九重山(久住山、中岳、稲星山、大船山、平治岳;テント泊@坊ガツル)


- GPS
- 18:50
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 2,498m
- 下り
- 2,466m
コースタイム
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:30
天候 | 1日目(7/24):曇りのち午後から強い雨 2日目(7/25):晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山したことがない九州の山を計画、
別府をベースに九重連山を1泊2日でテント泊を計画。
7/24(月)(1日目)
4時半に別府を出発、1時間程度で長者原の駐車場到着。
駐車場は車中泊の車の駐車が多い。
トイレもあり、スマホも通じる。
食事と準備をし、駐車場上に佇むガイド犬「平治号」に挨拶をして出発。
ガスも多く、平日でもあり登山者がいない。
木道を進むとなだらかな登りが続く。
樹林が低く枝葉が密で、登山道は木漏れ日がほとんど無く、暗い。
開けた場所で木道のある雨ヶ池。
そこから程なく鐘状の山々に囲まれた坊ガツルの湿原地帯。
法華院も見える。
川近くのテント地では、トイレ、水場もある。
テントを張る場所はほぼ草地の上で、若干でこぼこ。
2テントが先行、テントを張ってすぐに大船山に向かう。
ガスがまた濃くなるなか登頂、段原に戻りそこから高塚山方面へ。
しかしあまりこのルートを使う人が少ないのか、両脇の笹・枝が手を伸ばして登山路の行く先を隠している。
笹枝をかき分け降ると高塚山への登り地点、風穴に出る。涼しい。
そこで雨が降ってきた。
高塚山登山はあきらめ、テント場に戻ることとするが、大船山を登り返しても、ソババッケ、大戸越ルートをとっても3時間かかる。
来た道を戻るのは精神的にしんどいので、ソババッケ、大戸越ルートをとることとする。
毛穴をふさがれたようなべっとりとした湿度の中をレインウェアを着て進むため、大きく体力がそがれる。
徐々に雨脚が強くなったため、平治は登らずに通過しようと考えていたが、大戸越で雨が止んだ。
まもなくまた雨が降るだろうと思ったが、気温も高くそれほど危険なルートでもないため、平治岳登頂を目指すこととする。
しかし、予想通りものの20分前後でまた雨が降り始め、しかも強くなってきた。
ずぶ濡れになりながら登頂を果たし、急いで下山、深い樹木に守られた登山路をテント場まで戻る。
テントは4張りに増えていたが、雨脚が激しく、法華院に逃げたテントもあるようだ。
しかし当方は今回2−3人用の大きいテントを持ってきていたため、テント内は結露に悩まされずドライ。
テントをたたく雨脚は衰えることなく、夕食を摂り就寝。
7/25(火)(2日目)
翌日朝は雨があがり気持ちが良い。
この日は稲星山、中岳、久住山を巡ることとする。
相変わらず登山路は笹と枝が手を伸ばしており、前日の雨と朝露がまた全身を濡らす。
割ときつい登りで白ロ岳経由で稲星山登頂、視界の開けた山頂は周囲の山々が眼前。
日に照らされ、前日の雨が水蒸気の白いガスとなってそこかしこで立ち上がっている。
行く先の中岳、久住山もルートが一望。
いったん降り、登り返し。
ここらから久々に登山者に会う機会が増えてくる。
中岳、天狗ヶ城、久住山に登頂。
日差しが強く、肌が赤くなってきている。
出発時間が予定よりも遅く、かつ繁茂する登山路の草木の厳しさから久住山登頂がだいぶ遅れ、また別府への帰宿時間も決めていたため、
星生山に向かうことを止め、北千里経由でテント場に戻ることとする。
これまでの緑深く、樹林下で暗い登山路から、荒々しい硫黄山を横目に視界が開けた心地よい下り。
諏蛾守越を通過、ハイキング気分でテント場まで戻る。
日差しが強かったため、テントも草地もよく乾いていた。
昼飯を取りながらパッキング。
ずしりと重量の増したザックを担いで長者原に戻る。
また途中ぱらぱらと弱い雨が降る。
平治号に挨拶をして駐車場到着。
宿で汗流しをすることとして、そのまま車で戻るも、大吊橋先の道路が通行止めで引き返し、やまなみハイウェイで大分自動車道に戻る。やまなみハイウェイは湯布院ICまでの数十キロが追い越し禁止のため、ずっとゆっくりとした大型観光バスの後ろ当方1台。。。
自動車道にのると今度は激しく土砂降り。
登山路の草木の妨げや豪雨が登山の難易度を上げ、
防水対策をあらためて考えさせられる登山となりました。
またもやアップに2週間かかってしまった。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する