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Yamareco

記録ID: 1225936
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

北岳トレッキング(広河原in/out)

2017年08月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:15
距離
10.5km
登り
1,729m
下り
1,724m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:46
合計
9:12
3:45
40
4:25
4:25
70
5:35
5:46
66
6:52
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4
6:56
6:57
44
7:41
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15
8:01
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23
8:24
8:53
14
9:07
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10
9:44
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89
11:13
11:13
89
12:42
12:42
15
12:57
広河原山荘
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
コースを誤りそうな迷いポイントはなし。
朝早く出れば、広河原→北岳→間ノ岳→広河原のピストン登山も可能。(今回は、眺望が見込めない天候だったため、間ノ岳はパス)
小雨の広河原より、レインウェアをまとい、3:45頃スタート!
※トレッキングポールをテントに置きっぱなしでスタートするも、この時は全く気づかず・・・
2017年08月11日 03:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 3:47
小雨の広河原より、レインウェアをまとい、3:45頃スタート!
※トレッキングポールをテントに置きっぱなしでスタートするも、この時は全く気づかず・・・
白根御池小屋までは、基本的に眺望がほぼない林道を進む。
出発から1時間程度登った辺りで、初めてトレッキングポールを忘れたことに気づく(汗)。林道に落ちている適当な木を2本ほど現地調達!
2017年08月11日 05:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 5:16
白根御池小屋までは、基本的に眺望がほぼない林道を進む。
出発から1時間程度登った辺りで、初めてトレッキングポールを忘れたことに気づく(汗)。林道に落ちている適当な木を2本ほど現地調達!
1:50ほどで白根御池小屋に到着。荷物が軽いおかげで、標準コースタイム(2:35)より、大分早い!
2017年08月11日 05:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 5:46
1:50ほどで白根御池小屋に到着。荷物が軽いおかげで、標準コースタイム(2:35)より、大分早い!
「南アルプスの天然水」を汲み放題!
2017年08月11日 05:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 5:41
「南アルプスの天然水」を汲み放題!
白根御池小屋より山容が一変。林道は終わり、眺望がある稜線に出る。ただし、ガスってて、中々絶景は望めない。ここは白根御池を振り返ったとこ。
2017年08月11日 05:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 5:54
白根御池小屋より山容が一変。林道は終わり、眺望がある稜線に出る。ただし、ガスってて、中々絶景は望めない。ここは白根御池を振り返ったとこ。
団体さん24名(全員女性)をゴボウ抜き。皆さん立ち止まってくださり、さながら花道通過の気分♪。
2017年08月11日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 6:11
団体さん24名(全員女性)をゴボウ抜き。皆さん立ち止まってくださり、さながら花道通過の気分♪。
振り返ると、明日登る予定の鳳凰三山が時折チラホラと。
2017年08月11日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 6:56
振り返ると、明日登る予定の鳳凰三山が時折チラホラと。
鳳凰三山の1つ、地蔵山のオベリスクは、やはり目立つ!
2017年08月11日 06:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 6:56
鳳凰三山の1つ、地蔵山のオベリスクは、やはり目立つ!
小太郎山分岐点。眺望はなし・・・。
小太郎山にわざわざ行く人って、北岳常連さんで、北岳登頂を目的としない人なのかなぁ?などと空想。
2017年08月11日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 7:12
小太郎山分岐点。眺望はなし・・・。
小太郎山にわざわざ行く人って、北岳常連さんで、北岳登頂を目的としない人なのかなぁ?などと空想。
肩の小屋に到着。右の枝?で作ったアートが立派!
※「減菌」された水が100円で汲めますが、明らかにマズイ。要注意!
2017年08月11日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 7:44
肩の小屋に到着。右の枝?で作ったアートが立派!
※「減菌」された水が100円で汲めますが、明らかにマズイ。要注意!
ゴロゴロした岩場(ガレ場)を登りきって、ついに日本No.2峰の北岳へ登頂。残念なことに、まったく眺望なし。。。直下のバットレスを見下ろしたかった。
2017年08月11日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 8:25
ゴロゴロした岩場(ガレ場)を登りきって、ついに日本No.2峰の北岳へ登頂。残念なことに、まったく眺望なし。。。直下のバットレスを見下ろしたかった。
日本No.3峰・間ノ岳へ行ける時間、体力はありつつも、全く眺望が見込めず「行っただけ」になるので、断腸の思いで間ノ岳を諦めたポイント。
2017年08月11日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 9:17
日本No.3峰・間ノ岳へ行ける時間、体力はありつつも、全く眺望が見込めず「行っただけ」になるので、断腸の思いで間ノ岳を諦めたポイント。
その後も、ガレ場を慎重に下ってゆく
2017年08月11日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 9:22
その後も、ガレ場を慎重に下ってゆく
一通りガレ場を下ったところで、下からガシガシ登ってくる高校同級生に偶然遭遇!彼は今年中の百名山制覇を目標に、すでに70座以上を踏破しているツワモノ。いつか一緒に登山したい仲間!
2017年08月11日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 9:30
一通りガレ場を下ったところで、下からガシガシ登ってくる高校同級生に偶然遭遇!彼は今年中の百名山制覇を目標に、すでに70座以上を踏破しているツワモノ。いつか一緒に登山したい仲間!
八本歯のコル上から、進行方向の反対側を覗き込む。好天なら、間ノ岳や農鳥岳が望める絶景ポイントのはずなんだが・・・。
2017年08月11日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 9:41
八本歯のコル上から、進行方向の反対側を覗き込む。好天なら、間ノ岳や農鳥岳が望める絶景ポイントのはずなんだが・・・。
八本歯のコル。ここより下から、万年雪の大雪渓が始まる
2017年08月11日 09:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 9:44
八本歯のコル。ここより下から、万年雪の大雪渓が始まる
いよいよ北岳名物の大雪渓。7月だと登山道が雪渓に覆われ、通過にアイゼンが必要。8月になって融雪が進み、雪渓を眺めながら普通の登下山が可能!
2017年08月11日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:18
いよいよ北岳名物の大雪渓。7月だと登山道が雪渓に覆われ、通過にアイゼンが必要。8月になって融雪が進み、雪渓を眺めながら普通の登下山が可能!
大雪渓の最上部。この写真の右上にいらっしゃる老紳士と、この後、抜きつ抜かれつのデッドヒート(と思ってるのは俺だけ)が始まる。この老紳士以外には誰にも抜かれておらず、前に下っている人を追い抜くだけだったので、ある意味新鮮!
2017年08月11日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:27
大雪渓の最上部。この写真の右上にいらっしゃる老紳士と、この後、抜きつ抜かれつのデッドヒート(と思ってるのは俺だけ)が始まる。この老紳士以外には誰にも抜かれておらず、前に下っている人を追い抜くだけだったので、ある意味新鮮!
ちょうど雪渓に向かってカメラを構えた時、50m以上に渡って、雪渓の一部が沢に崩れ落ちた。一同「おぉぉぉぉぉ!」と。
2017年08月11日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:27
ちょうど雪渓に向かってカメラを構えた時、50m以上に渡って、雪渓の一部が沢に崩れ落ちた。一同「おぉぉぉぉぉ!」と。
断面の新鮮さ(真っ白さ)が、急な崩落を物語ってるでしょ!
2017年08月11日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:28
断面の新鮮さ(真っ白さ)が、急な崩落を物語ってるでしょ!
さすがに8月中旬。雪渓は随所で、今にも崩れ落ちそう。
2017年08月11日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:38
さすがに8月中旬。雪渓は随所で、今にも崩れ落ちそう。
雪渓最下部へ。雪渓下の沢が見える所は天然クーラー状態で、冷たい風がビュンビュン雪渓下から吹き出してくる。
2017年08月11日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 10:53
雪渓最下部へ。雪渓下の沢が見える所は天然クーラー状態で、冷たい風がビュンビュン雪渓下から吹き出してくる。
大樺沢(オオカンバザワ)二股あたりで、今日初めての青空を見る!
2017年08月11日 11:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 11:16
大樺沢(オオカンバザワ)二股あたりで、今日初めての青空を見る!
下部の沢は雪解け水で、相当な水量&勢い!
2017年08月11日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 12:23
下部の沢は雪解け水で、相当な水量&勢い!
大雪渓上部から、ずっと似たようなペースで抜きつ抜かれつした老紳士と、途中からは山トークしながら一緒に楽しく下山。千葉から1泊(北沢山荘泊)でいらしたそうです。こういう出会いも山ならでは!
2017年08月11日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 12:59
大雪渓上部から、ずっと似たようなペースで抜きつ抜かれつした老紳士と、途中からは山トークしながら一緒に楽しく下山。千葉から1泊(北沢山荘泊)でいらしたそうです。こういう出会いも山ならでは!
トレッキングポール代わりに9時間近くお世話になった「太い木」を、思い出の品として、テン場まで持ち帰り。最後はテン場の大木の幹近くに安置しました!一日中、体重を支えてくれて、本当にありがとう!
2017年08月11日 13:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 13:02
トレッキングポール代わりに9時間近くお世話になった「太い木」を、思い出の品として、テン場まで持ち帰り。最後はテン場の大木の幹近くに安置しました!一日中、体重を支えてくれて、本当にありがとう!
広河原山荘にて、13:30ラストオーダのランチに間に合う!東京発って以来、3日ぶりに人が作った手料理を食す♪。
2017年08月11日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/11 13:28
広河原山荘にて、13:30ラストオーダのランチに間に合う!東京発って以来、3日ぶりに人が作った手料理を食す♪。
下山時にすれ違った高校同級生に、「俺は広河原でテン泊してる」と伝えておいたら、わざわざ下山時に寄ってくれました!1年半ぶりに生ビールで乾杯!
下山時にすれ違った高校同級生に、「俺は広河原でテン泊してる」と伝えておいたら、わざわざ下山時に寄ってくれました!1年半ぶりに生ビールで乾杯!
撮影機器:

感想

<南アルプスDay3>
Day1(甲斐駒ヶ岳)、Day2(仙丈ヶ岳)は、17kgザックを背負い上げての登山だったが、昨晩から広河原テン場への連泊が始まったため、重たい荷物は全てテントに残し、お水とパンを詰め込んだアタックザックのみで、非常に軽装な状態に様変わり。

前夜の天気予報では、朝9時までなら北岳山頂「晴れ」だったのに、3:45の広河原出発時点は小雨、その後一度も青空が見えることなく、8:30登頂時もガスの中。せっかく、国内No.2峰に登ったのに残念。時間的にも体力的にも、国内No.3峰の間ノ岳へ行く余裕はあったが、眺望が全く見込めないため断念。広河原まで4:30で登頂できたので、標準コースタイム(6:05)より大分早く到達!やっぱ荷物の軽重は、コースタイムと疲労度に直結しますね!

間ノ岳分岐路から八本歯のコルへ下る途中、今年中の百名山制覇に向けて既に70座以上を踏破済みの高校同級生に偶然出会う!そのうち一緒に登山しよう、と連絡を取り合っていたが、“山の日"に山の中で出会うほうが先になった!彼は眺望がなくとも、北岳のみならず、間ノ岳まで向かうとのこと!。こちらが広河原に野営していることを伝えたら、下山後に立ち寄ってくれて、生ビールによる乾杯まで実現!なんかミラクル♪。

八本歯のコルから下の大雪渓は、とっても迫力あり。7月だとこの上をアイゼン使って歩くというから、まさに万年雪。ちょうどカメラを構えていたその時、50m以上に渡って雪渓が沢に崩れ落ち、真っ白な断面を見ることができたのも貴重な体験でした。雪渓最下段の真下に行って、雪下の沢を覗くと、まさに天然クーラー状態で、冷気がガンガン押し寄せてきました!

下山時も、多数の人を追い抜く速めのペースで歩いていた所、雪渓最上部あたりから、同じようなペースで下山を続ける老紳士がおり、抜きつ抜かれつするうちに意気投合し、会話しながら一緒に広河原まで下山することに!彼は前日朝に広河原から入り、北岳経由で北岳山荘へ宿泊。今朝は朝イチで間ノ岳を登頂してから下山したようだが、北岳・間ノ岳ともに眺望はなかった模様。天候だけは、どうにもならず、せっかく国内No.2峰、No.3峰を踏破したのに、本当に無念ですよね。

今回、間ノ岳へ行けなかったので、来夏以降の宿題としたいと思います。

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