仙丈ヶ岳(テント泊・甲斐駒ヶ岳)
- GPS
- 06:38
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,163m
コースタイム
06:11二合目
07:00大滝ノ頭五合目(小休止)
08:00小仙丈ヶ岳(小休止)
09:20仙丈ヶ岳頂上着
09:41仙丈小屋(小休止)
10:00発
10:30馬の背ヒュッテ
10:51藪沢小屋
11:09大滝ノ頭五合目(小休止)
11:54二合目
12:17テント場着
13:08テント撤収終了、テン場発
総移動時間…約6時間
(標準コースタイム…約7時間)
天候 | 概ね晴れ、たまにガス |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
山行後、北沢峠バス停-バス-仙流荘バス停(駐車場)-国道152号-中央道諏訪IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の甲斐駒ヶ岳より、道はよく踏まれて整備されており、迷う箇所はほぼない。 小仙丈ヶ岳からの稜線歩きは、強風等の悪天候時は注意した方が良いと思う。 テント場から二合目へのショートカットへの入りは、看板が出ており分かり易い。 コース自体も、終始標識・ペイントがしっかりなされており、歩き易い。 山行当時は、藪沢コースは通行止めであった。 行きは小仙丈ヶ岳コース、帰りは馬の背コースがお薦め。 小仙丈へは、なかなかしんどい登りが延々続くが、途中から見える北岳・間ノ岳、小仙丈に着いた途端に目の前に広がる小仙丈沢カール・仙丈ヶ岳等の眺望に感動できる。 馬の背コースは、小屋が2つあり安心だし、緩やかに大滝ノ頭五合目へ下るので、私のように下りに弱い人にはうってつけ。ただ急登や登り返しがない分、沢を渡ったりする樹林帯で、展望は期待できない。 帰りのバスだが、土日祝に限り通常ダイヤに加えて、人数が集まり次第の臨時便が出ることがある。 |
予約できる山小屋 |
馬の背ヒュッテ
|
写真
感想
日本百名山18座目。
前日に甲斐駒ヶ岳を登り、北沢駒仙小屋テント場にテン泊。
甲斐駒の山行記録→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-123970.html
それで思ったより筋肉痛が出ていたので、ちょっと弱気に。
朝起きて天気が悪かったら、次の日仕事だし帰ろうかなと思っていた。
だが起床したら完璧な快晴。テン場から見える小仙丈ヶ岳が「おいで」と言っていた。
昨日より軽量化して出発。ただ、水だけは3リットル持った。
登山道は小仙丈ヶ岳までは危険箇所はまずない。樹林帯のただひたすらの登り。
先に行ってもらったパーティが休憩してて追い越し、こっちが休憩中にまた追い越されの繰り返し。
登山者の数は、甲斐駒より多いと思った。
五合目を越えるとハイマツ帯に入る。朝、テン場から見えてた部分に来た。
小仙丈ヶ岳までも登りが続くが、ガスってるお陰で幾分涼しい。
どうにかこうにか小仙丈ヶ岳に到着すると、一気にガスが晴れてカールが目の前に広がる。
俄然興奮の度合いが上がって、今までの疲れは一気に吹き飛ぶ。
北岳やカール・雲海を見ながらの稜線歩きは気持ち良いの一言に尽きる。
稜線の淵を歩いて頂上へ。悪天時には注意が必要か。
頂上に着くと、大仙丈ヶ岳の展望が凄い。
パッと見ると歩いているのは1人くらいしかいなかったが、行きたくなる衝動に駆られる。
しばらく頂上で景色を堪能し、写真を撮ってあげるなどして下山開始。
仙丈小屋は綺麗だが、この季節の山にはつき物のハエとアブが凄まじい。
隙あらば、ありとあらゆるところに止まろうと飛んでくる。カロリーメイトを頬張って、足早に立ち去る。
本来は小仙丈ヶ岳へ戻って下山しようと思っていたが、小屋からの登り返しを見て嫌になってしまった。
地図を読むと、馬の背ヒュッテからだと大して急な下りがなさそうだったので、このルートを採る。
案の定、膝に優しい感じで、安心して下山路を楽しめた。
馬の背ヒュッテからは、幾つか沢を横切ることになる。滑らないように注意したい。
大滝ノ頭五合目で合流したら、あとは来た道を戻るだけ。
今から登ってくる人は、山頂付近の小屋で泊まるのだろうか。下山寸前で擦れ違った外国人は「やっぱり7時間かかるんですね」とか言っていたが、今から登ると午後7時頃下山だが、大丈夫だろうかと不安になった。
でも、甲斐駒もそうだが、今までの低山や富士山とは登山者のレベルが違うと思った。
近所の散歩のような格好で登る人がいなくて、安心した。
高山を体感できる山。
満足度も高くて、また来たい。
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