餓鬼岳 北アの秘境は厳しい道のりでした！！

2017年08月14日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,798m
• 下り: 1,797m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:43
• 休憩: 2:05
• 合計: 11:48

5:52 白沢登山口
7:44 7:50 最終水場
9:30 9:50 大凪山
11:58 12:53 餓鬼岳小屋
12:57 13:35 餓鬼岳
14:57 大凪山
16:06 16:12 最終水場
17:40 白沢登山口

天候

曇り→ガス一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・白沢登山口駐車場(20台ほどのスペース)は朝5時の時点でほぼ満車でした
・ナビは白沢登山口で設定しました(googleナビでは餓鬼岳登山口で設定したら七倉ダムの方を示していました)
・登山口周辺の電波は微弱

コース状況／危険箇所等

登山口に仮設トイレ、登山ポストあり（用紙がないこともあるようです。私はコンパスで提出しました）
【コース状況】
・登山口〜最終水場
ゴルジュ帯の桟道、梯子歩きの連続。朝露等で濡れているとよく滑るので注意が必要。苔の生えた岩場も滑りやすい。
高巻きもあり。足場は確保されているので、慎重に歩けば問題なし。
渡渉箇所、橋含め10箇所以上。降雨後等増水時は危険です！
足を滑らせると大事に至りそうな道ですので慎重に・・・
・最終水場〜大凪山
荒い砂利の急登を九十九折りに登る。メンバーいわくアルプス三大急登のブナ立尾根よりきついとのこと。私も同じく三大急登と呼ばれる燕岳よりきついと思いました。
下山時スリップ注意。ガレ場は落石注意。
笹が多く朝露等で足元が濡れるので、スパッツ必携
・大凪山〜餓鬼岳
降雨時等泥濘箇所多くあり。
所々道が細く、通行時注意が必要。

雨で濡れていたこともあり、下山まで常に緊張感を強いられました

その他周辺情報

・蝶ヶ岳温泉　ほりでーゆー四季の里
http://www.holiday-you.co.jp/
少し距離がありますが、眺望がいいです（今回はありませんでしたが・・）
・しゃくなげの湯
http://syakunagenoyu.info/
上記の温泉より近いですが、非常に混んでいましたので今回は諦めました(>_<)

写真

8/14 5:51

餓鬼岳白沢登山口
トイレと登山ポストがあります

8/14 5:51

天気がよければテン泊も…と考えていたので、大容量の荷物を背負ってスタート！
即後悔することに…

8/14 6:02

コースタイム10時間半…
なかなかの行程です

8/14 6:06

歩き出してすぐに木の梯子が登場します
朝露でよく滑るので注意です

8/14 6:30

アジサイ

8/14 6:37

崩壊地

8/14 6:42

危険箇所は足場が確保されています

8/14 6:58

多数の渡渉箇所

8/14 7:13

あまりにも澄んだ滝つぼに、つい見惚れてしまいました。

8/14 7:03

こちらもアジサイ・・
色の鮮やかさがうまく出せない(>_<)

8/14 7:25

まだまだ梯子は続きます

8/14 7:25

8/14 7:28

水場
最終水場まで計6箇所あります

8/14 7:28

ソバナ

8/14 7:29

8/14 7:30

ハクサンオミナエシ

8/14 7:30

岩場は苔で滑りやすいです

8/14 7:43

木の橋で足を滑らせひやっとしました・・・
落ちたらやばかった・・

8/14 7:32

歩き出し早々、木製の橋で足を滑らせたため、おっかなびっくり歩く小心者の私…笑

8/14 7:41

緑が綺麗ですが覆われていて、眺望はありません(>_<)

8/14 7:43

8/14 7:59

カニコウモリ

8/14 8:27

最終水場を過ぎると砂れきの急登がはじまります。

8/14 8:28

霧雨の雫でクモの巣(？)が芸術的

8/14 9:16

シナノオトギリ

8/14 9:17

何だろう？？

8/14 9:34

笹帯がしばらく続きます
朝露で足元が濡れるので、スパッツを装着

8/14 10:09

大きな倒木
苔むしててこちらも芸術的

8/14 10:14

樹林帯で元々展望はあまりありませんが、開けた場所でもガスに覆われて、景色による癒しは期待できません＿|￣|○

8/14 10:14

笹帯
背の高い笹もあり、上半身もしっとり濡れました

8/14 10:25

なんだろう…？

8/14 10:26

きのこ軍団

8/14 10:33

大凪山を通過してからは雨が降ってきましたので、レインウエアを着用。泥濘箇所も多くありました。

8/14 10:38

雨で緑はいきいきしています

8/14 11:05

足場が狭い箇所も多くありました。
通行時注意です

8/14 11:21

ウサギギク
展望がないため、お花が癒してくれました

8/14 11:27

水も滴るいいお花♪

8/14 11:28

ミヤマホツツジ

8/14 11:28

トリアシショウマ

8/14 11:31

まだまだ急登笹ロードです
あまりにも変化のない景色に、すれ違う方に「小屋までどのくらいですか？」と次々聞いてしまいました笑

8/14 11:34

ミヤマアキノキリンソウ

8/14 11:34

これは嬉しい！！！！！！

8/14 11:14

チングルマ 綿毛に変身！

8/14 11:41

ハナニガナ

8/14 11:51

タカネシュロソウ

8/14 11:52

エゾシオガマ

8/14 11:55

オヤマリンドウ

8/14 11:58

やっと百曲りが終わり、稜線に出ました

8/14 11:59

非常に喉が渇いていたので、まずは小屋へ

8/14 11:59

外観

8/14 13:06

はい！頑張りました笑

8/14 12:11

広い部屋が1部屋のみ
味のある小屋です

8/14 12:12

8/14 12:12

メニュー
コーラがあって何よりでした

8/14 13:06

下山のコースタイムが＋40分変更されたそうです。

8/14 11:34

燕岳に続く稜線

8/14 11:36

今回は天気が下り坂の為、日帰りすることにしました。
美しい稜線歩きはおあずけ。

8/14 12:51

一瞬でガスに覆われてしまいます

8/14 12:53

小屋を探すばかりに、見逃していた道標

8/14 12:57

山頂到着時、僅かに青空が・・・
餓鬼岳が迎え入れてくれているようで嬉しい！！

8/14 12:58

餓鬼岳だけに鬼のポーズ笑
恥ずかしいのでさりげなく・・・

8/14 13:08

先に到着していたメンバーが作っていてくれたポトフ
最高に美味しくて体が温まりました！
いつも有難う(>_<)

8/14 13:35

餓鬼岳小屋をあとにします

8/14 13:35

餓鬼岳ー！稜線歩きリベンジにまた来るよー！（多分・・笑）

8/14 15:20

下山途中に信濃大町の街が見下ろせました

8/14 15:26

大きな岩
ここで行きも帰りもプチ休憩しました

8/14 15:48

急坂で足場も悪いので、スリップしないようゆっくり下りました。

8/14 16:25

沢好きなメンバーは終始余裕の表情！
私は登り始めの転倒がトラウマになり、時間がかかってしまいました(>_<)

8/14 17:15

大きなカエルが登場！
暗かったためピントが合わず・・・涙

8/14 17:40

おつかれさまの嬉しいひと言に安堵感が

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

iPhone 6 Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

kimtanu

今年の夏は南アルプス縦走予定でメンバーと静岡まで行ったのですが、台風の影響や悪天候が予想されたため、急遽天気が持ちそうな北アルプスに変更になりました。
しかし、時間の経過とともに、北アの天気も下方修正され、当初縦走予定だった餓鬼岳も日帰りピストンに変更することに。
下準備せず餓鬼岳入りしたため、滑る桟道、続く急登、雨には難儀しましたが、一筋縄ではいかない山に魅力を感じました。秘境感は薬師沢から雲ノ平への直登路に近いかも知れません。ソロ歩きだと躊躇してしまいそうな・・・
いつか燕岳まで続く稜線を歩いてみたいです。