両神山(坂本−八丁尾根−量神山−日向大谷)
- GPS
- 08:25
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,545m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:29
なお、私が行ったときはさほど混んでいませんでしたが、鎖場の鎖は、一回に1人なので、混んでいるときは渋滞もありえます。計画立てる方はご注意を。
天候 | くもり時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
日向大谷から小鹿野町営バスに乗り、薬師の湯で下車、そこでバスを乗り換えて西武秩父へ。私が行った時は、薬師の湯で15分待ってバスに乗ることも出来ましたが、1時間後にもバス(小鹿野町営バスで途中で西武バスに乗り換え)があるとのことで、温泉に入ってきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
坂本から八丁峠までのルートは、道不明瞭箇所ありと看板があります。ほんとに不明瞭な箇所あります。曲がるところもわかりづらい。(初めてコンパスが役に立ちました。) 道が崩落してるところもあります。苔むした岩など、滑りやすいところ多々。 念のため。八丁尾根は鎖場の連続で有名な場所です。 八丁尾根に、鎖に掴まって岩をトラバースする箇所があります。ちょっと突き出たところに下りたら、鎖が背伸びしてようやく届くくらいの高さであせりました。(私は身長150センチ弱) 両神山(剣ヶ峰)から日向大谷ですが、ちょっとした鎖場もあります。清滝小屋−日向大谷間でも、滑落注意の注意書きが結構ありましたし、細い崖上の登山道を鎖に掴まって渡るような場所もあります。道はハッキリしています。 |
その他周辺情報 | 日向大谷の登山口傍の両神山荘、ビール売ってます。残念ながらお風呂は宿泊客のみ。 薬師の湯、こじんまりしたお風呂です。露天風呂ではないですが、浴場の窓から山を眺めることが出来ます。民家もちょっと見えるんだけど、大丈夫かなあ(笑)(皆さん、平気で入ってました。向こうからは鏡に見えるとかだろうか) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図
ハイキング地図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
時計(高度計)
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
スマホ
温泉セット
|
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備考 | 坂本から行くときは、コンパス(+地形図)は必携だと思います。 |
感想
今度ツアー(源次郎尾根から剣岳)でお世話になるガイドさんに、「トレーニングがてら日帰りで登る山」ということで、お勧めいただいたのが、両神山八丁尾根ルート。
もっとゆるっとしたハイキングを想定していたのだが、折角なので登ってみた。
有名な百名山だし、八丁尾根だって有名な鎖場なのだが、振り返ってみると、印象に残ってるのは、坂本からのルートと、西岳から東岳の間の道迷いだったりw
坂本からのコースは荒れてるとか、人がいないとかは聞いていたのだけれど、坂本行きのバス、私1人だった・・・。そして噂にたがわぬ荒れよう。ピンクリボンは結構あったけれど、それがなければわからない道も(笑)。というか、私は本当に登山道を辿ってきたのかな。所々道を外れ、ピンクリボンで道を修正してたのかもしれない(笑)。沢筋が二手に分かれ、どちらかわからないとき、ピンクリボンも見当たらず、習慣で使っていたコンパスが初めて役にたった。コンパスの指し示すとおりに進んでみてピンクリボンを発見したときのうれしさよ。いろいろやってきて良かったとおもえた瞬間だった。
沢筋の道というのも悪くないし、ピンクリボンとコンパスを頼りに進むのも冒険ぽくて良いし、アジサイのような花が咲いてて眼を楽しませてくれたけれど、でも八丁峠に着いた時、「今日の核心部終り!」ってな感じで、本当にほっとした。
西岳から東岳は、ハッキリした道だったので、安心しきって歩いていたが、途中でまさかの道迷い。
標識の立っている場所があって、その先に岩がある。岩の手前、道がえぐれてるように見える所から下りないといけないのに、岩の右手の場所へと行ってしまった。道が消えてるので、登れそうな岩をちょっと登ってみて、道らしきものを発見するも、結局道ではなく、行き止まり。来た道を引き返そうにも、岩に登った箇所がわからず、岩の上で立ち往生。岩の上ををもと来た方向へ辿り、なんとか登山道へ降りた。距離は10メートルとか20メートルではなかろうか。
方向感覚を失うほどの距離・場所ではなく、来た方向がわかっていたのと、岩から登山道に降りれたのが幸いした。でなかったら、埼玉県の5万円のヘリを呼ばなくてはならなかった。
道が見当たらないと思った時点で、もと来た場所に戻るべきだと実感した。その先を進めば、登山道でない所を行くのだから、戻り道がわからなくなることもある。あせって危ない所を行けば、転落してたかもしれない。登山道を外れて転落死というのは、こういうことで起きるんだなあと思った。
戻って標識をよく見て、周りをよく見れば、えぐれてると思った場所には鎖がついていて、下りる場所であることがわかった。普通、迷うところじゃねーよ・・・orz
あとは何の問題もなく、百名山らしい景色のよい山頂とかを堪能して帰途に着いた。
そうそう、八丁峠で休んでるおねーさんに「だいぶ時間遅いけれど(11時)大丈夫?」と心配してもらった。私もそういうふうに他人の心配のできるヒトにになろう。(その前に遭難しないヒトになろう)
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