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Yamareco

記録ID: 121728
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

編笠山

2011年07月10日(日) [日帰り]
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hitosan その他6人
GPS
08:45
距離
7.5km
登り
990m
下り
982m

コースタイム

JR三鷹駅4:58〜JR小淵沢駅8:04〜タクシー〜8:28観音平(準備体操)8:40〜雲海9:37〜押手川10:27〜
〜12:10編笠山山頂(写真撮影、ランチ)12:40〜(雷雨・雹)〜13:15青年小屋(雨やどり、WC)14:25〜
〜16:00押手川16:05〜16:45雲海16:48〜17:25観音平(整理体操)17:34〜タクシー〜17:50JR小淵沢駅18:05〜20:05JR三鷹駅
天候 曇り時々晴れ→雷雨一時雹→曇り
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
中央線小淵沢駅より、バスはないのでタクシー15分で観音平へ。
観音平に駐車場あり。8:30頃到着しましたが、駐車場は満車で路駐も多いです。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所特に無し。押手川〜山頂で小さなハシゴが1箇所あり。
観音平からほどなくして、登り中山頂手前まで、虻だらけでした。
途中、少なくなったり多くなったりしますが、多い時は本当にすごい数(汗)
虫除け必須です!
観音平。車いっぱい!
2010年07月10日 08:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 8:38
観音平。車いっぱい!
登山道入り口、ポストあり。
2010年07月10日 08:42撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 8:42
登山道入り口、ポストあり。
出発してすぐ。さわやかな道で、さすがリゾート地っぽいね〜 とここでは余裕綽々。
2010年07月10日 08:46撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 8:46
出発してすぐ。さわやかな道で、さすがリゾート地っぽいね〜 とここでは余裕綽々。
さらに少し登ったこのあたりで、ついてくる虻の数がどんどん増え…
2010年07月10日 09:35撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 9:35
さらに少し登ったこのあたりで、ついてくる虻の数がどんどん増え…
雲海。日はちょっとさしてるけど、曇って展望はなし。ベンチの下には虻がびっしり待ち構えてました。。。
2010年07月10日 09:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 9:39
雲海。日はちょっとさしてるけど、曇って展望はなし。ベンチの下には虻がびっしり待ち構えてました。。。
押手川をちょっと過ぎた辺り。もののけ姫の森みたい!
2010年07月10日 10:31撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 10:31
押手川をちょっと過ぎた辺り。もののけ姫の森みたい!
見事に岩の上に乗ってました。
2010年07月10日 10:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 10:45
見事に岩の上に乗ってました。
お!晴れてきた!
2010年07月10日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:03
お!晴れてきた!
変な木の形。ちょっとアートっぽい!?
2010年07月10日 11:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:17
変な木の形。ちょっとアートっぽい!?
晴れると緑がキレイ。
2010年07月10日 11:19撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:19
晴れると緑がキレイ。
だんだん急になってきた。1箇所だけあった梯子。
2010年07月10日 11:35撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:35
だんだん急になってきた。1箇所だけあった梯子。
急登が続いてます。これは後ろを振り返ったところ。樹木の背が低くなってきました、もうすぐ森林限界。
2010年07月10日 11:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:39
急登が続いてます。これは後ろを振り返ったところ。樹木の背が低くなってきました、もうすぐ森林限界。
まつのぼっくりの赤ちゃん。何気なく可愛い。
2010年07月10日 11:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:45
まつのぼっくりの赤ちゃん。何気なく可愛い。
コケモモ
2010年07月10日 11:53撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 11:53
コケモモ
シャクナゲ…よく見ると虫さんお食事中
2010年07月10日 12:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:02
シャクナゲ…よく見ると虫さんお食事中
励まされた(^^)
2010年07月10日 12:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:03
励まされた(^^)
頂上直下です。もうちょい。
2010年07月10日 12:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:08
頂上直下です。もうちょい。
着いたー! けっこう賑わってる
2010年07月10日 12:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:14
着いたー! けっこう賑わってる
山頂より。中央奥のほうに諏訪湖が見えるはず…らしい。
2010年07月10日 12:16撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:16
山頂より。中央奥のほうに諏訪湖が見えるはず…らしい。
網笠山2524m!
2010年07月10日 12:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:17
網笠山2524m!
山頂より。北八ツ方面を望む。左のきれいな形は蓼科山。
2010年07月10日 12:19撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:19
山頂より。北八ツ方面を望む。左のきれいな形は蓼科山。
引いてみました。ちょっと雲があやしい…
2010年07月10日 12:26撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:26
引いてみました。ちょっと雲があやしい…
そう、これを見たかった!左・阿弥陀岳、中央・中岳、右・赤岳。
2010年07月10日 12:33撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:33
そう、これを見たかった!左・阿弥陀岳、中央・中岳、右・赤岳。
カッコイイ…またあそこに行きたいな。。
2010年07月10日 12:34撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:34
カッコイイ…またあそこに行きたいな。。
2010年07月10日 12:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:50
山頂から青年小屋へ向かいます。正面はギボシ・権現岳。この途中にヒカリゴケがありました。
2010年07月10日 12:52撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:52
山頂から青年小屋へ向かいます。正面はギボシ・権現岳。この途中にヒカリゴケがありました。
木々の間を抜けたら、見えました、眼下に青年小屋。
2010年07月10日 12:54撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 12:54
木々の間を抜けたら、見えました、眼下に青年小屋。
大きな石がゴロゴロとしているところを下ります。小屋までもう少し…
2010年07月10日 13:07撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 13:07
大きな石がゴロゴロとしているところを下ります。小屋までもう少し…
この写真ではわかりづらいですが…あと少し、この距離で、一瞬のうちに大雨、ひょう、そして雷です。
2010年07月10日 13:16撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 13:16
この写真ではわかりづらいですが…あと少し、この距離で、一瞬のうちに大雨、ひょう、そして雷です。
青年小屋さんに駆け込み、雨宿り。新聞紙の上に濡れたザック置かせていただきました。
2010年07月10日 13:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 13:38
青年小屋さんに駆け込み、雨宿り。新聞紙の上に濡れたザック置かせていただきました。
窓から。雨上がったー!
2010年07月10日 13:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 13:50
窓から。雨上がったー!
雨宿り中、青年小屋さんのコーヒー。豆を挽くところから入れてくれます。美味!
2010年07月10日 13:58撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 13:58
雨宿り中、青年小屋さんのコーヒー。豆を挽くところから入れてくれます。美味!
下山中、一瞬だけ見えました。清里・野辺山あたりかなあ。
2010年07月10日 15:24撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 15:24
下山中、一瞬だけ見えました。清里・野辺山あたりかなあ。
無事下山、小淵沢駅より、列車を待ちながら。またあそこ行くぞー。
2010年07月10日 18:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
7/10 18:02
無事下山、小淵沢駅より、列車を待ちながら。またあそこ行くぞー。
撮影機器:

感想

八ヶ岳連峰の最南端、網笠山。

何年も前だけど、まだ山への関心がそんなにでもなかった頃、
正月休みに日帰りで人生初めての雪山に来たところだった。

その時は、登山口の観音平への舗装路は冬季のため大分手前でゲートで閉められていたので、
そこに車を置いて車道を歩き、途中からワカンを付けて、
やっとこ雲海までたどりついたところで時間切れ。

あの頃は何の準備も知識もなくて、というか体力がなくて(若かったハズなのに(汗))
それでもやっぱり「行けなかった」という思いが何だかずーっと
残っていたのでした。以来、ずっと行きたい山でした。


ガイドブックによれば、山頂からの展望は雄大で、八ヶ岳、アルプス、富士山、
奥秩父と…360度を見渡すことができるという。しかも形がカッコイイ。
好みの山だ(笑)

最寄駅の小淵沢からはバス便がないので、タクシーで観音平へ。
メンバー全員で7人なので、往路はジャンボタクシー。快適だし安上がり!
リーダーはジェントルさん、サブはタッキーさん。
ジェントルさんの胸のところには黒い四角い小さな箱が。「?」
聞くと雷センサーとのこと。
…後に、このセンサーくんが大活躍するとは。。

出発地点で1500m超えていることもあるのか、よく行く奥多摩の山とは
全然違うさわやかな感じ。天気うす曇り。順調に登り始める。

が、何というか、予想外というか不覚なことに、
気がつけは皆の周りが虻(アブ)だらけ。歩いていくのについてくるみたい。
払っても払ってもぶんぶんぶんぶん。しつこいの何の。
虫除けのアロマスプレーはほとんど効かない。しかも時々刺す。
私、前夜にどなたかのヤマレコで虻多し、って見てたのに。
うっかりしてた〜!

歩きながら皆、扇子・地図・タオル・帽子etc.手にしたさまざまな物で虻払いしながら、
この虻は観音平から付いてきたのか?それともゾーンにいる奴なのか?
と真剣に論じながら(笑)…どうにか雲海を過ぎ、押手川を過ぎ、
苔生した原生林を抜け、急な登りになった頃何となくやっと虻も減り…、
森林限界を超えて山頂へ。

途中から時々晴れ間がさして、心配していた展望は、
アルプス・富士山は望めなかったものの八ヶ岳連峰はバッチリ望めた。
赤岳、阿弥陀岳は、思ったより近くて大きく見えびっくり。迫力。

ここから見る赤岳は、かなり急峻にみえる。
昨年夏、赤岳→阿弥陀岳へ行ったので、ちょっと感慨深い。
流れる雲も相まってダイナミック。

ところがこの流れる雲が…
やはりクセモノだった。
ジェントルさんの雷センサーも反応してる。

山頂のランチを終え、下山で青年小屋へ向かう。
木々の間を抜けると巨石だらけになり、眼下に青年小屋が見える。
巨石を渡って降りている途中、多分半分は越えてたあたりで、
ポツン、ポツン…。

まずはザックカバー。そしてカッパ上着を装着。
その内に、雨粒は瞬く間に大きくなりザーザー降りに。
あれ?なんかちくちくするぞと思ったら、雨粒にひょうが交じってる!
ひええ。
ひょうなんて、かなり久しぶりの体験。さすが山の天気。
雷もゴロゴロしてきた。寒くなってきた。

もう少しで青年小屋だ、ということで、皆このときカッパの下は着けなかった。
これが敗因で大きな反省点なのだけど、
本当にもうちょっとなのに、
靴の中にも雨が浸入し、やっと小屋にたどり着いた時は靴の中じゃぽじゃぽ。

そして雷がどんどん近くで音がするようになり、
一番近いのは、本当にすぐそこで落ちたかな(汗)??と感じる位だった。
怖かった〜。
山頂で遭わなくて、良かった…。

ということで、予定変更、青年小屋さんで雨宿りをすることに。
青年小屋さんがあって良かった〜。お世話になりました。
コーヒーなどをいただきながら皆でカッパの下をつけなかったのは甘かったね…
とプチ反省会。

小1時間で雷雨は遠ざかったので、靴と靴下を絞って出発。
ザックの腰ベルトに付いてるポケットにも水が溜まってたな…。

青年小屋〜押手川の道は、巻いてつけられており、下りても下りても
標高2000mを切らなくて、長く感じた。
おまけにまた雨が降ってきてカッパ装着。今度は上下。

そういえば、下りにはあんなにいた虻がほとんど現れなかった。
雨か、虻か、…う〜ん雨のほうがマシかな!?

下りにちょっと時間がかかり、雨宿りもあり、予定より約1時間半遅れで観音平着。
再びタクシーで小淵沢駅へ。

虻に雷雨にひょう…しんどい部分もあったけど、山の現実だもんね、いい経験になったと思う。
でも次に来るときは360°のパノラマ風景を楽しみたいな〜!

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ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
編笠岳・権現岳(観音平駐車場から周回)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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