北アルプス 唐松岳 〜 五竜岳
- GPS
- 65:23
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,830m
- 下り
- 2,250m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り)テレキャビン ¥860 運転代行)八方駅⇒とおみ駅 ¥3600 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<状況> 八方池から唐松岳にかけて雪渓あり(軽アイゼンが必要なほどではない)。 唐松岳から五竜山、五竜山荘から五竜岳、五竜山から大遠見山にかけて岩場・鎖場があるため、慎重に。 五竜岳は岩場があり、登りと下りの人が錯綜するので、譲り合いましょう。 <周辺情報> かたくり温泉十郎の湯>温泉(屋内、屋外)+サウナあり。水風呂が無く、代わりに水のシャワーにしました。ネット割引券で¥100引きで¥500 手打ち蕎麦山人>ざるそば(とろろ付き)¥1000を選択。評判通り、とろろが多かったです。やや辛め(濃いめ)のつゆ。 |
写真
感想
1日目:
八方駅(773m)からゴンドラリフトアダムで兎平へ、続けてクワッドリフト2台を乗り継ぎ、労せずして八方池山荘(1830m)へ到着します。楽チンです。
八方池山荘で小休憩の後、木道を歩き各種ケルンを眺めつつ、八方池に到着。ここまでは観光目的の方々が沢山いらっしゃいました。
ここから、唐松岳に向けて本格的な登山道になります。八方池から約2時間30分を掛け、途中に雪渓もありつつ唐松岳山荘に到着します。ここに荷物をデポして唐松岳山頂まで往復します。唐松岳山頂は雲が多く、白馬岳がチラ見えする程度で少し残念でした。唐松岳では、テント場が一杯になりそうで、既に100m位下らないと張れないとかそれでも張れないとかいう話がチラホラ出ています。好天の3連休ともなると大変です。
ここからは、岩場鎖場の連続で緊張と体力を強いられ、長〜い縦走を経て、何とか五竜山荘への到着。しばらく自炊場の空きを待ち、空きが出来たので夕食の準備をしつつ、夕日を眺めます。幻想的な夕日と、五竜山側からの満月を堪能出来、美味しい食事(グリーンカレー+α)と眺めで贅沢な夜を過ごします。しかしこの後、頭痛のため少し先に休ませていただきます。トイレの横の部屋で少し匂いがします。
2日目:
3:30に起床し、ご来光のため、五竜岳山頂までの往復をします。五竜岳は雲1つない壮大な眺めで、遠く富士山、鹿島槍越しの槍ヶ岳、満月と劔岳、雲海とご来光、そして昨日辿ってきた唐松岳からの縦走路を流れる雲と見るポイントが尽きません。そしてなんと、同行者からどら焼きとコーヒーのお裾分けをいただきます。ありがとうございます!!
後は下り一辺倒かと思いきや、最初は鎖場の連続、途中からは下っては登り返しの繰り返し(大中小遠見)で疲労のピークを迎えます。運がよければ小遠見山からは360度のパノラマビューが楽しめるらしいのですが、人出は多いものの、この日は既に雲の下で大した眺めもありません。
最後は、アルプス平駅テレキャビン乗り場のソフトクリーム(イチゴ味おすすめ、店員さんに特色あり)を食しつつ、かたくり温泉十郎の湯に立ち寄っての帰着となりました。皆様方大変お疲れさまでした。
全般:
天候に恵まれた面があったものの、個人的には色々と反省点の多い登山でもありました。
1.補給を見込んで所持する水量を少なめにしてしまった。(1.5L)
調理にも使う事を考えると、夏場は多すぎる位持ち歩くべきであったかと。
2.普段は、山地図の設定コースタイムよりも早く歩けるのですが、衣服や食事のための重量増による歩行速度低下と登山道の行き違いによる待ちが後々になって響き、初日は17時近くに山荘到着となってしまいました。渋滞する人気の山では、余裕を見た計画が必要です。
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