丹沢主脈日帰り縦走 (靴の試し履きが目的)
- GPS
- 11:44
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,051m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
11:10 丹沢山 11:32 → 棚沢の頭 12:22 → 13:11 蛭ヶ岳 13:15 → 原小屋平 14:10 → 姫次 14:29 → 八丁坂の頭 14:44 →
黍殻非難小屋 15:00 → 大平分岐 15:06 → 平丸分岐 15:22 → 鳥屋分岐 15:35 → 焼山 15:45 → 16:45 焼山登山口 17:18 →
18:53 三ヶ木
天候 | くもり (時々晴れるも大半はガスの中) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 三ヶ木 → 橋本 神奈中バス 420円、橋本 → 京王帝都電鉄 430円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉BT にはトイレ。登山ポストあり。 焼山登山口にトイレ・登山ポストなし。 但し、バス停前の神社裏手にトイレあり。 大倉〜塔ノ岳 危険箇所なく、良く整備された登山道。 大倉尾根は泥沼のイメージしかなく、 スパッツを装着したが、今回は良く乾いていてスパッツは必要なかった。 搭ノ岳〜丹沢山 搭ノ岳直下の崩落箇所も昨年修復済みで歩き易くなっている。 とても良く整備されています。 丹沢山〜蛭ヶ岳 鬼ヶ岩の鎖場以外はとても歩き易い。 鬼ヶ岩の鎖場2箇所は鎖に頼らなくても通過できますが慎重に下りましょう。 蛭ヶ岳〜姫次 蛭ヶ岳山頂直下の丸太の階段、丸太と丸太の間の土が一部流れていて段差が大きく早足通過は出来ない。 まだ修復してそれ程経っていない筈なのに、これでは近い内にまた修復工事が必要になるかもしれない。 その他、木の階段、木道等、よく整備されていて歩き易くなっています。 姫次〜焼山登山口 東海自然歩道に指定されていてとても歩き易い。 焼山より下はジグザグの急な下りとなり、 その先の石だたみは濡れていると滑り易いので注意が必要。 |
写真
感想
先週の表銀座テント泊縦走より戻ってから次ぎの山が思い浮かばず、何となくテンションも上がらず、週末はどうしようか迷っていた。
木曜の夜、カモシカスポーツで高所縦走・残雪期用の靴として、スポルティバ TORANGO S EVO GTX を購入したが、
来週の剱岳バリエーションでいきなり履くのも心配だったので、どこか近場の日帰りで足慣らし、試し履きをする事にした。
前日の夕方になって丹沢主脈日帰り縦走をしようと思いつき、久しぶりに一番電車に乗った。
大倉で歩き出して直ぐ感じたのは、とにかく暑いと云う事で登山口に着いた時、既に汗がびっしょり。
暑いのは予想していて水も3.5L持参したが、それにしても流れる汗がすごい、最初の1時間ですっかりバテてしまった。
花立山荘で最初の休息を取ったが、ここまで、予想よりかなりペースが遅い。
搭ノ岳山頂迄、ナント2時間58分もかかってしまい冬場より約30分も余計にかかっている。
その後、丹沢山への稜線は風が通り涼しく、早めに着き、みやま山荘に飛び込み、冷たい缶ビールをプシュ、うま〜い!
石井さんご夫妻も数分遅れで到着。 アンコールの缶ビールをプシュ、二度目も又うま〜い!
しかし、下山後のバスの時刻が心配で20分の休息でみやま山荘を出発。
丹沢山から蛭ヶ岳に向かうルートは丹沢とは思えないような景観で個人的には好きですが今日はガスの中。
しかし、ピーカンなら途中でバテて歩けなくなってしまうので今日ほどガスがありがたいと思った事はなかった。
蛭ヶ岳まで1時間20分以内を想定していたが今日は1時間40分もかかってしまった。
下山後のバスが気がかりで写真だけ撮り蛭ヶ岳山頂を後にする。
必死で歩いてるつもりだが姫次までほぼコースタイムに近い、とにかくペースが上がりません。
姫次より先は下る一方なのでタイム短縮に期待する。
最後の焼山より登山口BSまで、標高差約760mを必死に1時間で下ったが8分差で最終バスを逃す、あ〜!!!
今朝の搭ノ岳への登りで予想より30分も余計にかかった事、
丹沢山〜蛭ヶ岳も予想より20分余計にかかって、その後もタイム短縮出来なかったのが要因
みやま山荘でのビール、1本だけにしとけばバスに間に合ってたかも・・・、あ〜ぁ、悔やまれる。
仕方ないのでバス停前の神社でストックと靴の汚れを持参のブラシで洗い流し、顔を洗って靴も脱いで大休止。
丹沢山以降、バスの時間が気になって食べていなかった昼食のおにぎりを食べる。
しかし、下山直後の冷たいコーラがこんなに美味しいとは・・・
何年もの間、コーラなんて飲んでなかったけど、先日来ちょっと凝ってます、ひょっとするとビールより美味いかも。
その後、三ヶ木までの舗装路をテクテクと歩きましたが、疲れた足には堪えました。
この新しい靴、山では軽くて歩き易く思ったけど、ソールが硬い分、舗装路では反対に歩きにくく、
それと、この靴、中が蒸れているようで凄く暑い、本当にゴアですか?
途中で疲れてしまい、脱いで裸足で歩きたいと思った程でした。
今回のスポルテバの試し履き、合わず痛みが出た時の事も想定してメレルのローカットを担いできたが、
舗装道路歩きでは何度も履き替えようかと思ったくらい。
お正月にここを歩いた時は1時間20分だったが今日は1時間35分以上かかって三ヶ木BTにたどり着いた。
夏場の丹沢はヒルが嫌で近ずかなかったが、rider さんの「ヒル撃退にはマキロンがいいみたい」とのアドバイスがあって、
ヤマビルファイターと塩、それに家にあったマキロンを持参したが、
幸運にも今回はヒルを見かけることもなく効力の程は確認出来なかった。
それにしても夏場の丹沢は侮れないです。 ヒルよりも暑さ対策が重要と再確認した山行でした。
今回は幸いにして行程のほとんどがガスで覆われていて助かりましたが、もしピーカンならば途中で干からびて倒れてるかも。
とにかく大倉から花立山荘までの間が暑くてきつかったです。
毎日のように早足で登られている方達もいますが、偉大です。
今回、渋沢のバス停で警察の方が登山者にチラシを配って協力の要請をしてましたが、
秦野市在住の82歳のおじいさんが、7月6日朝、搭ノ岳に行ってくると言い残し消息を絶っているそうです。
ルートは分かりませんが、どこかの痩せ尾根から滑落したのかもしれません。
一刻も早く無事で見つかる事を祈ります。
この時期に丹沢ですか。そうとうな訓練になったことでしょう。
今コース、普通は一泊二日。日帰りにしては10キロを越える荷物を背負っての山行。
この条件でこのコースタイムは凄いと思いますよ。丹沢あたりのコースタイムはかなりシビアです。北アあたりはすぐにコースタイムを縮められますが、丹沢ではそれこそ、軽量化して走るようでないと難しいです。
梅雨が早く明けたので、剱岳はもらったと言う感じです。心配は雷ですね。午前中に稜線は抜けたいと思ってます。
私もロープ新調しました。剱岳は万全の体制で臨みます。
コメントありがとうございます。
日帰りでもいつもこれ位は最低でも背負ってます。
大半は水なので下山後捨ててきますが、テント泊の為の訓練と思い、以前からやってます。
1泊の小屋泊まりでも15kg〜17kgは担ぎます、本来はその半分で済むんですが・・・
剱岳、楽しみです。
雷は昨年辛い思いをしてるので勘弁して欲しい所です。
早出・早着が基本かと。
うわぁ、この時期の丹沢は暑そうですねえ・・。それでも30km歩いてしまうNoborundaさんは凄いです!
丹沢はヒルを避けて冬しか行かないのですが、修行になりそうなルートですねえ。
剱、お気をつけて。晴れるといいですね〜
お立ち寄りありがとうございます。
確かにヒルの事があるので冬場以外は丹沢に近ずかなかったのですが、
riderさんの「ヒル撃退にマキロンが効く」とのアドバイスを受けて
自宅にあったマキロン持って行ってきました。
登山路が意外と乾いてて幸運にもブラックデビル(ヒル)とは遭遇しませんでした!
剱、頑張ってきます!
敵は落石・雷雨、それに、多分大丈夫だと思ってる自分です。
丹沢縦走お疲れ様です。
登山靴の試し履きも大丈夫だったみたいですね。
でもこの靴で舗装路を歩くと一変につま先と踵がすり減って勿体ないですよ。
折角のクライミングソールがウォーキングソールの様に丸まってしまいます。
コメントありがとうございます。
お陰様で靴の方は今までの夏靴より軽いし、山ではまずまず歩き易かったです。
しかし、ソールが硬めなので低山のハイキングより、
岩稜帯を含む高所登山やテント装備等の重い荷物を背負っての縦走に真価を発揮するようです。
今回の舗装路歩きのせいか、何気につま先と踵が少しすり減ったような気がします。
今までの夏靴は1年8ヶ月でソールの張替えに至りました。(まだ山屋に持って行ってませんが)
今度のスポルティバは今後の使用頻度にもよるでしょうが、
もっと早くソールの張替えが必要になりそうな気がします。
確か MATSUさんもかなりの頻度で張り替えてられるんですよね?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する