前穂高岳から北穂高岳まで縦走
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 2,097m
- 下り
- 2,093m
コースタイム
5:15上高地-5:30岳沢登山口-7:30岳沢小屋-11:20紀美子平-12:00前穂高岳山頂-12:30紀美子平-昼食13:00-15:30奥穂高岳山頂-16:00穂高岳山荘
2日目
6:10穂高岳山荘-6:40涸沢岳山頂-7:50最低コル-9:40北穂高岳山頂-大休止10:30-12:30涸沢小屋13:00-17:40上高地
天候 | 1日目曇り 2日目晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝4時にはタクシーが待っています。 上高地ゲートオープンは5時から。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岳沢小屋付近、涸沢周辺は雪渓が残っています。 雪渓上を上り降りするならアイゼンは欲しいかな。 横切るだけなら個人的には不要と感じました。 上高地のタクシーは朝は市営第2駐車場に4時ごろから待っています。 帰りは上高地にハイシーズンであれば7時半まで待ってるそうです(でも為念で配車しといた方がいいでしょう) |
写真
それより5mmくらいの小さい羽虫がうっとうしくてね。
汗や呼吸に引き寄せられるのか、顔にまとわりついてくる。
やつらはなぜ耳の穴に突入してくるのか・・・
今度は吊尾根を渡りますよ。
間近で観ても特徴的な形で自分が吊尾根のどの辺にいるかはっきり分かる。
あのでかい山のど真ん中に今自分が居るんだなぁと思うと感慨深いっす。
2ヶ月ぶりの山のせいか、徹夜明けのせいか(それはいつもだけど)、バテバテになってしまった。
ゾンビのような足取りでようやく奥穂山頂。こっちも真っ白だぁ!
山小屋へは「遅くなるから」と電話入れときました。
そういえば、山頂付近で雷鳥の鳴き声が聞こえたけど、姿は見えず。
涸沢岳の南稜はなだらかだけど、北稜は難所として有名なところ。
さて行くか、と思うも行き止まりです。
ルートを示すペンキマークをさがします。
天気良いなー、ホントに午後から雷雨なんだろうか。
ちなみにシャレで岳帽子作ってみた。
でも、キャップ帽は日に焼けるんで、すぐにハット帽にかえてしまうのでした。
感想
9日から11日まで3連休が取れたので、どこの山へ行こうかと張り切って計画。
梅雨前線の様子を見ながら南の方が天気いいかななんて思ってたんだけど、金曜日の夜に予報が良い方向へ激変。これは密かに暖めていた計画を実行するしかないでしょう!
それは上高地から岳沢を登って、そこから前穂高(3090m)、奥穂高(3190m)、涸沢岳(3110m)、北穂高(3106m)、南岳(3032m)、中岳(3084m)、大喰岳(3101m)、槍ヶ岳(3180m)と3000m峰を8つ繋ぐ縦走計画。
3日あれば行けるんじゃないかなー、休息日なくなるけど。
帰宅して、速攻で荷物纏めて、登山計画書提出して、飯、風呂、出発!
4時には沢渡へ着きました。駐車場ガラガラだなぁなんて思ってると、登山者風な夫婦が来たのでタクシー相乗りを申し出る。
5時のゲートオープンと同時に上高地入り、一番乗りだ、いぇーい!
岳沢登山道は良く整備されてて登りやすかったです。
ガスが出たり消えたり、結局前穂山頂はガスで真っ白。
奥穂へ向かう吊尾根は所々で岩登りが必要になり、結構神経使います。
このころにはすっかりバテてしまって、奥穂へ着くころにはゾンビのような足取りになってしまいましたよ。
穂高岳山荘は空いてて、20人も宿泊してませんでした。ちなみに北穂小屋は3人だったとか。来週の3連休はこうはいかないでしょう。
穂高岳山荘は初めての利用でしたが、部屋もトイレも綺麗でした。食事はまあ標準的かな。
2日目
天気予報では午後から雷雨です。が、空は快晴、ほんとに雨雲が来るんでしょうか?
涸沢岳までは積雪期にも登ったことがあり、特に問題なし。
難路と評判の涸沢岳北穂高岳のコルですが、いきなり垂直に降りたりとかなり神経使います。慎重に3点支持して降りていきます。人並みの慎重さとバランス感覚があれば大丈夫でしょう。僕自身結構な粗忽者と自覚してますけどね。
北穂高山頂は絶景でしたー!
さてさて、予定では大キレット抜けて南岳まで行くんだけど、問題は天気予報。
他の山ならまだしも、大キレットで雷雨とかマジ死んじゃいますから。いつ雷雨がくるか分からない、間に合うかもしれないし、間に合わないかもしれない。でも、ここまでのペースが遅いんだよね。
でも、絶好の天気なんだよねー、人も少ないし。なんて悶々としてると、みるみる雲が湧いてきました。んー、ここは大事を取って撤退しますか。後ろ髪引かれながら涸沢へ下りました。
涸沢まで降りてきた。途中雨が降ってきて「これで大キレットをパスした後悔の念を断ち切れる」と思ったらすぐ止んじゃった。
涸沢小屋で昼飯食ってのんびり。
涸沢も人が少なくて暇そうだった。
1:00に涸沢を出て、上高地へは5:45着でした。
確かタクシーは6時くらいまでと聞いてたんで急いだんだけど、登山シーズンは7時半くらいまでタクシー待ちしてるんだって。
でもタクシー逃すと沢渡まで20kmくらい歩くハメになるからね。
で、沢渡で温泉に入ってから帰宅しました。
ちなみに、雷雨はやってきました。6時ごろにね。
でも山の上はどうなったか分からないし、命あっての物種なんでまあ良いでしょう。人間一度になんでもかんでも手に入れようとしてはイカン。
今回計画した縦走はまた次のチャンスにチャレンジしよう。空いてて天気も良いチャンスはなかなか無いだろうけど。あと、長距離縦走にはもっと脚力とスタミナが必要だねぇ。
穂高ではあまりお話できず残念でしたが、
ほんと昨日はいいお天気で最高でしたね!!
北穂はほんと眺望がいいので、私も大好きです。
あのテラスは、特に大キレット越えてきたときなどはいつも天国に見えます。
でも、雷雨の予報でしたので、大キレット回避されたのは懸命かと。
大キレットも何年か前に梯子を架けかえ、足場も整備されて、それ以前に比べて歩き易くはなっていますが、やはり安定した日に行かれた方が絶対いいですよ〜。
梅雨も明けたし、またどこかでお会いできるといいですね〜
好天なのにヒトも少なくて、最高の登山日和でしたね。
僕は小屋着が遅かったので、あまりお話する暇がありませんでしたが…
初めての北穂でしたが、僕もすっかり気に入ってしまいました。
大キレットはだいぶ整備が進んだんですね。また次の機会を窺おうと思います。
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