大山 夏山登山道〜行者谷コース
- GPS
- 07:03
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 998m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:57
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とても整備された道で、登山道を歩く限りは特に危険はありません。 |
その他周辺情報 | 大山寺駐車場の上に「大山情報館」があり、大山登山に関する情報を知ることができます。登山届もここで投函しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ジャンパー
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯(インスタントラーメン)
行動食(飴)
予備食(カロリーメイト他)
飲料(お茶500mL×2+ 水900mL)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
箸
地図(地形図)
iPhone(GPS+ カメラ)
iPad mini
バッテリー
携帯電話
時計
手拭い
ティッシュペーパー
|
---|---|
備考 | いつもよりも水を多めに持って行ったのは正解でした。 |
感想
真夏です。最高気温36℃が予報されている中(実際は37℃に達したらしい)、少しでも涼しいところ(=標高の高いところ)へ行こうと、県内最高峰の大山に上る計画を立てた。思い起こしてみれば、大山山頂へ登山したのは中学校の時以来だから40年ぶりぐらいになる。
名峰なだけあって、山行記録も豊富にあるし、事前の情報収集には事欠かない。とりあえず初心者としては定番の夏山登山道と行者コースを歩いてみることにした。
大山寺の大駐車場に車を停めて、大山情報館で登山届を書いてここを発着点とした。登山道は整備されていて誰でも迷うことなく頂上へ向かうことができる。この日も小学校低学年ぐらいからかなりのお年寄りまで様々な人とすれ違った。装備もTシャツ短パン運動靴でデイパックを肩に引っ掛けた若者から、きちんと登山支度を整えた年配者まで様々だ。
今年になってから地元の山へ幾つか上っていたので、大山もそんな感じで登れるような気がしていた。ただ、これまでは600mLのペットボトル1本ぐらいしか飲み物が要らなかったが、暑い時期なので用心して、登山のガイドなどにも「最低2L」と書いてあるのを参考にして500mLのお茶を2本と、家にあったコーヒー用のペットボトル空きボトルに水を入れて持って行った。結果としてはこれが適切な量だった。そのうち水500mLぐらいは山頂でインスタントラーメンを作るのに使った。
他の山との大きな違いは、登山口から山頂までがほぼ一本調子の上り坂ということだ。これまでは上りのきついところもあるものの、平坦な道や下りもあって「せっかく上ってきたのに下りかよぉ」と思うこともあったのだが、現実に上り坂が休みなく続くとかえってペース配分が難しい。目安としては各合目の休憩地点でしっかり休むことだろう。薄曇りで直射日光に焼かれることもなかったが、眺望もあまり良くなかったため、9合目までは黙々と歩き続けるだけだった。しかし9合目を過ぎた辺りから風も涼しくなり、眺望も開けてきた。お花畑も見られるようになり、苦労して登ったことが報われた感じがした。
山頂付近は山体と高山植物の保護のため遊歩道以外の立ち入りは厳しく禁止されている。折角なので弥山山頂の三角点を拝んで帰ろうかと思っていたが、そこも立ち入り禁止となっていた。山頂碑の近くでコッヘルを取り出して、初山頂ラーメンに挑んだ。カップラーメンでもよかったが、せっかく買ったコッヘルとバーナーを最大限使ってやろうと、袋めん(サッポロ一番味噌ラーメン)を作って食べた。標高が高いので沸点が下がり、上手にできないかもと心配したが、まあまあ普通に食べられた。パンとかかじっている親子に対してちょっと優越感(*''▽'')。
帰りは登りに比べたら楽なこと楽なこと。道が良いだけに、軽快に歩くことができる。6合目の少し下で行者谷コースへ折れて森の中の木道と丸太階段をひたすら歩いて、大神山神社の奥宮の裏手、へ下りてくることができた。
しっかり汗をかいて、中国地方最高峰(弥山山頂は最高点ではないが)を踏破して、ようやく登山の初心者のイニシエーション(通過儀礼)をクリアした気分だ。どうでしょう、「初心者」から「初級者」に格上げしてもいいですか?
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