浅間山外輪山（黒斑山など）を8の字周回［車坂峠から］

2017年09月10日(日) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 10.1km
• 登り: 828m
• 下り: 820m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:53
• 合計: 4:29

4:38 高峰高原ビジターセンター
4:39 4:40 車坂峠
4:50 4:50 車坂山
5:03 5:03 開けたガレ場
5:25 5:25 槍ヶ鞘
5:31 5:58 トーミの頭
6:30 6:30 湯ノ平分岐
6:42 6:43 賽の河原分岐
7:06 7:06 Jバンド
7:11 7:21 鋸岳
7:30 7:32 虎ノ尾
7:42 7:42 仙人岳
7:57 7:57 蛇骨岳
8:14 8:26 黒斑山
8:35 8:35 トーミの頭
9:07 高峰高原ビジターセンター

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車坂峠のビジターセンター駐車場を利用。
（駐車スペースは50台以上、トイレもある）
※車坂峠までの道路は、北側と南側からアクセスできるが、北側の道路は、一部区間が砂利道になっていた。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：15人程度】


◆現在、浅間山は、規制レベル2の火口周辺規制となっており、火口から概ね2kmの範囲は立ち入りが規制されている。そのため、規制レベル1では登頂できる前掛山までも行くことはできず、賽の河原分岐にロープが張られ、立ち入り禁止となっている。現在、登頂できる最高標高点は、外輪山の黒斑山（標高2404m）となる。

◆車坂峠からトミーの頭までのルートは、表コースと中コースの2通りある。表コースは、尾根に沿って歩くが、ややアップダウンがあるため、中コースより時間がかかる。また、尾根沿いのルートだが、樹林帯区間が多いため、眺望ポイントは少ない。（数カ所は、南側が開けたスポット有、また、槍ヶ鞘まで、浅間山本体は、ほとんど見れない）。中コースは、比較的歩きやすいが、ほぼ全線、樹林帯の中の登山道となる。

◆火口の西側に広がる外輪山は、他の山に比べ規模が大きく、槍ヶ鞘から鋸岳まで約2kmの急崖の外輪山を形成している。外輪山の黒斑山周辺は、樹林帯も多いが、大半は森林限界を越えた縦走路が続き、どこからでも抜群の眺望が見られる。また、外輪山（鋸岳）のJバンド付近は、急峻な岩場となっており、上部からの落石の恐れもあるため、注意しながら進もう。

写真

9/10 4:40

車坂峠のビジターセンター駐車場に車を止めて出発！
日の出前にトミーの頭に着けるように、まずは、暗い中を歩く。

9/10 4:55

南側が開け、小諸市街の夜景が見える箇所があった。

9/10 5:10

尾根ルートを歩く。
基本は樹林帯のため、眺望はイマイチ。

9/10 5:24

火山用のシェルターのようだ。

9/10 5:26

槍ヶ鞘に着くと、突如、浅間山の山体が顔出した。

9/10 5:27

槍ヶ鞘から外輪山の稜線に沿って北上する。
まずは、最初の目的地である右上のトミーの頭が見えてきた。

9/10 5:33

トミーの頭に到着。

9/10 5:34

トミーの頭は、ほぼ360度開けた岩稜のピーク。
浅間山の山体が一望できる。

9/10 5:43

月を見ながらご来光を待つ。

9/10 5:52

やや東側の空は雲が多く、美しい日の出は見られなかった。

9/10 5:49

噴煙上がってますね〜

9/10 5:58

トミーの頭から南東側には、ギザギザ頭の二百名山の妙義山が見える。

9/10 5:58

トミーの頭から南側の眺望。

9/10 5:48

西側に槍の穂先が薄っすら確認できた。

9/10 5:56

トミーの頭から北側には、外輪山の最高標高地点の黒斑山が朝日に照らされてきた。

9/10 5:56

外輪山は北東側の鋸岳まで2�劼曚病海�。
本日は、一旦、右下の湯ノ平に下り、外輪山の鋸岳に登り返すことにした。

9/10 5:59

では、再出発し、湯ノ平まで下ろう！

9/10 6:03

湯ノ平までの下りは、かなりの急登となる。
危険な箇所は無いが、注意しながら下ろう。

9/10 6:04

ミヤマコゴメグサ

9/10 6:04

ウメバチソウ

9/10 6:07

少し下ったところからトミーの頭を見上げる。

9/10 6:16

ハクサンフウロ

9/10 6:18

下ってきた斜面を振り返る。
いや〜、急斜面だったな〜

9/10 6:20

何の花だろう？？

9/10 6:26

急登が終わり平坦な湯ノ平になった。

9/10 6:28

マツムシソウ

9/10 6:29

湯ノ平分岐を左折し、賽の河原方面に進む。

9/10 6:32

お地蔵様かな？

9/10 6:42

賽の河原分岐で前掛山へのルートは厳重にロープが設置され通行止めになっている。

9/10 6:48

賽の河原分岐から10分ほど歩くと大きな樹木が少なくなり、浅間山の山体が間近に見える。

9/10 6:49

本日の水蒸気の噴煙はちょぼちょぼな感じだね〜

9/10 6:51

では、外輪山に戻るため右から巻きながら稜線に取付く。

9/10 6:56

草の生えた斜面を直登し、Jバンドから外輪山の鋸岳に登る。

9/10 7:00

振り返ると素晴らしい景色が広がっていた。

9/10 7:07

Jバンドの岩場を登る。
足元は危険性は少ないが、上部からの落石は危険性があるので、速やかに通過したい所だ。

9/10 7:12

外輪山の北東側の端部である鋸岳に到着。

9/10 7:19

鋸岳から浅間山を望む。
逆光でイマイチなり。

9/10 7:22

では、鋸岳から外輪山の稜線を進み、現在の最高標高点の黒斑山に向かおう。

9/10 7:28

まずは、虎ノ尾へ。

9/10 7:31

虎ノ尾から眺める外輪山の稜線は美しい。

9/10 7:33

北側の群馬県側の眺望。
左奥には百名山の四阿山が見える。

9/10 7:40

南側の外輪山である剣ヶ峰と牙山。

9/10 7:41

トミーの頭に雲が上がってきたようだ。

9/10 7:43

仙人岳を通過。

9/10 7:44

仙人岳から蛇骨岳を望む。

9/10 8:01

蛇骨岳から南側の眺望。

9/10 8:02

ヤマハハコが沢山咲いていた。

9/10 8:07

ようやく黒斑山が近づいてきた。

9/10 8:13

現在の最高峰である黒斑山に到着。
眺望があるのは東側だけ。

9/10 8:15

黒斑山から歩いてきた外輪山の稜線を振り返る。

9/10 8:16

黒斑山から浅間山本体を眺める。

9/10 8:16

火口部は湯気のような水蒸気が立ち込めているようだ。

9/10 8:25

黒斑山の南側には噴火時のサイレンが設置されている。

9/10 8:36

トミーの頭から剣ヶ鞘を見下ろす。

9/10 8:37

8時を過ぎたころから雲が多くなってきた。

9/10 8:38

では、下山しよう！
中コースで下る。

9/10 8:59

中コースは、アップダウンも無く、歩きやすい登山道だ。

9/10 9:06

あっという間にビジターセンター前に到着。
お疲れさまでした。

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

感想

Joker

本日は、午後から千葉県に所用があったので、早朝限定で浅間山（外輪山）に立ち寄ってみました。
浅間山は、火山規制がレベル1に戻るまで、登山を見送るつもりでいましたが、一向に解除される見通しも立たないので、本日は湯の平と外輪山を周回するコースだけ、歩いてみました。

浅間山本体部は、登れませんでしたが、迫力の外輪山急崖から絶景を見渡しながら、縦走気分で外輪山を歩くことができ、気軽に浅間山の醍醐味を味わうことはできたと思います。
登山規制が解除されたら、再び、火口周辺に行ってみたいですね〜