塩見岳 天気悪いけど何とか山頂を拝めました
- GPS
- 13:24
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,139m
- 下り
- 2,144m
コースタイム
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 2:24
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:56
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:12
天候 | 8/12 朝は雨(東京)、昼は道中晴れてたけど登山口に着く直前から雨 8/13 朝までは晴れてたけど8時以降はガス、昼からは雨 8/14 午前中は曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス:伊那大島12:05⇒14:00鳥倉登山口 JR飯田線は駅間隔が狭くスピードも遅いのでとにかく時間がかかります。究極のローカル列車ですね。こういう列車だからこそ鉄っちゃんもたくさん乗ってました。 【復路】バス:鳥倉登山口9:10⇒11:10松川IC11:34⇒16:00頃新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鳥倉登山口〜三伏峠小屋】樹林帯の中をひたすら登りますが、傾斜はそれほどきつくなく歩きやすいです。10分割の道標を目標にできるので少し気が楽です。最初の登りで尾根(3/10〜4/10間)に取り付いた後は北側斜面をトラバース気味に緩やかに登ります。木製のハシゴが頻繁に出てきます。6/10〜7/10間に貴重な水場があり、テント泊の方はここで汲んでいくことをお薦めします(三伏峠小屋の水場までは15分ほどかかり、飲料には煮沸が原則必要らしいです)。 【三伏峠小屋〜塩見小屋】三伏峠小屋から15分ほどで見晴らしの良い三伏山です。ここからは360°の眺望です。この後は本谷山付近で視界が一部開けるほかは、塩見小屋の直前で森林限界を抜けるまで樹林帯が続きます。傾斜は全体に緩やかですが、塩見小屋の手前は結構な登りが続きます。雨天続きのせいかもしれませんが、全体にぬかるみ箇所が多いので靴は確実に汚れます。 【塩見小屋〜塩見岳】正面に天狗岩、その向こうに塩見岳を眺めながらの急登です。天狗岩〜塩見岳直下は岩場で、落石や転倒に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 松川インターから20分ほど歩いた所に、 信州まつかわ温泉 清流苑(http://www.seiryuen.jp/) があるらしく、最初は寄ろうと思っていましたが、距離が少しあるため結局は寄らずに高速バスで直接帰りました。 道中の大鹿村には他に鹿塩温泉や小渋温泉があるようですが、バスの便数が少ないので公共交通利用者には寄りづらいですね。 |
写真
感想
今年の夏の天気はどうしたんでしょうか。
当初計画ではお盆休みを利用して3泊4日で塩見〜農鳥岳を縦走する予定でしたが、またもや天候不順で塩見岳ピストンに変更です。天気予報では13日の午前中が比較的よさそうなのでその日に塩見岳へ登る計画で、出発を1日遅らせて12日に家を出ることにしました。
12日の早朝、東京は雨が降っていましたが、今日はJR中央線〜飯田線、7時間かかる列車の長旅なので影響はありません。それでも甲府あたりから天気も良くなり、このまま明日まで好天が持ってくれるといいなと思いながら、伊那大島駅12:10時発の鳥倉登山口行きバスに乗りました。ところが、登山口に到着する直前に突然、雨が降り始め、一緒に乗っていた数名の方々とともにあわててカッパやザックカバーを準備しました。結局、出だしから雨中登山です。
雨は三伏峠小屋に着いてからテントを張る間も降り続き、湿度100%の不快なテント内で夜まで雨音を聞いていました。
翌朝は2時に起きましたが、星や月が出ていて天気予報が当たったようでした。3時半に出発した際にはだいぶ雲が広がっていたものの、暗いうちに通過した三伏山や本谷山では周りの山々のシルエットがくっきり見えており、好天のうちに早く塩見岳山頂に到達したい、と気が焦りました。
塩見小屋には6時頃到着し、塩見岳の雄姿を拝めました。また、塩見岳山頂にはガスに覆われる直前の7時頃に到達し、富士山は見られなかったものの、上空の青空と雲海から抜き出た3000m級の山々を眺めることができました。
今日は三伏峠のテントに帰るだけで余裕があるので、山頂でしばらくガスが晴れるのを待ってみましたが、徐々に濃くなる一方なのであきらめて下山します。
帰りに楽しもうと思っていた本谷山や三伏山からの眺望はガスのため全く見えず、おまけに霧雨が降ってくる始末。テント場に戻ると雨がしだいに強くなるので、烏帽子岳に登るのをあきらめて、午後はテントにこもりっきりで天候悪いかもと持ってきた小説を読みふけってました。といっても、隣に県立神戸高校の山岳部の団体テントが張られていたので、かなり賑やかでしたが・・・。
2日目の夜も雨がかなり降ってましたが、3日目の朝は曇天ながら、三伏山から周囲の山々の360°の眺望を楽しめました。これでようやく満足して下山しました。
今回も雨にやられた山行ではありましたが、塩見岳を拝めたので良しとしましょう。
初めましてjasper00さん 8月14日早朝に塩見岳登頂したluneacielと申します。
私は三伏山からの眺望を楽しみにしていたのですが、往きも帰りも霧で何も見えず、
jasper00さんのレコを拝見して塩見岳への道程が確認でき、すっきりした思いです。
神戸高校の山岳部の生徒さん達とは、私たちも塩見岳の下山時にすれ違いました。
熊ノ平まで縦走して行くとのことで、気合入っていましたネ。
今年の八月は、青空が少ない不安定な夏ですね。曇り空でも眺望がそこそこ得られた初めての山域が、私にとっては新鮮で満足しました。
luneacielさん、こんばんわ。
コースタイムを拝見すると、同じ日に登りながら三伏峠小屋で微妙にすれ違っています。みなさんが小屋に着かれたちょうどその頃に私はテントにもぐりこんだようです。
14日の朝は曇りでしたが、視界が開けて良かったですね。私も13日は行きも帰りも三伏山からの眺望が見られずにがっかりしていましたが、14日の朝にガスが晴れて眺望を楽しめたので満足して下山できました。
テント場での神戸高校の生徒さんは昼間は賑やかでしたが、18時過ぎにはすっかり静かになり、その代わりに翌早朝の2時頃には起きだして暗いうちに出発していきました。無事に縦走できたんでしょうね。帰りの伊那大島行きのバスに、引率の先生と1名の生徒さんが乗ってましたが、具合が悪く中途離脱されたのでしょう。安全第一ではありますが、さぞかし残念だったことと思います。
好天の少なかった今年の夏ですが、来週くらいから何とか太平洋高気圧にもうひと頑張りしてほしいものです。秋に向けて澄んだ青空の下での山行を期待しましょう。
jasper00さん、お疲れ様でした。
天候が悪く、結局、農鳥までの縦走を断念したのですね。
お盆休み中は天候が悪かったですが、お盆明けの会社は連日のじめじめした夏の日。
今年は何なんでしょう・・・
でも、塩見岳の雄姿と山頂からの景色はかろうじて拝めたのですね。良かったです。
私が3週間前の梅雨明けに登った時は塩見岳の雄姿も山頂からの景色も拝めなかったものですから、写真を拝見していたらもう一度登って見たくなりました。
ところで三伏小屋からちょっと離れた水場は原則煮沸でしたか。気が付かないで、ゴクゴク飲んでました。。。(お腹は大丈夫でしたが(笑))
私は8/13〜8/14の行程で車で鳩待まで入り、尾瀬の見晴らしでテン泊しましたが、天候は曇り時々霧雨という感じでした。星空を見たかった子供たちは星が見えず残念そうにしていましたが、テントの中ではUNOで盛り上がっており、久しぶりの下界とは違う雰囲気にそれなりに満足してくれたようです。
sbtさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
前回の鹿島槍でもそうでしたが、初日の雨ですっかり気持ちが折れてしまい、テント装備を担いで縦走する気がすっかりなくなりました。まだまだ修行が足りないのかもしれません。
山頂から眺めていると、塩見岳から北に延びる仙塩尾根や途中で分かれる蝙蝠尾根が魅力的で、「おいでおいで」と呼んでいるような気がしました。いずれぜひ歩いてみたいルートです。
三伏小屋の水場は確かに冷たくておいしい水です。私も少しですが生で頂きました。おそらく念のため煮沸した方が良いということなのだと思います。上流に三伏小屋があるのでしかたない措置なのでしょう。
sbtさんはほぼ同じ日程で尾瀬に行かれたんでしたね。そちらも天候は悪かったようで残念ですが、テント内でのご家族だんらんの風景が想像されます。ぜひレコを載せてみて下さい。
jasper00さん、こんばんわ。
少し前に尾瀬のレコ載せました。
塩見もレコ載せております。
情報量は少なめですが、昨年まで登った山(80山位)は写真しか残っていなく、その時の状況を細かくは覚えていないので、自分の記録(備忘録)になるという意味でレコ始めました。
sbtさん、こんにちわ。
先ほど尾瀬のレコを少し拝見しました。
夜、家に帰ってからゆっくりと、塩見も含めて拝見することにします。
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