南限のタイトルいっぱいの光岳(てかりだけ)
- GPS
- 15:42
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,664m
- 下り
- 2,672m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・中部電力北又渡発電所手前の第二駐車場(無料)15台くらいのスペース 7/15 5:30am時点で残り1台分のスペースがあり無事駐車できました。 第二駐車場の先1km程度の所に第一駐車場(50台くらい?)のスペースあり ・第二駐車場〜易老渡登山口まで徒歩(5km / 1時間10分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・残雪なし ・易老渡登山口からすぐのつづら折りの登りと下りの一部において、登山道が細く、ザレて滑りやすいところがあるので注意が必要。(特に下りは疲れていると思うので) ・馬ノ背あたりが少し危険です |
その他周辺情報 | ・道の駅 遠山郷 / 遠山温泉郷 かぐらの湯 http://tohyamago.com/osusume/kaguranoyu/ ・7/15 3:00amに到着し、車中にて仮眠。トイレあり。 下山後の食事と入浴 620円 駐車場まで1時間30分以内。 ・コンビニは中央道飯田IC降りてすぐのセブンイレブンを利用(国道152号線にはありませんでした) |
写真
感想
当初、3連休+1日を使って、雲ノ平を中心とした4座周回を計画していましたが、どうにも雲行きが怪しく、急遽行程を短縮、行き先を変更。あらゆる天気予報を四六時中チェックし、天気が比較的良い南アルプスを選択。悪沢岳・赤石岳・聖岳周回も考えましたが、どうにも行程が厳しいということで、これまた急遽参戦が決まったメンバーを加え、なんの理由があってか光岳に向かいました。
横浜を出発し、圏央道・中央道経由で飯田へ。道の駅 遠山郷で仮眠をし、駐車場へ。一番手前の駐車場が運よく空いていたので、直ぐに駐め、5kmの林道歩きを行いました。1km先に大きな駐車場がありましたが、ほぼ満車だったので、1km余計に歩く結果になりましたが、最初の駐車場に駐めて良かったです。(無理やり路上に駐めている車もいましたが...。)林道を歩いている時にタクシーが何台か通りましたが、ひたすら羨ましい限りです。いいなぁ〜。
元気に林道歩きをクリアし、易老渡登山口に到着。いよいよ登山開始です。と思ったら、いきなりの急登!そこから樹林帯の眺望がない急登が延々と続きました。易老岳まで30番まである標識の10番目である面平で結構へこたれ始める...。ペースを落とし、途中昼食を摂りましたが、おにぎり半分しか食べられない。入らない...。出た〜恒例の内臓疲労だ!そこからは地獄。同行者に先行してもらいました。なんとか易老岳に登頂し、横になりました。完全にシャリバテ?睡眠不足?
易老岳から光岳小屋キャンプ地までは、地獄というか、苦行。三吉平手前からは365歩のマーチの如く、♫10歩進んで◯分休む〜という感じでした。水場でなんとか生き返り、最後の登りへ。ゼンジヶ原にあたりで小屋が見えた際には本当にホッとしました。ご褒美に?姿は見えませんでしたが、南限のライチョウの奇妙な鳴き声が聞こえました。「おつかれさん」とでも言ってくれているでしょうか?ありがとう!テン場でテントを張った後少し横になりましたが、吐き気がし、手が痺れていたので、同行者との楽しい夕食もごめんなさいし(最後の最後に雑炊だけ食べましたが)、早めに就寝しました。
翌朝目が覚めると空腹感があり、行動食などを少し食べましたが、食欲がある。んっ!? 行ける!よっしゃ〜!。4時にテン場を出発し、イザルヶ岳にてご来光を拝み、テン場に戻り朝食。食べれる食べれる!いやっほ〜!朝食後、光岳山頂に登頂し、山頂直下の展望台からテカリ石を眺め、テン場に戻り、出発準備をし、下山開始。快調。脚も大丈夫。昨日苦行だったガレ場も順調(下りだからか?)。易老岳への登り返しも好調。昨日の自分が嘘のよう。易老岳から面平までは、脚に痛みが出始めましたが、まぁ頑張れる。面平からはさすがに自分の脚が自分の脚でないようになってヘロヘロでしたが、なんとか登山口まで下山。と思ったら、そこから5kmの林道歩き😱。いやはやとんでもないきびしい山行を経験しました。日本三大急登を経験し、周りの多くの山友からヘンタイ呼ばわれしている同行者が、「今までで一番きびしいかも」と言っていたので、嘘じゃないと思います。自分の体力不足を痛感しましたと同時に、登山口までのタクシーもしくは自転車利用、山頂での小屋泊をオススメします。幌尻岳同様、百名山挑戦で後回しにされるのも頷けます。
とにかくアクセスも、山行も、長〜く遠〜い比較的地味なお山でした(すみません)。帰りの車中で(遅っ!登る前に勉強すべきでしたが...)、なんで光岳が百名山なんだ?何が魅力なんだ?という会話になり、みんなで調べました。テカリ石があるから?地味じゃない?なんて話していましたら、
日本アルプス最南端、2,500m超の標高最南端、高山帯植生の分布の南限、ハイマツ植生の南限、ライチョウ生息の南限と保持しているタイトルいっぱいでした。
びっくり...。帰宅後、いくつかのビデオを観て、本を読んで、知れば知るほど魅力を感じましたが、全身筋肉痛の現在では、また行きたいととても思えないのですが、過去最高のきびしいお山として記憶に残るお山となりました。
ありがとうございました。
コメントいただきありがとうございました。
光小屋テント場隣の家族です。
体調不良の時の登山は辛いですよね。私も熱中症の持病?があるので、湿度が高いと動けなくなります。さらに重装備だと辛いです。
それにしても豪勢なご飯!私が必死で炊飯していると、子供が「隣の人、トマトとか切ってタコライス作ってるよ!」、「朝もなんか美味しそうなの炒めてるよ!」と比較され困りました(笑)。
下山後、タコライスを食べたくて困りました〜。
どこかの山でまたお会いできると良いですね!
ありがとうございます。
タコライス、お早めに召し上がってください(笑)
私は、見てるだけ...、食べるだけなんですがね...。
こちらこそ、また、お会いできるといいですね。
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