔を出しており、見守ってくれているかのうような感じでした。
キタダケソウもギリギリに間に合い、八本歯分岐の近くのトラバース道の横に残っており、ようやくに見つけたときは感激しました。
北岳山頂から、草スベリ、そして御池小屋から広河原までの急登の下りを、ソフトクリーム休憩の1回のみで一気に下りてきたのですが、最後の方は、膝の笑いと親指先が痛くなり、トボトボ歩きとなりました。下りの際は靴紐を強く締めないとだめだな・・・。

今度は2泊にして、農鳥まで足を延ばし、奈良田まで下りて行こうかと思います。
いつかは、塩見以南にもチャレンジしてみたいと強く思いました。