おはようございます。
仙流荘から5時20分ごろの臨時便に乗りようやく着いた北沢峠、空は曇りだけどよくブログや本で見る景色にやる気はマックス。
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7/22 6:13
おはようございます。
仙流荘から5時20分ごろの臨時便に乗りようやく着いた北沢峠、空は曇りだけどよくブログや本で見る景色にやる気はマックス。
6時半に長衛小屋のテン場へ。手前側は既に色とりどりのテントが張られている。皆さん早いですね。
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7/22 6:29
6時半に長衛小屋のテン場へ。手前側は既に色とりどりのテントが張られている。皆さん早いですね。
ようやく設営完了。
ちなみに今回の山行目的はkurimemfさんnewテントのデビューだ。
だが写真を整理すると、kurimemfさんnewテントの写真が一枚も無かった。newテントについて会話した記憶もない。誰にもいじられなかったkurimemfさんはきっと寂しかっただろう。
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7/22 7:04
ようやく設営完了。
ちなみに今回の山行目的はkurimemfさんnewテントのデビューだ。
だが写真を整理すると、kurimemfさんnewテントの写真が一枚も無かった。newテントについて会話した記憶もない。誰にもいじられなかったkurimemfさんはきっと寂しかっただろう。
山行目的をすっかり忘れ、辿り着いた登山口。
まさかこの後あんなドラマが待っていようとは、この時点では想像もしてなかった。
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7/22 7:25
山行目的をすっかり忘れ、辿り着いた登山口。
まさかこの後あんなドラマが待っていようとは、この時点では想像もしてなかった。
2合目へ到着。ここまでは順調!と思いきや、ここまでの道すがらkurimemfさん長男のMくんが腹痛のため登ることができず、下山することに。。kurimemfも断腸の思いで下山と相成った。
運動神経抜群でいつも皆を引っ張ってくれるMくんだが、山での無理は禁物。自分から下りると言えて偉い!また明日もあるからね!
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7/22 8:06
2合目へ到着。ここまでは順調!と思いきや、ここまでの道すがらkurimemfさん長男のMくんが腹痛のため登ることができず、下山することに。。kurimemfも断腸の思いで下山と相成った。
運動神経抜群でいつも皆を引っ張ってくれるMくんだが、山での無理は禁物。自分から下りると言えて偉い!また明日もあるからね!
大きな心の支えを失ったが、残った子どもたちは大丈夫そうだ。
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7/22 8:07
大きな心の支えを失ったが、残った子どもたちは大丈夫そうだ。
3合目に到着。標高にして2300くらいだろうか。下山したkurimemfさんはこの時既にテン場でやる事が無く暇を持て余していたらしい。
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7/22 8:42
3合目に到着。標高にして2300くらいだろうか。下山したkurimemfさんはこの時既にテン場でやる事が無く暇を持て余していたらしい。
そしてついに5合目大滝ノ頭へ着いた。今回は小仙丈ヶ岳を目指すルート。
とここで、nozawakiraさん長男kt2nzくんが頭痛とめまいを訴える。
標高は2500mほど、典型的な高山病の症状だ。
この高さまで歩いてきたのはkt2nzくんにとって初めての事だろう。
普段あまり山登りを喜ばないkt2nzくんだが、今回は勇気を振り絞って参加してくれた。何とか登らせあげたかった。本人も登るつもりだったろう。・・・悔しいけどkt2nzくんの山頂はここにしようか。
よくここまでがんばった!
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7/22 9:35
そしてついに5合目大滝ノ頭へ着いた。今回は小仙丈ヶ岳を目指すルート。
とここで、nozawakiraさん長男kt2nzくんが頭痛とめまいを訴える。
標高は2500mほど、典型的な高山病の症状だ。
この高さまで歩いてきたのはkt2nzくんにとって初めての事だろう。
普段あまり山登りを喜ばないkt2nzくんだが、今回は勇気を振り絞って参加してくれた。何とか登らせあげたかった。本人も登るつもりだったろう。・・・悔しいけどkt2nzくんの山頂はここにしようか。
よくここまでがんばった!
こうしてnozawakiraさんとkt2nzくんも下山していった。
背中に見えた甲斐駒は遥か遠くに感じた。
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7/22 9:50
こうしてnozawakiraさんとkt2nzくんも下山していった。
背中に見えた甲斐駒は遥か遠くに感じた。
で残った3人はというと、まだまだ元気で余裕がありそうなので、okt-takaさんと私の5人で山頂を目指すことに。
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7/22 9:58
で残った3人はというと、まだまだ元気で余裕がありそうなので、okt-takaさんと私の5人で山頂を目指すことに。
甲斐駒より遙か眼下にテン場が見える。よく目を凝らすとkurimenfさんがテントの周りをウロウロしていた。
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7/22 9:58
甲斐駒より遙か眼下にテン場が見える。よく目を凝らすとkurimenfさんがテントの周りをウロウロしていた。
5合目から20分ほど歩くと、長かった樹林帯がようやく終わりを迎えた。
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7/22 9:59
5合目から20分ほど歩くと、長かった樹林帯がようやく終わりを迎えた。
突然視界が開け、女王の近衛兵である小仙丈ヶ岳が姿をあらわした。
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7/22 10:10
突然視界が開け、女王の近衛兵である小仙丈ヶ岳が姿をあらわした。
この頃からst2nzくんが頭痛の様な症状を訴えてきた。
nozawakiraさんから託された酸素缶を吸入し、必死に登ろうとしている。
いつもなら歩いて10分で「山頂まだ?」というst2nzくんだが、今回はいつもと何かが違っていた。
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7/22 10:20
この頃からst2nzくんが頭痛の様な症状を訴えてきた。
nozawakiraさんから託された酸素缶を吸入し、必死に登ろうとしている。
いつもなら歩いて10分で「山頂まだ?」というst2nzくんだが、今回はいつもと何かが違っていた。
この辺りにはお花畑が広がっており、夏休みの自由研究が高山植物の次男は大喜び。
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7/22 10:32
この辺りにはお花畑が広がっており、夏休みの自由研究が高山植物の次男は大喜び。
何とか小仙丈ヶ岳に着いた。
標高2846mよくがんばった!
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7/22 10:48
何とか小仙丈ヶ岳に着いた。
標高2846mよくがんばった!
白峰三山はガスがかかってしまったが、雄大な景色に子どもたちも興奮していた。
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7/22 10:50
白峰三山はガスがかかってしまったが、雄大な景色に子どもたちも興奮していた。
さあここからは天空の散歩道。あとちょっとで女王様に会えるぞ!
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7/22 11:10
さあここからは天空の散歩道。あとちょっとで女王様に会えるぞ!
本日は午後から崩れる予報。
ここまできたご褒美に何とかもって欲しい。
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7/22 11:20
本日は午後から崩れる予報。
ここまできたご褒美に何とかもって欲しい。
8合目まで来ると周りをガスに囲まれていた。
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7/22 11:26
8合目まで来ると周りをガスに囲まれていた。
と思ってる間に雨が落ちてきた。
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7/22 11:39
と思ってる間に雨が落ちてきた。
写真では分かりにくいが、下界の本降りといわれるくらいの雨が一気に落ちてきた。
慌てて上下のカッパを身につける。気温は低く手が冷たい。
雨は強くなる一方でこのまま山頂に向かうのは危険と判断し、仙丈小屋へ向うことに。
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7/22 11:57
写真では分かりにくいが、下界の本降りといわれるくらいの雨が一気に落ちてきた。
慌てて上下のカッパを身につける。気温は低く手が冷たい。
雨は強くなる一方でこのまま山頂に向かうのは危険と判断し、仙丈小屋へ向うことに。
幸いすぐに仙丈小屋が見えてきた。
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7/22 11:58
幸いすぐに仙丈小屋が見えてきた。
山頂方面に目を向けると稜線上を歩いてる人を確認できたが、この雨の中の子連れであそこを歩くのはイメージできないなあ^^;
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7/22 11:59
山頂方面に目を向けると稜線上を歩いてる人を確認できたが、この雨の中の子連れであそこを歩くのはイメージできないなあ^^;
ありがたい事に仙丈小屋の自炊室を開放してくれたので、中でラーメン食べた。
これが助かった、ありがとうございます感謝します。
体が温まり子どもたちはまだ余力はありそうだ。
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7/22 12:34
ありがたい事に仙丈小屋の自炊室を開放してくれたので、中でラーメン食べた。
これが助かった、ありがとうございます感謝します。
体が温まり子どもたちはまだ余力はありそうだ。
小屋のご主人が雨が上がった事を教えてくれた。
外へ出ると少し明るくなってきている。
小屋から山頂までのコースタイムは往復1時間ほど。下山は3時間くらいかかるだろう。行けるか?・・・・
子どもたちは行きたいと言っている。どうするか。。
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7/22 12:49
小屋のご主人が雨が上がった事を教えてくれた。
外へ出ると少し明るくなってきている。
小屋から山頂までのコースタイムは往復1時間ほど。下山は3時間くらいかかるだろう。行けるか?・・・・
子どもたちは行きたいと言っている。どうするか。。
いや、やはり本日の山頂はここにしよう。
天気は好天の見込み無いし、帰りの体力と時間を考えたらここが山頂にふさわしい。
雨の中本当によくがんばったね!
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7/22 12:56
いや、やはり本日の山頂はここにしよう。
天気は好天の見込み無いし、帰りの体力と時間を考えたらここが山頂にふさわしい。
雨の中本当によくがんばったね!
馬の背ヒュッテの分岐まで下りてきた。事前情報で藪沢ルートは子連れに不向きとのことだったので大滝ノ頭へ戻るルートへ。
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7/22 13:49
馬の背ヒュッテの分岐まで下りてきた。事前情報で藪沢ルートは子連れに不向きとのことだったので大滝ノ頭へ戻るルートへ。
大滝ノ頭へトラバースするルートの途中、大きなスノーブリッジを見て大興奮。
ヒンヤリして気持ちよかったね^^
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7/22 14:03
大滝ノ頭へトラバースするルートの途中、大きなスノーブリッジを見て大興奮。
ヒンヤリして気持ちよかったね^^
こんなに雪が残っているのはここだけ。歩行に支障なし。
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7/22 14:04
こんなに雪が残っているのはここだけ。歩行に支障なし。
沢の増水も無く無事通れてよかった。
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7/22 14:12
沢の増水も無く無事通れてよかった。
大滝ノ頭に到着!
さすがに疲れが目立ってきたね。
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7/22 14:22
大滝ノ頭に到着!
さすがに疲れが目立ってきたね。
ようやく下山、長い1日だったね。お疲れさま。
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7/22 15:53
ようやく下山、長い1日だったね。お疲れさま。
テン場ではkurimemfさんが本日7回目の張り綱のチェックに出ていた。なんでも下山してすぐにMくんは復活したらしい。
それからは散歩行ったり、川遊びをしたりと考えられる暇つぶしをした後に時計をみたらまだ午前9時だったとか。それから6時間余り、張り綱チェックでひたすら時間を潰したようだ。
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7/22 15:09
テン場ではkurimemfさんが本日7回目の張り綱のチェックに出ていた。なんでも下山してすぐにMくんは復活したらしい。
それからは散歩行ったり、川遊びをしたりと考えられる暇つぶしをした後に時計をみたらまだ午前9時だったとか。それから6時間余り、張り綱チェックでひたすら時間を潰したようだ。
下山してからも休む間もなくカードゲームに没頭する子どもたち。やはり体力は十分なんだな〜。
大人は一眠りzzz
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7/22 16:09
下山してからも休む間もなくカードゲームに没頭する子どもたち。やはり体力は十分なんだな〜。
大人は一眠りzzz
2日目は甲斐駒ヶ岳の予定だったが、パッとしない天気だし、子どもたちの疲労度を鑑みて、南アルプス天然水のCMでお馴染みの栗沢山へ計画変更。登り2.5時間、下り1時間の行程だ。
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7/23 4:59
2日目は甲斐駒ヶ岳の予定だったが、パッとしない天気だし、子どもたちの疲労度を鑑みて、南アルプス天然水のCMでお馴染みの栗沢山へ計画変更。登り2.5時間、下り1時間の行程だ。
朝の樹林帯はまだ暗く、念のためヘッドライトを点ける。
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7/23 5:07
朝の樹林帯はまだ暗く、念のためヘッドライトを点ける。
登り始めてすぐにまたしてもkt2nzくんの高度障害の症状が、、。
やはり疲れがたまっているのかな。
本人は自分がギブアップする事で、連れ添うnozawakiraさんが2日連続で山に登れなくなってしまう事を気にして、ギブアップをためらっている様子。
・・・・
そんなこと気にしなくてい〜んだよ。山に来てくれてありがとう。
You, here. I 'm Very Happy!
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7/23 5:59
登り始めてすぐにまたしてもkt2nzくんの高度障害の症状が、、。
やはり疲れがたまっているのかな。
本人は自分がギブアップする事で、連れ添うnozawakiraさんが2日連続で山に登れなくなってしまう事を気にして、ギブアップをためらっている様子。
・・・・
そんなこと気にしなくてい〜んだよ。山に来てくれてありがとう。
You, here. I 'm Very Happy!
またもや1人残されたst2nzくんに登れるか聞くと「登る!」との事。
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7/23 6:07
またもや1人残されたst2nzくんに登れるか聞くと「登る!」との事。
昨日は無念の下山となったMくんも今日は調子良さそう。
グイグイと皆を引っ張って行く。
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7/23 6:20
昨日は無念の下山となったMくんも今日は調子良さそう。
グイグイと皆を引っ張って行く。
振り返ると女王がそこにいた。
そうだ山は逃げない。
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7/23 6:20
振り返ると女王がそこにいた。
そうだ山は逃げない。
順調に標高を上げていくと木々の隙間からプリンス甲斐駒が姿を現した。
ちょっと曇っているが、この栗沢山は甲斐駒を眺めるには良い山ではないか。
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7/23 6:34
順調に標高を上げていくと木々の隙間からプリンス甲斐駒が姿を現した。
ちょっと曇っているが、この栗沢山は甲斐駒を眺めるには良い山ではないか。
突然樹林帯が終わり、ハイマツが姿を見せる。今日は風が強いため防寒着代わりにカッパを着込む。
子どもたちは手袋が必要なくらい寒かったようだ。
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7/23 6:43
突然樹林帯が終わり、ハイマツが姿を見せる。今日は風が強いため防寒着代わりにカッパを着込む。
子どもたちは手袋が必要なくらい寒かったようだ。
少しいやらしい道もあるがフォローが必要なほどでは無い。
みんな成長したな〜。
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7/23 6:59
少しいやらしい道もあるがフォローが必要なほどでは無い。
みんな成長したな〜。
着いた!栗沢山2714m。
よくがんばった!
Mくん、無事登れてよかったね!
2日連続で登った小さな3人のクライマーよ登頂おめでとう!
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7/23 7:05
着いた!栗沢山2714m。
よくがんばった!
Mくん、無事登れてよかったね!
2日連続で登った小さな3人のクライマーよ登頂おめでとう!
そして2日連続でテン場を守ることになったnozawakiraさんもこの景色、子どもたちの頑張りをどんなに見たかったことだろうか。
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7/23 7:06
そして2日連続でテン場を守ることになったnozawakiraさんもこの景色、子どもたちの頑張りをどんなに見たかったことだろうか。
せめて写真だけでも(笑)
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7/23 7:06
せめて写真だけでも(笑)
アサヨ峰方面、左奥にオベリスクが見える。
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7/23 7:07
アサヨ峰方面、左奥にオベリスクが見える。
北岳
今年こそ行きたい
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7/23 7:08
北岳
今年こそ行きたい
仙丈ヶ岳もすっかり雲の中だ。
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7/23 7:08
仙丈ヶ岳もすっかり雲の中だ。
そして登山するきっかけとなった甲斐駒
こちら側からの勇姿は目を見張るものがあるが、登る時は表参道からチャレンジしたい。
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7/23 7:08
そして登山するきっかけとなった甲斐駒
こちら側からの勇姿は目を見張るものがあるが、登る時は表参道からチャレンジしたい。
摩利支天の奥には赤岳がはっきりと姿を見せた。
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7/23 7:08
摩利支天の奥には赤岳がはっきりと姿を見せた。
名残惜しいけど北沢峠10時発のバスに乗るため早々に下山。
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7/23 8:45
名残惜しいけど北沢峠10時発のバスに乗るため早々に下山。
また女王に会いに来よう!
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7/23 9:36
また女王に会いに来よう!
山頂まで行けた子も、行けなかった子も、みんな、よく頑張りました。(^o^)
無事に下山して、家に帰るのが一番大切なこと。途中で引き返すのも勇気です。
(という私も、最近、計画通り登れず撤退が多いです。f^_^;)
okt-takaさん、naotomo-pさん、krimenfさん、nozawakiraさんお疲れ様でした。
子連れ登山の難しさ、楽しさが伝わってくるレコでした。子供達の安全第一ということですね〜(^o^)
nozawakiraさん、2日ともテント番お疲れ様でした。残念でしたね。いつか再チャレンジしてください。
私も今年、仙丈ヶ岳に行きたくて、いつ行こうかと検討中です。
Nobu00さん
こんにちは、温かいコメントありがとうございます。
体力的には大丈夫だと思っておりましたが、体調の変化には勝てませんでした。
おっしゃる通り、無事に家に帰ることが一番大事ですね。今回何事も無くてよかったです。
梅雨明けなのに不安定な天候が続いていますが、仙丈ヶ岳晴れたら最高ですね。
私も必ず再チャレンジします!
Nobu00さん
コメントありがとうございます。
2日ともテント番にはなりましたが、山の難しさを知る良い経験になりました。
終えてみてまず思うのは、3000m級にチャレンジするには、まず親がそのリスクを知る必要があったな、ということです。
子供を連れていって自分が体調崩すリスクがあったわけで、不馴れな親が二人の子供の参加を決めたのは甘すぎたな、と思います。
でも、子供と二人で下山しながら、お互い傷心の中、普段は話さないようなことを話したり、コミュニケーションをが深まりました。これも山の魅力ですかね(^^)
今回、2日ともひたすら苦しい登りだけを味わった長男には、何とか森林限界を越えた時の絶景を見せてあげたい。
そのために、まずは私がリベンジしなければ!
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