東北遠征 _屬僚田駒ヶ岳と周辺の山を周回
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 842m
- 下り
- 847m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されているが、男岳直下からムーミン谷への下りは急傾斜で足場の悪い場所もある。 焼森から湯森山へのコースは路端を草や灌木が覆っている場所もあり長袖必携。 |
写真
感想
今年の夏は東北遠征。第一弾は花の山として名高い秋田駒ヶ岳。
田沢湖高原に前泊し、アルパこまくさ7:42発のバスに乗車。駒ヶ岳八合目に向かう。平日だがけっこうな乗車率。
駒ヶ岳八合目はもう森林限界を超え、目の前には最高峰の男女岳が座っている。
今日の行程はここから男女岳に登った後、ムーミン谷を経由して横岳へ。そこから北側に少し離れた湯森山と笹森山をグルっと回る周回コース。
登山道は男女岳を西側から巻くように登って行く。登山口から様々な花が咲いていて飽きさせない。
1時間ほどで阿弥陀池。そこから目の前の男女岳に登る。山頂は大展望。岩手山をはじめ北東北の山々が見渡せる。
しばし展望を楽しんで下山。ムーミン谷に向かう。男岳の鞍部から急斜面を下る。ザレが多く気を付けながら標高差150mほど下るとムーミン谷底部。確かに漫画で見たムーミン谷の風景に似ているような・・。
ここには様々な花が咲いていた。前評判も良かったが、それを裏切らないとても雰囲気の良い場所だった。来てよかったと思う。
そこを抜けると風景は一変し、スコリアの堆積した砂礫地帯へと変わる。大焼砂と呼ばれている所で、ここにはコマクサが群生していた。タカネスミレは既に実をつけていて花は見れずちょっと残念。
ザレて歩きにくい斜面をゆっくり登って横岳。ちょうど正午となり昼食とする。
次のピークは焼森で、その名のとおり山頂部はスコリアで覆われ植物は何も生えていなかった。
ここから真っ直ぐ下れば八合目まですぐだが、時間があるのでこの先の湯森山と笹森山まで足をのばす。
笹森山へは緩やかな稜線が続いているが、こっちの道に入ると人の姿は無くなった。だらだらと下り、いつの間にか登りに変わる。登山道わきの草が伸びてうるさいが、花々も多く静かで気持ちいい道が続く。
だらだらと登り、何となく視界が開けたと思ったらそこが湯森山の山頂だった。たおやかな稜線が続いている。これから行く笹森山へもなだらかな道がよく見えるが人の姿は全く見えず、独り占めした気分になる。
気持ちよく下って登り返すと本日最後のピーク笹森山。ハイマツの中に標識がぽつんとある自分好みの場所だった。
もっといたかったがバスの時間があるので下山する。
八合目に戻る途中もトキソウや白花のハクサンチドリなどを見つけた。
秋田駒ヶ岳はさすが花の山だった。ムーミン谷の風景も良かったが、湯森山から笹森山を周回するコースは誰にも会わず、自分好みの山歩きが出来た。
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