加賀「白山」 ゆっくり登山
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
6:50別当出合〜7:40中飯場〜8:50別当覗〜9:35甚之助避難小屋10:10〜10:30南竜分岐〜11:40黒ボコ岩11:55〜12:30室堂(泊)
7/17(日)
3:30室堂〜4:10御前峰5:05〜5:40翠ケ池〜6:10大汝峰〜7:10室道8:35〜8:50黒ボコ岩〜9:20蛇塚〜10:20殿ヶ池避難小屋10:35〜12:15観光新道分れ〜13:30別当出合
天候 | 7/16 晴れ午後時々ガス 7/17 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケータイ:SoftBankですが、白峰ですでに感度減少。市ノ瀬から山頂まで全く使用できませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的によく整備された道で歩きやすかった。 砂防新道は木陰が多く水場もあり、取り付きと黒ボコ岩直前の花畑の急登以外は淡々と登れる感じ。 室堂〜御前峰までは特に良く整備され、ご来光を見るための早朝暗い時でも快適。 御前峰から翠ケ池方面への急なザレ場をジグザグに下るところはスリップに注意。 翠ヶ池周辺・大汝峰は天候さえ良ければ迷うことはないが、ガスったら方向を見失い易いかも。雪渓も特に問題なし。 観光新道は尾根筋を辿るため水場がなく陽射しがこたえるが展望は良好。しかし長い。 下山後は白峰の総湯にて汗を流した。 |
写真
感想
17日は全国的に猛暑日となり、とくに白山山麓の勝山市は最高気温の記録を更新するというニュースを帰りの車中のラジオのニュースが伝えてきた。
どうりで暑かったわけである。
多少の暑さは覚悟していたが、薄手のダウンを羽織ったのは御前峰山頂でご来光を待つ間だけで、それも我慢すれば必要のないほどで、キツイ直射日光に晒されながら歩く時間は普段の怠けた体に相当応えた。
計画時から「ゆっくり登山」と伏線を張りつつ、実は調子が良ければ別山まで足を伸ばそうか、などと思ってもみたりしたが、早々と当初計画どおり登り砂防新道、下り観光新道というオーソドックスなコースを辿ることにした。
砂防新道コースのハイライトは黒ボコ岩直前の急登周辺のお花畑で、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ、さらにはキヌガサソウの群落等、うっすらと出てきたガスで展望が利かなくなった我々の目を楽しませてくれた。
室堂に到着するころにはガスも晴れ、振り返るといつの間にか別山が小さくなっていた。
翌日、お日の出は4時40分ごろということで、御前峰を目指し3時半ごろ山荘を出発。
山頂付近に到着するころ空が白み始め、それと同時に目の前に広がる雲海の向こうに北アルプスの峰々のシルエットが浮かび出てきた。
そして、薬師岳あたりから顔を出したご来光は、今までに見たどれよりも美しく、そして神々しく、感動的であった。
神秘的な翠ヶ池を巡り、大汝峰をピストンしたのち室堂山荘に戻り朝食を平らげ、早々に下山を開始するが、昨日よりもキツイ日差しの下、黙々と下り続けるも喉の渇きが異様に早く、早々と水が無くなりつつあった。
が、観光新道は水場がなく、下るにつれて気温も疲れも増してきて、木陰を求めては休憩を何度も何度もはさみつつ、しかし無事に別当出会いに戻ってこれたのは白山神社のご加護と、山に一礼してバスに乗り込んだ。
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