北岳トレッキング(広河原in/out)


- GPS
- 08:15
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,729m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースを誤りそうな迷いポイントはなし。 朝早く出れば、広河原→北岳→間ノ岳→広河原のピストン登山も可能。(今回は、眺望が見込めない天候だったため、間ノ岳はパス) |
写真
出発から1時間程度登った辺りで、初めてトレッキングポールを忘れたことに気づく(汗)。林道に落ちている適当な木を2本ほど現地調達!
感想
<南アルプスDay3>
Day1(甲斐駒ヶ岳)、Day2(仙丈ヶ岳)は、17kgザックを背負い上げての登山だったが、昨晩から広河原テン場への連泊が始まったため、重たい荷物は全てテントに残し、お水とパンを詰め込んだアタックザックのみで、非常に軽装な状態に様変わり。
前夜の天気予報では、朝9時までなら北岳山頂「晴れ」だったのに、3:45の広河原出発時点は小雨、その後一度も青空が見えることなく、8:30登頂時もガスの中。せっかく、国内No.2峰に登ったのに残念。時間的にも体力的にも、国内No.3峰の間ノ岳へ行く余裕はあったが、眺望が全く見込めないため断念。広河原まで4:30で登頂できたので、標準コースタイム(6:05)より大分早く到達!やっぱ荷物の軽重は、コースタイムと疲労度に直結しますね!
間ノ岳分岐路から八本歯のコルへ下る途中、今年中の百名山制覇に向けて既に70座以上を踏破済みの高校同級生に偶然出会う!そのうち一緒に登山しよう、と連絡を取り合っていたが、“山の日"に山の中で出会うほうが先になった!彼は眺望がなくとも、北岳のみならず、間ノ岳まで向かうとのこと!。こちらが広河原に野営していることを伝えたら、下山後に立ち寄ってくれて、生ビールによる乾杯まで実現!なんかミラクル♪。
八本歯のコルから下の大雪渓は、とっても迫力あり。7月だとこの上をアイゼン使って歩くというから、まさに万年雪。ちょうどカメラを構えていたその時、50m以上に渡って雪渓が沢に崩れ落ち、真っ白な断面を見ることができたのも貴重な体験でした。雪渓最下段の真下に行って、雪下の沢を覗くと、まさに天然クーラー状態で、冷気がガンガン押し寄せてきました!
下山時も、多数の人を追い抜く速めのペースで歩いていた所、雪渓最上部あたりから、同じようなペースで下山を続ける老紳士がおり、抜きつ抜かれつするうちに意気投合し、会話しながら一緒に広河原まで下山することに!彼は前日朝に広河原から入り、北岳経由で北岳山荘へ宿泊。今朝は朝イチで間ノ岳を登頂してから下山したようだが、北岳・間ノ岳ともに眺望はなかった模様。天候だけは、どうにもならず、せっかく国内No.2峰、No.3峰を踏破したのに、本当に無念ですよね。
今回、間ノ岳へ行けなかったので、来夏以降の宿題としたいと思います。
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