編笠山
- GPS
- 08:45
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 990m
- 下り
- 982m
コースタイム
〜12:10編笠山山頂(写真撮影、ランチ)12:40〜(雷雨・雹)〜13:15青年小屋(雨やどり、WC)14:25〜
〜16:00押手川16:05〜16:45雲海16:48〜17:25観音平(整理体操)17:34〜タクシー〜17:50JR小淵沢駅18:05〜20:05JR三鷹駅
天候 | 曇り時々晴れ→雷雨一時雹→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
観音平に駐車場あり。8:30頃到着しましたが、駐車場は満車で路駐も多いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特に無し。押手川〜山頂で小さなハシゴが1箇所あり。 観音平からほどなくして、登り中山頂手前まで、虻だらけでした。 途中、少なくなったり多くなったりしますが、多い時は本当にすごい数(汗) 虫除け必須です! |
写真
感想
八ヶ岳連峰の最南端、網笠山。
何年も前だけど、まだ山への関心がそんなにでもなかった頃、
正月休みに日帰りで人生初めての雪山に来たところだった。
その時は、登山口の観音平への舗装路は冬季のため大分手前でゲートで閉められていたので、
そこに車を置いて車道を歩き、途中からワカンを付けて、
やっとこ雲海までたどりついたところで時間切れ。
あの頃は何の準備も知識もなくて、というか体力がなくて(若かったハズなのに(汗))
それでもやっぱり「行けなかった」という思いが何だかずーっと
残っていたのでした。以来、ずっと行きたい山でした。
ガイドブックによれば、山頂からの展望は雄大で、八ヶ岳、アルプス、富士山、
奥秩父と…360度を見渡すことができるという。しかも形がカッコイイ。
好みの山だ(笑)
最寄駅の小淵沢からはバス便がないので、タクシーで観音平へ。
メンバー全員で7人なので、往路はジャンボタクシー。快適だし安上がり!
リーダーはジェントルさん、サブはタッキーさん。
ジェントルさんの胸のところには黒い四角い小さな箱が。「?」
聞くと雷センサーとのこと。
…後に、このセンサーくんが大活躍するとは。。
出発地点で1500m超えていることもあるのか、よく行く奥多摩の山とは
全然違うさわやかな感じ。天気うす曇り。順調に登り始める。
が、何というか、予想外というか不覚なことに、
気がつけは皆の周りが虻(アブ)だらけ。歩いていくのについてくるみたい。
払っても払ってもぶんぶんぶんぶん。しつこいの何の。
虫除けのアロマスプレーはほとんど効かない。しかも時々刺す。
私、前夜にどなたかのヤマレコで虻多し、って見てたのに。
うっかりしてた〜!
歩きながら皆、扇子・地図・タオル・帽子etc.手にしたさまざまな物で虻払いしながら、
この虻は観音平から付いてきたのか?それともゾーンにいる奴なのか?
と真剣に論じながら(笑)…どうにか雲海を過ぎ、押手川を過ぎ、
苔生した原生林を抜け、急な登りになった頃何となくやっと虻も減り…、
森林限界を超えて山頂へ。
途中から時々晴れ間がさして、心配していた展望は、
アルプス・富士山は望めなかったものの八ヶ岳連峰はバッチリ望めた。
赤岳、阿弥陀岳は、思ったより近くて大きく見えびっくり。迫力。
ここから見る赤岳は、かなり急峻にみえる。
昨年夏、赤岳→阿弥陀岳へ行ったので、ちょっと感慨深い。
流れる雲も相まってダイナミック。
ところがこの流れる雲が…
やはりクセモノだった。
ジェントルさんの雷センサーも反応してる。
山頂のランチを終え、下山で青年小屋へ向かう。
木々の間を抜けると巨石だらけになり、眼下に青年小屋が見える。
巨石を渡って降りている途中、多分半分は越えてたあたりで、
ポツン、ポツン…。
まずはザックカバー。そしてカッパ上着を装着。
その内に、雨粒は瞬く間に大きくなりザーザー降りに。
あれ?なんかちくちくするぞと思ったら、雨粒にひょうが交じってる!
ひええ。
ひょうなんて、かなり久しぶりの体験。さすが山の天気。
雷もゴロゴロしてきた。寒くなってきた。
もう少しで青年小屋だ、ということで、皆このときカッパの下は着けなかった。
これが敗因で大きな反省点なのだけど、
本当にもうちょっとなのに、
靴の中にも雨が浸入し、やっと小屋にたどり着いた時は靴の中じゃぽじゃぽ。
そして雷がどんどん近くで音がするようになり、
一番近いのは、本当にすぐそこで落ちたかな(汗)??と感じる位だった。
怖かった〜。
山頂で遭わなくて、良かった…。
ということで、予定変更、青年小屋さんで雨宿りをすることに。
青年小屋さんがあって良かった〜。お世話になりました。
コーヒーなどをいただきながら皆でカッパの下をつけなかったのは甘かったね…
とプチ反省会。
小1時間で雷雨は遠ざかったので、靴と靴下を絞って出発。
ザックの腰ベルトに付いてるポケットにも水が溜まってたな…。
青年小屋〜押手川の道は、巻いてつけられており、下りても下りても
標高2000mを切らなくて、長く感じた。
おまけにまた雨が降ってきてカッパ装着。今度は上下。
そういえば、下りにはあんなにいた虻がほとんど現れなかった。
雨か、虻か、…う〜ん雨のほうがマシかな!?
下りにちょっと時間がかかり、雨宿りもあり、予定より約1時間半遅れで観音平着。
再びタクシーで小淵沢駅へ。
虻に雷雨にひょう…しんどい部分もあったけど、山の現実だもんね、いい経験になったと思う。
でも次に来るときは360°のパノラマ風景を楽しみたいな〜!
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