利尻富士 home sweet home
- GPS
- 04:42
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,577m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:41
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
船 飛行機
なにせタクシーが少ないので(私が歩いた当日は3台しかいなかった)、可能な限り下船後すぐタクシーは捕まえましょう。(利尻のタクシーは予約不可です。下船もなるべく早く降りられるよう好位置をキープすることをおススメ致します) ローカルルール?かどうかわかりませんが、相乗りは不可みたいです。(上高地とは逆ですね・・。ルールだからしょうがないかと・・。) 下山時の迎車も運しだいです。タクシー会社からは、甘露泉水の所についたら電話をして下さいと言われました。(空車があれば、ちょうど良いタイミングで登山口に着くらしいです。あくまで空車があればですが・・。) フェリーは出航の10分前くらいには乗船完了していないとまずいかと思います。(最悪でも20分前くらいには乗り場に居た方が良いかと・・) 以上幸運を祈る・・。(本当にオススメしませんが・・ちなみに私は、運だけは良いから?稚内7時15分発のフェリーに乗船し、登山後14時35分発のフェリーで帰ることができました。タクシーの運転手さんからは「そんなカッツカツな行程の人は、今シーズンお客さんで2人目だ!」と呆れられましたが・・苦笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
まぁ普通の登山道です。特に危険な所はないかな〜と。 |
その他周辺情報 | 周辺を散策する時間がまるで無かったため、どこにも寄らず・・。。泣 |
写真
感想
利尻山です。
北の貴婦人と呼ばれる(らしい)、言わずと知れた?100名山の一座です。
まぁ、わかりやすいところでは、北海道土産のド定番?白い恋人のパッケージの山ですな。
稚内出身の自分にとっては、子供の頃から目にしていた山で、海を挟んでますが一応?故郷の山かと。
ちなみに山名の表記ですが、9割がたは利尻山、残りが利尻岳って感じですが、元地元民としてはやっぱり利尻富士が1番しっくりくるな〜と。
(綺麗な円錐形の独立峰って○○富士って呼ばれることが多いですよね〜。)
朝8時55分着のフェリーで到着。無事タクシーを捕まえることもでき、9時過ぎにスムーズに登山口まで辿り着くことができました。
ここで、悪い考えが頭を過ります。稚内の実家を出てくる時に姉に「17時半発のフェリーで帰ってくると思うから、家に着くのは20時前位になると思う・・」と伝えたところ、「今日は外でジンギスカンの予定だからあんたの分は、フライパンだね」と・・。
ん〜ジンギスカンは外で食べたいしな〜。でもそうすると2時半のフェリーに乗らないと間に合わないし・・。でも行きのタクシーにうまく乗れたから、帰りもうまく捕まえることができるかも??運次第の要素が滅茶苦茶強いですが、とりあえず自分なりに飛ばして歩こうかと・・。(辞めときゃ良いものを・・。そもそも登山道もお盆休みでそれなりに混んでるし、簡単に来ることができない山なんだからのんびり堪能すれば良いのにね・・。)
なんにせよ自分の中で、山頂到着が12時を1分でも過ぎたら外でのジンギスカンは諦めてのんびり行こうっと!ということで出発しました。
普段山を歩いている時は、な〜にも考えずに歩いていることが多いのですが、一応故郷の山ということで、ノスタルジックな感傷に浸りながら登りました。(ウソです)
途中、シマリスが何度もチョロチョロと出てきましたが、すばしっこくて写真に収めることはできませんでした。う〜ん残念!!(それにしてもシマリスってどこから来たんだろ??海で隔離された火山でできた山なのにね・・ちょっと不思議)
頑張って歩いていたため、途中写真撮影以外で立ち止まることもなく、歩きながらザックに手を突っ込みおにぎりを頬張り・・って繰り返していたのですが、おにぎりが食べても食べてもなくならない!!
母に頼んで作ってもらったのですが、特大サイズのおにぎりが6個って・・。まぁ、うん、有難いということで・・。
そんなこんなでヒ〜ヒ〜言いながら山頂に到着。時計を見ると幸か不幸か(多分不幸)12時10分前!こりゃ2時半のフェリーに乗れと言うことだなと勝手に解釈し(なんのこっちゃ??)、頑張って降ります。
大汗をかいているせいで、脚が攣り気味ですが頑張って降ります。
途中とんでもない速さのトレランの若人に抜かれます。
私「滅茶苦茶早いですね〜!」
若人「2時半のフェリーになんとか乗りたいので〜!」
私「ん??私と一緒ですね〜。タクシーはどうするんですか〜?」
若人「タクシーは使いませんよ〜。フェリー乗り場まで走ります!!」
・・・とんでもない人がいるもんですな・・。ええまぁ、脚力のないオッサンはタクシー利用ですよ・・。とまぁイジけてる暇もないので頑張って降ります。
4合目を過ぎたところで、朝乗ったタクシーの運転手からもらった名刺に迎車依頼の電話をします。帰って来た答えは、「今空車がないんだよね〜。とりあえず甘露泉水に着いたらもう一回電話して!」とのこと。・・絶望感に苛まれます。
ここでスムーズにタクシーに乗車できないと、2時半のフェリーは完全にアウトです。
一縷の望みを託し甘露泉水に到着し、再度電話をします。
私「先ほど電話した者ですが・・」
タクシー会社「偶然今登山口に1台いますので、急いで降りてきてください!」
私「わ・わ・判りました!!とにかく走ります!!」
何十年振り(は言い過ぎか・・)かで全力疾走するハメに・・。
途中ポケットに入っていた下山届を提出し(ゴメンナサイ汗でべたべたになってた)、登山口へ・・。
無事タクシーに乗車することができ、フェリーにも無事間に合いましたとさ・・。
なんだかとんでもなく忙しない、故郷の山歩きになってしまいましたが、まぁ自分らしくて良いかな・・と。
うん。home sweet homeなのねん・・。
chaoさん、
おはようございます。
利尻富士に行かれるとは伺っていましたが、稚内から日帰り登山でしたか。それも夕刻には稚内でジンギスカンをエンジョイされていたとは。お母様のおにぎり効果でしょうか。
おみそれしました
自分が最初で最後の稚内・利尻島に行ったのは18歳の夏。
あれから40年近く経ちました。
宿泊していたユースホステルで利尻富士登山ツアーが企画されていたのですが、あの頃の自分は自転車の走る道しか興味が無く(といっても、乗鞍岳は登山者の顰蹙を買いながら自転車を担ぎあげましたが。富士山頂まで自転車を持って上がる剛の者もいましたが、今やったら超顰蹙物ですね)、パスさせてもらいましたが、あの時、行っておけば良かったな。
まあ、引退後の楽しみの一つですね。
関東・東海地方は相変わらずの雨模様の天気が続いていますが、北海道は天気がそこそこで良かったですね。
お疲れさまでした。
pokepikaさん
おはようございます。コメント有難うございます!
一昨日無事名古屋に帰って参りました。
利尻山の稚内からの日帰り自体は、夕方のフェリー利用ならそれほど大変ではないかとは思いますが、さすがに2時半のフェリーでの島からの脱出?はかなりキツかったです。(ジンギスカンの為にチョイと無茶しすぎました・・反省 )
それにしてもおにぎり6個はないですよね・・。 どうやら母の中では私の食欲は高校生くらいで停まっているようで・・。苦笑(まぁ実際、おにぎり作って〜!とお願いしたのは、30年以上振りだからしょうがないか・・。なんだか嬉しいような寂しいような・・。 )
そうですか、pokepikaさんも稚内/利尻に来たことございますか・・。
今はそれほど多くないかな?と思いますが、40年くらい前は、自転車やバイクで観光に来る若者が本当に多かったんですよ〜。(そのうちのお一人だったんですね!)
カニ族?なんて言って、駅周辺でテントを張って寝ている人とかベンチで寝ている人とか沢山いたな〜、なんて話を実家でもしてました。
是非引退後に(引退後と言わず現役中にも!!です)、いらしてください。
その時は、こんな忙しない行程じゃなくて、ゆっくりのんびり北の大地を堪能してくださいね。
今回の北海道紀行は、「山歩きのついでに、たまにはお義母さん孝行でもしてきなさい!」と一人で送り出してくれた嫁さんに、すっかり感謝せねばならない里帰りでした。
行程のシメにあともう一座歩いてますので、よろしかったらそちらのレコも見に来てくだされ。
それにしても天気、不安定ですね・・。
登山もそうですが、これだけ日照時間が少ないと野菜の値段とか心配・・ってこれじゃ主婦みたいですな・・。
コメントでははじめまして
chaoさん、いつもお世話になっております
稚内が故郷で、1日違いで利尻でしたね
14日より15日の方が天気も良かったようで
シチュエーションが似てたので思わず
着いてタクシーは自分も企んだけど甘かったです
山頂直下のザレ具合が凄いと前評判で聞いてたけど
整備されてたのでここは難なく行けました
山頂の達成感は日本トップクラスだと思います
少なくとも屋久島より感動しましたね
それにしても稚内の街の開け具合にビックリしました
前に来た時は稚内、夜行を待つのに
かなり寂しげな駅だった印象が・・・
駅前に銭湯か何かあったような気もしましたけど
今は立派なスーパー銭湯が出来ていたり
隣の猿払村も・・・隔世の感を感じましたね
shevaさん
こんにちは〜。
コメント有難うございます!(コメント頂くのは2度目でございまする!! )
当初は私も14日に歩く予定をしていたのですが、天気予報と睨めっこの結果、少しでもマシな?15日に行ってまいりました。完全な晴天とはなりませんでしたが、まぁまぁということで・・。苦笑
本当に利尻のタクシーの競争率は激しいですね〜。盆休みは一番の書き入れ時だからしょうがないとは思いますが・・。(でも相乗り不可は少しだけ解せませんが・・)
稚内駅は立派になってましたね〜。
ちなみに私が子供の時分は、稚内駅のある方が街の中心部だったんですが、今じゃ南稚内駅の方がすっかり中心部になってます。
とはいえ、街というには程遠い??田舎の過疎の街では御座います・・。
余談ではございまするが・・お隣の猿払村は、昔っから「ホタテ御殿」といわれるほどお金持ちの街でござる!30年以上前で既に、普通の自宅にエレベーターとかついている同級生の家があったな〜、なんて思いだしてしもた。
な〜んにもない街ですが、是非、又稚内にいらしてくださいね。
chaoさん、お恥ずかしい。2度目ましてでしたね失礼しました
14日は午後まで雨が残る予報になってたので自分も躊躇してたけど
同行者と申し合わせてた手前、突っ込むしかなかったんで特攻しました
結果オーライでしたが、しかしフェリー第2便で帰るという発想はなかった
改めて、すごい脚力ですね!!
猿払は道の駅もあんな宮殿みたいなとこ、名阪国道の巨大SAみたいな感じで
お金持ち感は車で通っててもビシビシ伝わってきました。ホタテ御殿ありました!
南稚内の方をうろついてたら、飲み屋街みたいなネオンが広がってましたね
なかなかあそこまで行く事は無いと思うけど、次は稚内から天塩オロロンラインを
日中に南下してみたいですね (羊蹄山×利尻山で組んでたらこっちを通ったけど)
shevaさん
本当に今年はお天気が悩ましい日が多いですよね〜。
北海道でもそうでしたが、アルプスもお天気が悩ましい日が多く、せっかく行くなら景色が期待できる日に・・なんて考えていると中々行く踏ん切りが・・。苦笑
あっ、是非オロロンライン車で走ってみて下さい!北上する際、利尻の勇姿が本当に素晴らしいですよ〜。速度の出し過ぎには、くれぐれもご注意ですが・。(気持ち良〜く走れる道なんですが、よくお巡りさんもいるんですよね〜)
あっちなみに、私は謙遜ではなく、悲しい哉ホントに脚力は無いです。もう少し年齢が若ければ・・と思う今日この頃でございまする・・。
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