仙丈ケ岳 南アルプスデビュー!(北沢峠テント泊1日目)
- GPS
- 08:06
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:03
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
戸台口〜北沢峠(50分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北沢峠→藪沢小仙丈ケ岳分岐(95分) 樹林帯の長く辛い道が続く。所々急登。分岐まで◯合目の標識がある。 ・藪沢小仙丈ケ岳分岐→小仙丈ケ岳(60分) 五合目の案内がある分岐を小仙丈ケ岳方面へ。 小仙丈ケ岳までの1時間は斜度も増し更に過酷になるが、行程の半分程で森林限界を越え眺望が開ける。 小仙丈ケ岳山頂は景色も良く休憩に向いている ・小仙丈ケ岳→仙丈小屋(45分) 小仙丈ケ岳から山頂への稜線は晴れていれば最高の眺めだろう(当日はホワイトアウト) ここ迄の道程の長さはキツイがコース中、特に危険箇所は無い ・仙丈小屋←→仙丈ケ岳山頂(30分) 小屋まで来れば山頂は直ぐだが、この日は山頂付近は断続的に小雨が降り、眺望ゼロ。 コースを外れなければ危険は無いが、3,000m峰なので油断は禁物 ・仙丈小屋→馬ノ背ヒュッテ(35分) 鹿防護網で守られた高山植物を見ながら進む。足元はガレ気味で濡れた場合滑り易いので注意 ・馬ノ背ヒュッテ→藪沢仙丈ケ岳分岐(65分) 滝や沢を幾度か越えるコース。激しい雨の後は水量が増す為このコースは避けた方が良いかもしれない |
その他周辺情報 | 長衛小屋のテント場を利用。 水場はテン場内にあり、水量も豊富。傍には小川が流れる。 地面も平でペグも打ち易い。トイレも綺麗で近い。 |
予約できる山小屋 |
馬の背ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
先週に続き、今週も北アルプス方面の天気が悪そうだった為、急遽天候がマシそうな南アルプスに計画を変更、山相棒のmaruta27と南アルプスデビューしようという事になった。
8月5日、6日で北沢峠を基地にして仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳をW登頂しようという計画。
天気は曇り予報だが、少しでも晴れ間が出てくれないかとわずかな期待をかけていた。
当日南アルプス林道バスの乗り場である戸台口は朝7時半時点でなんと快晴!
祈りは通じたか…と単純に信じるには最近天候に恵まれなさ過ぎだったわけが、なるべく長くこの天気が持ってほしい!
賑わう南アルプス林道バスに乗り込み嫌が上にも期待が高まる。
北沢峠についてもテントを張り終えてもまだ青空。
これは…もしや山頂まで持つかも…?
などという望みは登山開始30分で終了w
時々晴青空は覗くものの、基本的にはずーっと曇りの山行となった。
標高差1,000m、標高3,000m以上、山頂までのコースタイム4時間以上は自分の実力的にはキツイ山だが、前日3時間未満しか寝れてなく、腹の具合も不安がある中の登山はやはり苦しいものになった。
身体が重く、遅々として進まない足どり。
特に小仙丈ケ岳までがキツく、心が折れそうになったが、体調最悪だった先週の五竜岳に比べればマシと自分を叱咤しながら進む。
顔に疲れが出ていたらしく、すれ違う人に何度か励まされたほど。
一方maruta27は快調に歩を進める。
なんであんなに身が軽いのか理解出来ん!
ここ迄かなりの数の下山者とすれ違ったが、登りの登山者は他に1組しかいなかった。
やはり時間が遅かったのだろうか。
小仙丈ケ岳山頂で力尽き昼休憩としたが、
待っているうちに何度か仙丈ケ岳山頂が雲間から姿を現し目を楽しませてくれた。
小仙丈ケ岳から山頂への道は仙丈小屋を経由するルートをとり、小屋で飲料の補給と休憩をしていると激しい雨が降り出した。
今日は天気は良くなかったが、本格的に降ってはいなかったのに、山頂直下で降られるとは地味にショックだ。
山の天気は変わり易い…雷が来ないだけマシか。
30分ほど待つと、雨が止んだので山頂に向け出発。
絶え間無く雲が流れてきて靄がかかる、流れる、かかるを繰り返す中たまに青空…そんな中30分かけて山頂へ。
時間が時間だし、雨の後なので山頂は無人で独占状態。
山頂付近に集まる虫を狙い、岩雲雀や雷鳥が出現。
かなり警戒心も薄く撮影を許して来れてなんか得した気分。
雷鳥は2羽の子連れだった。
存分に撮影した後下山開始。
かなり遅くなってしまい、仙丈小屋の前で男性に注意されてしまったが、もっともな話だ。
(下山時間がコースタイムだと3時間で19時になる)
馬ノ背ヒュッテ、藪沢小屋と経由して五合目で行きと同じ道に合流するコースをとり、2時間15分で下山できたが、実際かなり暗くなり始めていた。
あまり余裕無い山行は宜しくないな。
眺望は無いし、体力的にはかなりキツかった山行だったが、色々楽しめた登山。
でも明日の甲斐駒ケ岳の分の体力が心配だ…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する