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Yamareco

記録ID: 124244
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(テント泊・甲斐駒ヶ岳)

2011年07月23日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
06:38
距離
8.5km
登り
1,170m
下り
1,163m

コースタイム

05:39テント場発
06:11二合目
07:00大滝ノ頭五合目(小休止)
08:00小仙丈ヶ岳(小休止)
09:20仙丈ヶ岳頂上着
09:41仙丈小屋(小休止)
10:00発
10:30馬の背ヒュッテ
10:51藪沢小屋
11:09大滝ノ頭五合目(小休止)
11:54二合目
12:17テント場着
13:08テント撤収終了、テン場発

総移動時間…約6時間
(標準コースタイム…約7時間)
天候 概ね晴れ、たまにガス
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
北沢駒仙小屋テント場でテント泊

山行後、北沢峠バス停-バス-仙流荘バス停(駐車場)-国道152号-中央道諏訪IC
コース状況/
危険箇所等
前日の甲斐駒ヶ岳より、道はよく踏まれて整備されており、迷う箇所はほぼない。
小仙丈ヶ岳からの稜線歩きは、強風等の悪天候時は注意した方が良いと思う。

テント場から二合目へのショートカットへの入りは、看板が出ており分かり易い。
コース自体も、終始標識・ペイントがしっかりなされており、歩き易い。
山行当時は、藪沢コースは通行止めであった。

行きは小仙丈ヶ岳コース、帰りは馬の背コースがお薦め。
小仙丈へは、なかなかしんどい登りが延々続くが、途中から見える北岳・間ノ岳、小仙丈に着いた途端に目の前に広がる小仙丈沢カール・仙丈ヶ岳等の眺望に感動できる。
馬の背コースは、小屋が2つあり安心だし、緩やかに大滝ノ頭五合目へ下るので、私のように下りに弱い人にはうってつけ。ただ急登や登り返しがない分、沢を渡ったりする樹林帯で、展望は期待できない。

帰りのバスだが、土日祝に限り通常ダイヤに加えて、人数が集まり次第の臨時便が出ることがある。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
朝起きてみたら、小仙丈ヶ岳が完璧に見える。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
朝起きてみたら、小仙丈ヶ岳が完璧に見える。
ハイマツに覆われた小仙丈ヶ岳。
登攀意欲に駆られる。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
ハイマツに覆われた小仙丈ヶ岳。
登攀意欲に駆られる。
テント場から二合目へのショートカット。
2011年07月23日 05:47撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 5:47
テント場から二合目へのショートカット。
途中の見晴台から見た北岳。
2011年07月23日 05:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 5:48
途中の見晴台から見た北岳。
こんな感じの登り。
2011年07月23日 05:50撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 5:50
こんな感じの登り。
やっと大滝ノ頭五合目…
休んでいる人多い。
2011年07月23日 07:07撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 7:07
やっと大滝ノ頭五合目…
休んでいる人多い。
まだまだ急登。
2011年07月23日 07:20撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 7:20
まだまだ急登。
甲斐駒は雲の中…
2011年07月23日 07:29撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 7:29
甲斐駒は雲の中…
南アルプスで最高の難易度と噂される、鋸岳。
2011年07月23日 07:32撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 7:32
南アルプスで最高の難易度と噂される、鋸岳。
小仙丈ヶ岳への登り。
ここもしんどい。
2011年07月23日 07:34撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 7:34
小仙丈ヶ岳への登り。
ここもしんどい。
小仙丈ヶ岳。
着くや否や、急にガスが薄くなり…
2011年07月23日 08:02撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 8:02
小仙丈ヶ岳。
着くや否や、急にガスが薄くなり…
小仙丈沢カールが目の前に!
あまりにも雄大すぎる。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
1
7/25 13:20
小仙丈沢カールが目の前に!
あまりにも雄大すぎる。
北岳(左)と間ノ岳(右)。
両方とも雲が掛かっている。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
北岳(左)と間ノ岳(右)。
両方とも雲が掛かっている。
間ノ岳。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
間ノ岳。
仙丈ヶ岳への稜線歩き。
気持ち良過ぎる!
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
仙丈ヶ岳への稜線歩き。
気持ち良過ぎる!
半月(上)を見上げながらの登り。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
半月(上)を見上げながらの登り。
花があちこちに。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
花があちこちに。
たまにガスが湧く。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
たまにガスが湧く。
仙丈小屋への分岐。
ここは左で、頂上方向へ。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
仙丈小屋への分岐。
ここは左で、頂上方向へ。
小仙丈沢カールと北岳(奥)。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
小仙丈沢カールと北岳(奥)。
北岳のアップ。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
北岳のアップ。
小仙丈ヶ岳方向を振り返る。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
小仙丈ヶ岳方向を振り返る。
中央のピークが頂上。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
中央のピークが頂上。
仙丈小屋へと続くカール。綺麗。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
仙丈小屋へと続くカール。綺麗。
花も綺麗。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
花も綺麗。
右が頂上。徐々に近付く感じがたまらない。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
右が頂上。徐々に近付く感じがたまらない。
頂上が見える。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
頂上が見える。
頂上付近からの大仙丈ヶ岳方向。
1人だけ歩いていく人がいた。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
頂上付近からの大仙丈ヶ岳方向。
1人だけ歩いていく人がいた。
頂上。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
頂上。
頂上標識と大仙丈ヶ岳(左)。
すっかり雲の上。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
頂上標識と大仙丈ヶ岳(左)。
すっかり雲の上。
中央左下に仙丈小屋。
2011年07月25日 13:20撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:20
中央左下に仙丈小屋。
大仙丈ヶ岳の西側は切り立っているんだなぁ。
2011年07月23日 09:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/23 9:28
大仙丈ヶ岳の西側は切り立っているんだなぁ。
やっぱり甲斐駒は雲の中。
2011年07月23日 09:39撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 9:39
やっぱり甲斐駒は雲の中。
仙丈小屋から頂上方向。
アブ・ハエが凄まじい。
2011年07月23日 10:01撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 10:01
仙丈小屋から頂上方向。
アブ・ハエが凄まじい。
馬の背への道。
2011年07月23日 10:16撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 10:16
馬の背への道。
馬の背ヒュッテ付近から小仙丈ヶ岳方向。
随分、上の方に感じる。
2011年07月23日 10:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 10:21
馬の背ヒュッテ付近から小仙丈ヶ岳方向。
随分、上の方に感じる。
鹿食害防止用のネット。
2011年07月23日 10:29撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 10:29
鹿食害防止用のネット。
馬の背ヒュッテ。
2011年07月23日 10:40撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 10:40
馬の背ヒュッテ。
ゆるゆるとした膝に優しい下りが、大滝ノ頭五合目まで続く。
2011年07月23日 11:09撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/23 11:09
ゆるゆるとした膝に優しい下りが、大滝ノ頭五合目まで続く。
テント撤収後、バス待ちの為に北沢峠へ。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
テント撤収後、バス待ちの為に北沢峠へ。
長衛荘のメニュー表。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
長衛荘のメニュー表。
右が仙丈ヶ岳、左が甲斐駒ヶ岳方向。
奥の建物は公衆便所。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
右が仙丈ヶ岳、左が甲斐駒ヶ岳方向。
奥の建物は公衆便所。
花が綺麗。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
花が綺麗。
仙流荘前バス停。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
仙流荘前バス停。
バス停脇の駐車場。
ずーっと奥が北沢峠。
2011年07月25日 13:19撮影 by  NIKON D3000, NIKON CORPORATION
7/25 13:19
バス停脇の駐車場。
ずーっと奥が北沢峠。

感想

日本百名山18座目。

前日に甲斐駒ヶ岳を登り、北沢駒仙小屋テント場にテン泊。
甲斐駒の山行記録→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-123970.html
それで思ったより筋肉痛が出ていたので、ちょっと弱気に。
朝起きて天気が悪かったら、次の日仕事だし帰ろうかなと思っていた。
だが起床したら完璧な快晴。テン場から見える小仙丈ヶ岳が「おいで」と言っていた。

昨日より軽量化して出発。ただ、水だけは3リットル持った。
登山道は小仙丈ヶ岳までは危険箇所はまずない。樹林帯のただひたすらの登り。
先に行ってもらったパーティが休憩してて追い越し、こっちが休憩中にまた追い越されの繰り返し。
登山者の数は、甲斐駒より多いと思った。

五合目を越えるとハイマツ帯に入る。朝、テン場から見えてた部分に来た。
小仙丈ヶ岳までも登りが続くが、ガスってるお陰で幾分涼しい。
どうにかこうにか小仙丈ヶ岳に到着すると、一気にガスが晴れてカールが目の前に広がる。
俄然興奮の度合いが上がって、今までの疲れは一気に吹き飛ぶ。
北岳やカール・雲海を見ながらの稜線歩きは気持ち良いの一言に尽きる。
稜線の淵を歩いて頂上へ。悪天時には注意が必要か。

頂上に着くと、大仙丈ヶ岳の展望が凄い。
パッと見ると歩いているのは1人くらいしかいなかったが、行きたくなる衝動に駆られる。
しばらく頂上で景色を堪能し、写真を撮ってあげるなどして下山開始。

仙丈小屋は綺麗だが、この季節の山にはつき物のハエとアブが凄まじい。
隙あらば、ありとあらゆるところに止まろうと飛んでくる。カロリーメイトを頬張って、足早に立ち去る。

本来は小仙丈ヶ岳へ戻って下山しようと思っていたが、小屋からの登り返しを見て嫌になってしまった。
地図を読むと、馬の背ヒュッテからだと大して急な下りがなさそうだったので、このルートを採る。
案の定、膝に優しい感じで、安心して下山路を楽しめた。
馬の背ヒュッテからは、幾つか沢を横切ることになる。滑らないように注意したい。

大滝ノ頭五合目で合流したら、あとは来た道を戻るだけ。
今から登ってくる人は、山頂付近の小屋で泊まるのだろうか。下山寸前で擦れ違った外国人は「やっぱり7時間かかるんですね」とか言っていたが、今から登ると午後7時頃下山だが、大丈夫だろうかと不安になった。
でも、甲斐駒もそうだが、今までの低山や富士山とは登山者のレベルが違うと思った。
近所の散歩のような格好で登る人がいなくて、安心した。

高山を体感できる山。
満足度も高くて、また来たい。

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