白銀の寒風山(2008)
- GPS
- 06:40
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 707m
- 下り
- 693m
コースタイム
ー14:10-40寒風山山頂-16:00桑瀬峠-17:00登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時は、3月初旬にしては予想以上の積雪で、積雪量は1m程度。 アイゼン、ピッケルは必須だった。 |
写真
感想
【山行No358】
・いつもの通り、国道194号を通り、寒風山トンネルを越えたところから
旧道に入り登ってゆく。途中から路上に雪が出てきたので標高850m付近で
チェーン着装。
10:00-20 登山開始
登山口までそのまま車で行くつもりだったが、だんだん雪も深くなってきたので、
標高1020m付近で車を停めて歩き出すことにした。
この付近に車が10台ほど停まっている。この付近で積雪20cm。
10:40 (本来の)登山口(標高1100m、気温=+3℃)
・ここからアイゼンを着装して登りだす。トレースはあるが、積雪は約50cmで
本格的な雪山の感じ。
桑瀬峠の手前は、無雪期には笹原となっているところだが、今日は
雪の大斜面となっており、トラバースするのが危なそうなせいか、
トレースは稜線に直登してから峠に降りるルートについている。
12:10-40 桑瀬峠(気温=+5℃)
なかなか眺めがよい。白銀の寒風山がいつも以上に堂々とした姿を
見せている。雪の量は1m程度。
カップラーメンでとりあえず昼食。
・寒風山までの登路は、トレースはついているがなかなか雪が多い。
こんな日でも下ってくる人は割と多い。
全体には割と締った雪だが、途中にあるコルの部分、1.5m位の新雪が
ふかふかに詰まっていて、踏ん張りがきかないので大変。
固定ロープを頼りに慎重に越えた。
・途中のブナなどの樹林帯は、少しだが霧氷が着いていて、太陽の光に
輝いてなかなかきれい。
・山頂の手前も、いつもは笹原だが今日は雪の大斜面となっている。
滑落しないように慎重に行く。
14:10-40 寒風山山頂(気温=+7℃)
久々にめいっぱいの登りだった。
そのかいあって、山頂からは大展望が広がっている。
1700m級の3月の山とはとても思えない。まるで北アルプスの
春山のような白銀の世界が広がっていて、感動!。
北の瀬戸内側は雲海が広がっていて、はるかに遠く、広島の奥の
恐羅漢山あたりが見えている。双眼鏡で見ると、東北方向にも山があり、
大山か?
ちょうど山頂にいた2人と、互いに「すごい!、すごい!」と言い合う。
・下りは登り以上に慎重に下る。特に雪の斜面のトラバースは慎重に。
雪は、よく観察すると、50cmほどの堅い旧雪の上に、この1週間ほどの
間に降った新雪が50cmほど乗っている状態なので、アイゼンもグサッとは
利かない感じ。
16:00 桑瀬峠
はや夕方となり、登山者の姿もなく、シーンとした夕暮れ。
冷えた空気を深々と深呼吸してみる。
16:40 (本来の)登山口
車道をぽくぽくと下る。
17:00 登山口 着
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