日本百名山「黒部五郎岳(折立から1泊2日)」※台風が来る前に撤退 -8月度- お初の山1st
- GPS
- 17:56
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,859m
- 下り
- 2,851m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:46
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:43
1日目=10時間12分(ヤマプラ標準時間=12時間10分/17.5km)
2日目=7時間43分(ヤマプラ標準時間=9時間40分/17.1km)
歩行距離=36.79km
標高差=1,471m
平均速度=1.8km/H+2.38km/H
※全てGPSログ(山旅ロガーで記録)より
GPSログは歩いたルートを記録しています。
直線距離より長めに記録されていますので参考程度として下さい。
天候 | 1日目 晴れ→ガス 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
〒930-1458 富山県富山市有峰折立 (キャンプ場の住所←駐車場) 0764811552 薬師岳山荘(登山口までのアクセス) http://www.yakushidake-sansou.com/access/ 道路状況:狭い林道 駐車場:折立に無料駐車場あり トイレ:折立登山口及び太郎平小屋、黒部五郎小舎にあり コンビニ:立山ICから亀谷連絡所までにあり 折立駐車場に飲料の自動販売機あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.有峰林道の開門は6:00で、20:00〜6:00間は閉鎖となります。 亀谷ゲートから折立が最短で約30分です。詳細は以下参照。 ありみネット(有峰林道HP) http://www.arimine.net/toll_road.html 2.登山道は全体的にガレが多い。 3.黒部五郎岳の肩の分岐から、黒部五郎小舎に向かうには、 以下2つがあるが、どちらも注意が必要。 .ール経由:ガレの下りの為、滑落及び道間違い注意 黒部五郎岳→稜線経由:岩場多く、風が出ると危険 4.太郎平小屋以降は、黒部五郎小舎までトイレ、飲料入手は不可。 5.水分補給量≒1.5L×2日(黒部五郎小舎に飲料水あり) |
その他周辺情報 | 黒部五郎小舎 http://www.sugorokugoya.com/kurobe/shokai/kurobe_shokai.html |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
フリーライドパンツ
靴下
夏帽
手袋
雨具(ストームクルーザージャケット+パンツ)
ストック
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食(ゼリー飲料×2+パン×2+大福×2)
非常食(ビタミン剤+ドライフード)
飲料(スポーツドリンク×4)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(予備)
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
スマホ
タオル
ツェルト
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
ホッカイロ(常備)
ウルトラライトダウン(常備)
熊鈴×2(常備)
就寝時着用スエット
|
---|
感想
2017年8月6日(日)〜7日(月)
今回は2泊3日で、折立→黒部五郎岳(黒部五郎小舎泊)
→鷲羽岳+水晶岳(雲の平泊)→下山の計画を立てた。
但し結果から言うと、1泊2日の黒部五郎岳のみの登頂になっている。
理由は台風の影響であり、快晴の2日目に戻る事を決断したからだ。
さて、時系列を追って山行を振り返ろう。
登山前日18時、折立に到着して車中泊となった。
ゲートでは通常の駐車場は満車で、臨時駐車場に停める様言われたが
通常駐車場に数台分の空きがあり、事なきを得ている。
もっとも、臨時駐車場までは約500mの距離ではあるが、
車中泊するのであれば、トイレ等々近い方が便利ではある。
そして暗くなると同時に就寝。
だが、屋根に掛かる雨音で一時目が覚める……。(T^T)
「晴れじゃね〜のかあぁぁぁぁぁ!!」 by drunk 心の叫び
とは言え、睡眠不足が重なっており疲れていたので再度爆睡した。
で、3時頃になると、辺りが騒がしくなってきた。
皆ヘッデンを点けてトイレやら何やらで動き回っている。
4時を出発目安としていたので、目覚めるには丁度良い時間である。
軽めの朝食を取り、歯磨き及びトイレを済ませる。
車の中では一時スッポンポンになって全部着替えもした。(#^^#)ポッ!
で、4時過ぎ登山開始である。
太郎兵衛平までは、前回(2017.7.8 薬師岳日帰り)のペースが参考になり、
その時とほぼ同じ時間で歩く事ができた。
但しここからガスに覆われた視界の悪さにテンションは下がる一方で、
それは歩行速度にも大きく影響する。
-中略-
12:15、黒部五郎岳着。
でもガッスガスで眺望はありません。
ここから戻る事も検討しましたが、
手持ちの水分量に不安があった為、当初の計画通りに、
黒部五郎小舎に向かいます。
黒部五郎小舎へは、稜線経由を選択しましたが、中々の岩場です。
風が強い場合は、吹っ飛ばされる可能性があり、
明日の撤退を考えたとき、このルートは無いな、と思いました。
なので、翌日の戻りはカール経由としました。
が、こちらはこちらで、ガレガレの足場でガスった時は
ルート間違い≒危険、と思いました。
ちなみに、黒部五郎小舎に着いた時の心の叫びです。
「着いた〜!!横になりて〜〜〜!!!」
いや〜、久し振りにヘバりました!!
さて14時に小屋に到着後、台風の状況確認と明日以降の計画を検討します。
翌8.7は快晴予報ですが、足を伸ばした場合の8.8がやばそうです。
小舎の人とも相談しましたが、明日の撤退とカール経由が確定しました。
撤退が確定した所で、身体を休める事にしました。
綺麗な小屋と言う事と、泊まり客が少なかった事で、
すごく快適な小屋泊となりました。
ま、いびきの合唱はありましたが……。(-。-)ボソッ
17時、夕食です。
最初は皆静かに食べていましたが、自分が「今日はどちらからですか?」
と質問したのをきっかけに、あちこちで、話が盛り上がり始めました。
ちなみに、折立からここまで6時間と言う兵(つわもの)が居ました。
夕食後は何となくそのまま就寝体制となり、いつの間にか寝ていました。
前回泊まった小屋では、21時消灯まで飲んで騒いで、
と言う人がいましたが、今回は静かでした。
夕方に「お酒は外で」と言われていたので、
小屋の中では呑めないのかもしれません。
4時、起床。
出発の準備を整えていると、4:30の朝食時間となります。
朝食は昨夜に比べると人数がかなり少なくなっていました。
皆、早出したのでしょう。
自分は諸事情により、少し遅れての出発となりましたが、
太陽輝く快晴の中、前日のヘロヘロ感はどこへやらです。
ルートもカール経由としたのは正解で、その景色は見応え十分です。
前日とは違って、カメラも納まる時間がありません!
黒部五郎岳肩に到着した時に、躊躇する事無く再度山頂を目指しました。
ガスガスの眺望は、翌日即効でリベンジです。
この時は、鷲羽+水晶への思いは消えています。
撤退を決めた時点で、今回の山行は、黒部五郎岳になったのです。
そしてその黒部五郎岳は最高の景色をプレゼントしてくれました。
さあ、あとは下山に向かうのみです。
って、その帰りがしんどいんですけどね。(-。-)ボソッ
なお、車での移動中の14時頃に雨が降り始め
長野県堺付近では土砂降りとなりました。
中央自動車道は50km制限の中、○○kmで走り抜け
約6時間後に家に着いた次第です。
お仕舞い。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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イビキが・・・ということ、朝食を摂られたということなど、
レコから判断しますと、
黒部五郎小舎でクマタカの部屋でご一緒した方とお見受けしました。
黒部五郎岳からの大パノラマが楽しめて、本当に良かったです。
結果的に7日に下山して正解でしたね。
先ほど、そちらにお邪魔して、お隣の方だと気がつきました。
撤退の判断は、本当に悩ましい所でしたが、
台風での遭難は最悪ですし、小屋でのstayもまた困るので、
撤退の決断は間違っていなかったと思っています。
引き返す時の決断は、いつも早めしたいものです。
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