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Yamareco

記録ID: 1200489
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(青木鉱泉→ドンドコ沢→中道→青木鉱泉)

2017年07月16日(日) ~ 2017年07月17日(月)
 - 拍手
子連れ登山 countryhell その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:18
距離
18.2km
登り
2,405m
下り
2,470m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:25
休憩
0:58
合計
7:23
距離 8.4km 登り 1,869m 下り 591m
6:16
142
スタート地点
8:38
8:54
133
11:07
11:32
42
12:14
12:31
68
13:39
2日目
山行
7:24
休憩
0:33
合計
7:57
距離 9.8km 登り 571m 下り 1,893m
6:14
124
宿泊地
8:18
8:19
35
8:54
9:04
32
9:36
9:55
62
10:57
10:59
111
12:50
12:51
80
14:11
ゴール地点
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
韮崎から青木鉱泉までバスで移動し青木鉱泉にて前泊。帰りも同じルート。
初日は韮崎からの最終バスで青木鉱泉へ向かい、そこでキャンプ。キャンプサイトは貸し切り状態で快適。
2017年07月15日 14:57撮影 by  PE-TL10, HUAWEI
7/15 14:57
初日は韮崎からの最終バスで青木鉱泉へ向かい、そこでキャンプ。キャンプサイトは貸し切り状態で快適。
青木鉱泉。ここでお風呂と夕飯の世話になる。ありがたい。
2017年07月15日 16:25撮影 by  NEX-3N, SONY
7/15 16:25
青木鉱泉。ここでお風呂と夕飯の世話になる。ありがたい。
青木鉱泉の食堂をお借りして、息子は宿題とくもん。
この後、二日目は鳳凰小屋のテントで、三日目の帰りはホリデー快速内でそれぞれ宿題をこなす。どんな時でも宿題をやらせるようにしているが、よくやってると思う。
2017年07月15日 16:24撮影 by  PE-TL10, HUAWEI
2
7/15 16:24
青木鉱泉の食堂をお借りして、息子は宿題とくもん。
この後、二日目は鳳凰小屋のテントで、三日目の帰りはホリデー快速内でそれぞれ宿題をこなす。どんな時でも宿題をやらせるようにしているが、よくやってると思う。
青木鉱泉にて。
2017年07月15日 16:26撮影 by  NEX-3N, SONY
7/15 16:26
青木鉱泉にて。
食事メニュー
2017年07月15日 18:57撮影 by  iPad mini 4, Apple
7/15 18:57
食事メニュー
食事メニュー
宿泊者でなくても注文可能。
ただし、夕飯は宿泊者優先なので応相談。比較的手が空いた18時頃に注文することで調整できた。
2017年07月15日 18:57撮影 by  iPad mini 4, Apple
1
7/15 18:57
食事メニュー
宿泊者でなくても注文可能。
ただし、夕飯は宿泊者優先なので応相談。比較的手が空いた18時頃に注文することで調整できた。
息子は牛丼。結構ボリュームあり。
2017年07月15日 18:33撮影 by  iPad mini 4, Apple
1
7/15 18:33
息子は牛丼。結構ボリュームあり。
自分は山菜そば。
2017年07月15日 18:36撮影 by  iPad mini 4, Apple
1
7/15 18:36
自分は山菜そば。
出発。工事中につき迂回。
2017年07月16日 06:30撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 6:30
出発。工事中につき迂回。
サイレンが鳴ると1分40秒後に土石流が来るらしい。
…もうすこし逃げる余地があるといいのだが。せめて3分欲しい。
2017年07月16日 06:39撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 6:39
サイレンが鳴ると1分40秒後に土石流が来るらしい。
…もうすこし逃げる余地があるといいのだが。せめて3分欲しい。
小休止。
2017年07月16日 08:00撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 8:00
小休止。
沢沿いだけあって水が豊富。
2017年07月16日 08:26撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 8:26
沢沿いだけあって水が豊富。
所々急登が現れる。テントを担いでいる身には堪えた。
2017年07月16日 08:34撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 8:34
所々急登が現れる。テントを担いでいる身には堪えた。
南精進ヶ滝にて。
2017年07月16日 08:45撮影 by  SZ-11 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/16 8:45
南精進ヶ滝にて。
ツガ系の新緑。
2017年07月16日 11:12撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 11:12
ツガ系の新緑。
山が深い。これが南アルプスか…
急で長く、そして地味なドンドコ沢。
2017年07月16日 11:24撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 11:24
山が深い。これが南アルプスか…
急で長く、そして地味なドンドコ沢。
ヘロヘロになりながらも五色滝まで到着。
この滝はいいね。高低差に圧巻!
2017年07月16日 12:22撮影 by  NEX-3N, SONY
7/16 12:22
ヘロヘロになりながらも五色滝まで到着。
この滝はいいね。高低差に圧巻!
隣にいたお兄さんが滝修行チャレンジ開始!
おお、誰もが憧れていたのに中々できなかったアレをやるのか!!
と感心したが、写真を撮影していた同行者さん曰く、「あいつ、本物のお坊さんなんすよ」とのこと。
…ガチの滝修行か。納得。
2017年07月16日 12:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 12:24
隣にいたお兄さんが滝修行チャレンジ開始!
おお、誰もが憧れていたのに中々できなかったアレをやるのか!!
と感心したが、写真を撮影していた同行者さん曰く、「あいつ、本物のお坊さんなんすよ」とのこと。
…ガチの滝修行か。納得。
鳳凰小屋まであと少し。
2017年07月16日 12:53撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 12:53
鳳凰小屋まであと少し。
鳳凰小屋手前は高層湿原みたいで天然の箱庭といった趣。
2017年07月16日 13:16撮影 by  NEX-3N, SONY
1
7/16 13:16
鳳凰小屋手前は高層湿原みたいで天然の箱庭といった趣。
最後の小休止。沢の水も普通に飲めるレベル。
ここでのんびりしたら気持ちいいだろうなー。
2017年07月16日 13:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 13:20
最後の小休止。沢の水も普通に飲めるレベル。
ここでのんびりしたら気持ちいいだろうなー。
あ、オベリスクが見えた。
息子曰く、「卵を半分に割ったみたいだ」とのこと。
2017年07月16日 13:29撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 13:29
あ、オベリスクが見えた。
息子曰く、「卵を半分に割ったみたいだ」とのこと。
鳳凰小屋へ到着!
2017年07月16日 13:41撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 13:41
鳳凰小屋へ到着!
鳳凰小屋へ到着!
2017年07月16日 13:42撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 13:42
鳳凰小屋へ到着!
小屋にて遅めの昼食。
息子は焼き鳥缶入りフォー。さぞ旨かったことだろう。
2017年07月16日 14:38撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/16 14:38
小屋にて遅めの昼食。
息子は焼き鳥缶入りフォー。さぞ旨かったことだろう。
テント場はご覧の通りの繁盛ぶり。
13:40頃についたがその時点でかなり埋まっていた。
2017年07月16日 16:26撮影 by  iPad mini 4, Apple
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7/16 16:26
テント場はご覧の通りの繁盛ぶり。
13:40頃についたがその時点でかなり埋まっていた。
翌朝4:00起きの5:45出発。
地蔵岳手前の登りは噂通りザレていて登りにくい…。
傾斜もかなりある。
2017年07月17日 06:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 6:20
翌朝4:00起きの5:45出発。
地蔵岳手前の登りは噂通りザレていて登りにくい…。
傾斜もかなりある。
オベリスクが見えてきた。
2017年07月17日 06:24撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 6:24
オベリスクが見えてきた。
オベリスク手前まで到着。
ここから先は時間も無いし、ガスっているのでパス。
ここまで来れただけで十分満足。
2017年07月17日 06:51撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 6:51
オベリスク手前まで到着。
ここから先は時間も無いし、ガスっているのでパス。
ここまで来れただけで十分満足。
地蔵岳にて。
リアルお地蔵様。
2017年07月17日 06:53撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 6:53
地蔵岳にて。
リアルお地蔵様。
稜線から甲府方面を望む。
奥の山塊は秩父かな。登ってきたなー。
下界は暑いのだろう…。
2017年07月17日 07:35撮影 by  SZ-11 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/17 7:35
稜線から甲府方面を望む。
奥の山塊は秩父かな。登ってきたなー。
下界は暑いのだろう…。
振り向くとオベリスクが。ガスは止んだ模様。
2017年07月17日 08:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 8:20
振り向くとオベリスクが。ガスは止んだ模様。
いたる所でシャクナゲが見頃を迎えていた。
山でシャクナゲの木はよく見るが、開花しているのは初かもしれない。いい時期に来れたのかな。
2017年07月17日 08:33撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 8:33
いたる所でシャクナゲが見頃を迎えていた。
山でシャクナゲの木はよく見るが、開花しているのは初かもしれない。いい時期に来れたのかな。
心地よい稜線。
2017年07月17日 08:47撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 8:47
心地よい稜線。
観音岳にて。
2017年07月17日 09:02撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 9:02
観音岳にて。
左が富士山、右の雪渓は北岳。
ここからだと国内標高No1、No2の山が一度に見れるという贅沢。北岳は霧がかかっていたけれど。
2017年07月17日 09:03撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 9:03
左が富士山、右の雪渓は北岳。
ここからだと国内標高No1、No2の山が一度に見れるという贅沢。北岳は霧がかかっていたけれど。
鳳凰三山の最後は薬師岳にて。
北岳と息子。霧が晴れました。
2017年07月17日 09:53撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 9:53
鳳凰三山の最後は薬師岳にて。
北岳と息子。霧が晴れました。
あとはひたすら本当に地味な下りの中道。
1500m以上下るのに加え、斜面は急で、そしてドンドコ沢以上に地味!今のところマイベストと言える地味登山道。これには参った…。
2017年07月17日 11:41撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 11:41
あとはひたすら本当に地味な下りの中道。
1500m以上下るのに加え、斜面は急で、そしてドンドコ沢以上に地味!今のところマイベストと言える地味登山道。これには参った…。
地味…。標高が下がると虫が増え、ますます地味。
2017年07月17日 12:20撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 12:20
地味…。標高が下がると虫が増え、ますます地味。
最後の急斜面。地味さも最高峰だ。
2017年07月17日 13:07撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 13:07
最後の急斜面。地味さも最高峰だ。
ようやくロードに出る。
とはいえ砂利道だが。
2017年07月17日 13:27撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 13:27
ようやくロードに出る。
とはいえ砂利道だが。
中道のロードから青木鉱泉へ行くには橋を迂回しなければならない模様。山と高原地図だと破線ルートがあったのでショートカットを目論んだ結果、藪を漕いで沢を渡渉。ショートカットは成功したが、最後までやってくれるな鳳凰三山…。
2017年07月17日 14:06撮影 by  NEX-3N, SONY
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7/17 14:06
中道のロードから青木鉱泉へ行くには橋を迂回しなければならない模様。山と高原地図だと破線ルートがあったのでショートカットを目論んだ結果、藪を漕いで沢を渡渉。ショートカットは成功したが、最後までやってくれるな鳳凰三山…。

感想

今年の海の日連休は息子と鳳凰三山へ。
ちなみにかみさんはX-JAPANのライブで不在。

韮崎からの最終バスで青木鉱泉キャンプ場で前泊し、翌日はドンドコ沢を経て鳳凰小屋まで移動、3日目に鳳凰三山を巡り中道経由で青木鉱泉まで下山の周遊ルートとした。

初日の青木鉱泉は、宿泊客は多かったが、キャンプ場は数組のみ、ほぼ貸切状態で快適。お風呂も使えるし、宿泊者優先だが夕食も食堂で注文できるので、時間があれば利用価値は大きい。

2日目のドンドコ沢は、話に聞いていた以上の急登。テントを担いだ身には堪えたが、テントを途中テント装備の登山者と何度もすれ違った。皆、良くやるなぁ。
急なドンドコ沢だが所々で滝を眺められるのが良い。滝を眺めながら休憩しつつ登る(とはいえテント場が埋まるのが嫌なので、早めに着くように心がけたが)。息子的には五竜滝が滝壺まで行けて印象に残った模様。
鳳凰小屋は予想通りの満員御礼。テン場も小屋も一杯だった。これだけ混雑した小屋は初かもしれない。朝はトイレが長蛇の列と化していた…。周りに小屋が無いから仕方ないのだが。水は豊富で、その点はありがたかった。

3日目の鳳凰三山、オベリスクのある地蔵岳は霧がかっていたが、観音岳、薬師岳では雲が抜け、眺望が楽しめた。稜線まで上がると流石はアルプス。富士山や北岳がパノラマに広がる。ここまで登ってくるのが長かった…。息子もよく頑張ったと思う。
中道からの下りは長い長い樹林帯の急坂で、これには参った…。
南アルプス特有なのか、森が深いのだ。稜線ギリギリまで樹林帯が続く。
下山後は青木鉱泉で再び汗を流し、15:00の韮崎行のバスに滑り込み。
コースタイムよりやや早いといった所か。テント担いだ親子登山にしては上出来か。
しんどかった…。

当初、天気予報では月曜に荒れる予想だったが、3日間を通し天候は安定していたのもあり、地味な上り下り含めて初の南アルプスを満喫できた。

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体力レベル
4/5

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