剱岳〜早月尾根、試練と憧れ〜

2017年08月13日(日) ~ 2017年08月14日(月)

• GPS: 10:43
• 距離: 15.8km
• 登り: 2,384m
• 下り: 2,372m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:48
• 休憩: 0:06
• 合計: 3:54

9:13 スタート地点
9:19 9:24 馬場島
10:06 10:06 松尾平
13:05 13:06 早月小屋
13:07 宿泊地

2日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:56
• 合計: 7:34

4:28 宿泊地
6:30 6:32 カニのハサミ
6:38 6:41 剱岳
6:55 7:01 カニのハサミ
8:38 9:23 早月小屋
11:22 11:22 松尾平
11:56 11:56 馬場島
12:02 ゴール地点

天候

13日:曇りのち雨
14日:山頂は晴れ、帰りは雨☂
両日とも1400m~2200mは、雨が降ってました。山頂からは、雲海が見えるのですが、その中に入ると雨のようです。下山した馬場島は、曇りで雨は降ってませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島、100台以上は駐車できます。

コース状況／危険箇所等

雪:アイゼン不要
水場:なし。早月小屋で購入するしかありません。500ml 400円、2L 900円、ビール350ml 600円
危険:馬場島~早月小屋、泥濘で木の根に注意。転ばないように。
早月小屋~山頂、クサリ場多し、痩せ尾根ありですがルートはしっかりしているので、其れ程危険とは感じませんでした。

その他周辺情報

温泉は、馬場島荘にある。知らなかった(-_-;)
コンビニも近くにないので、上市町で購入しましょう。

写真

8/13 9:12

馬場島から登ります。馬場島は、晴れてた。

8/13 9:25

調査中

8/13 9:27

牧歌的な感じですが、此処からの登りが凄い！

8/13 9:29

これが有名は石碑ですね。

8/13 9:30

気持ちを引き締めて登ります。

8/13 9:45

調査中

8/13 9:48

調査中。多分紫陽花の仲間。

8/13 10:02

200m毎に道標があります。

8/13 10:15

立派な巨木。立山杉巨木らしい。

8/13 10:35

1200m

8/13 11:07

1400m。1200から此処までが長く、1600迄が短いです。1454mと落書きがありますが、多分落書きがあってそう。この辺りか雨が降り始めました。

8/13 11:21

1600m。しとしと雨中です。

8/13 11:50

1800m。早月小屋迄は長い(；ω；)

8/13 12:05

多分 、1920mの三角点。

8/13 12:08

カンチコウゾリナ

8/13 12:18

調査中

8/13 12:23

2000m

8/13 13:32

ミヤマダイコンソウ？

8/13 13:33

ふう、やっと早月小屋につきました。今晩は、テント泊で明日に備えます。

8/13 13:36

テント設営の前に、1本。山小屋の親父は、内の会社の人にそっくりだった。結局2本に。

8/13 17:03

スミレの仲間。小屋周辺は、其れなりに、花が咲いてました。

8/13 17:03

イワイチョウ

8/13 17:03

ショウジョウバカマ？

8/13 17:04

ヤマハハコ

8/13 17:04

アキノニリンソウ

8/14 4:52

翌日です。4時にテン場を薄暗い中出発して、登ってきました。早月小屋は、雲の上にあります。いいところにありますね。

8/14 4:52

雲海が凄いです。まだ、日の出では無いかな。

8/14 4:55

2400m。どうやら、山頂まで道標がありそうです。

8/14 5:01

おー、憧れの劔。

8/14 5:20

2600m

8/14 5:21

劔の稜線です。荒々しいですね。

8/14 5:21

ここだけ残雪がありましたが、登山道は脇にあるので心配ありません。

8/14 5:23

ハクサンイチゲ

8/14 5:23

イワカガミ

8/14 5:23

ミヤマキンバイ

8/14 5:26

調査中

8/14 5:27

なんとかシオガマだと思う。

8/14 5:30

クルマユリ

8/14 5:30

調査中

8/14 5:34

マツムシソウ

8/14 5:35

タテヤマキキョウ？

8/14 5:35

ヨツバシオガマ

8/14 5:37

調査中

8/14 5:38

タテヤマトリカブト

8/14 5:38

調査中

8/14 5:38

マルバダケブキ

8/14 5:39

調査中

8/14 5:42

調査中

8/14 5:42

シナノキンバイ

8/14 5:46

まだ、雲の上です。遠くに薬師岳。

8/14 5:48

チシマキチョウ？

8/14 5:54

先ずは、序ノ口のクサリ場。

8/14 6:01

2800m！最後の道標です。残すは、山頂のみ。

8/14 6:15

雲が上昇して来て、山頂はガスの中に（ ; ; ）

8/14 6:15

調査中

8/14 6:16

シナノキンバイ

8/14 6:20

此処が一番の難所！

8/14 6:21

調査中

8/14 6:22

調査中

8/14 6:37

山頂着きました。念願の劔です。

8/14 6:45

念願の劔！

8/14 6:55

早月尾根との分岐。

8/14 6:56

7時頃から雲が切れ始めて、立山が見え始めました。

8/14 6:56

早月尾根へ向かいます。

8/14 6:57

山容がはっきりしてきた。

8/14 6:57

カニタテバイが、はっきりみえます。待ち行列多いですね。

8/14 6:59

立山を一望。

8/14 7:06

こんなクサリの連続です。

8/14 7:10

イワベンケイ

8/14 7:10

立山方面、奥に薬師岳。

8/14 7:16

東方面は、ルートが無い山々。

8/14 7:16

帰る方向です、気をつけ帰ります。

8/14 7:21

チングルマ。

8/14 7:23

劔を仰ぎ見る！

8/14 7:45

雪渓が残ってます。

8/14 7:49

最後に立山方面を。この後は、雲が出て山頂を仰ぎ見る事は出来ませんでした。

8/14 8:37

真っ白 な白樺 。

8/14 8:38

テント場に戻って来ました。撤収して帰ります。

8/14 11:56

一気に降ってきました。大阪工業大学、甲南大学の慰霊碑。

8/14 11:57

登山指導センター、これにて劔登山は終了。あっと言う間の2日間でした。でも、2200mの下りはキツかった。

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め 携帯 時計 タオル テント シェラフ ヘルメット

感想

takasun

今迄、自分の力量から行けるか不安だった劔岳。100名山を目指すのであれば、いつかは通らないとならない山。今年のお盆は、天候不順なので2泊で行ける劔岳を決行しました。ルートは、早月尾根で。

◆馬場島
9時に着いた時には、既に100台近くが駐車してあり、人気の山ですね。マイナーな登り口だと思ったらそうではないようです。
◆~早月小屋
登りの試練、1400m登りっぱなしです。だいたい1400mから小雨になり、小屋までは雨でした。帰りも同様に雨だったので、この季節はこんな天気なのかもしれません。天気予報(てんきとくらし)で晴れでも、雨具は必要です。他の山であれば、もう山頂に着いていいくらい登ったのですが、後800m残ってます（ ; ; ）。
◆テント場
700円。30張程だったでしょうか、まだ余裕はあるようです。小屋付近の天気は、小雨がパラパラといった感じ。晴れていれば、劔岳を見れるのですが、雲の中なのでおとなしくテントの中でじっとしてました。
◆山頂と岩場
4時にテン場を出発して、山頂を目指します。問題の岩場は、2400m過ぎから段々多くなってきます。それと同じように花も多くの種類が咲いてました。花の百名山では、無いのですが花もしっかりと楽しめます。
岩場ですが、思っていたより危険を感じませんでした。カニのハサミは確かに怖かったですが、切れたっている崖ではなかったので通過してから、これがカニ？と思ったくらいです。カニを過ぎると山頂は、もう直ぐ。2200m登った後は、感慨も一塩です。
山頂は、思いの外広く40名程いましたもっと、とんがっているかと思ったのですが、、、
◆やはり百名山
強者が登る山という印象ですが、子供連れも多かったです。子供だと難しい箇所も有りますが、ロープで繋いでいるようでした。また、日帰りのトレランも多く見かけました。彼ら彼女らも、強者ですね。自分も、ザックが無ければ行けたかもと、、
次はトレランで行こうかな？