針ノ木-蓮華ピストン
- GPS
- 04:55
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 485m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は早くに出発して針ノ木からスバリ、赤沢、鳴沢と周回するつもりだった。
4年前に逆回りをして針ノ木からの下りで参ったので、時計回りで行こうと思っていた。
ところが昨日の山作業、農作業の疲れが思った以上に残っていて目が覚めたときの倦怠感と突然のにわか雨でどうしようかとウトウトしていたら家を出るのが3時間も遅れてしまった。
そのせいで扇沢の無料駐車場は満車でどこも入れない、結局12時間1000円の有料駐車場に車を入れた。ただここはまだ充分に空きがあって登山口の目と鼻の先に駐車できた。
出発は7時前、すでに日差しの中だったがひんやりとした空気が心地よかった。
夏にここに来るのは久し振りだ、いつもは雪渓と格闘する時間が長く、帰りは滑って降りてきた。今日の登山道はほとんどが夏道だったので、後半が思った以上にきつく雪渓を這い上がるより時間が経つのが遅く感じられた。
針ノ木小屋に到着した段階で疲れが溜まっている気がした。
最初はなだらかそうな蓮華岳に向かった。
小屋前ではたくさんの人がいたが、以外とこちらに向かう人は少なく静かだった。
針ノ木岳の横から覗く山頂にガスがかかった剱岳が気になって何度も振り返りながら進んだ。
山頂まで続くなだらかな登りの礫の道沿いに、小さくけなげに咲いているコマクサがまだたくさん花を咲かせていたのが印象的だった。
山頂ではこれからぐるりと種池小屋まで回って行くという山梨からの若者と少し話しをして自分も元気づけられた。
小屋に下って今度はザックを置いて身軽になって針ノ木岳に向かった。
針ノ木岳の山頂は蓮華岳に比べてたくさんの登山者で賑わっていた。
グループの人達が此所がこんなに眺望が良いとは知らなかったと言っていた。
小屋に戻ってラーメンを食べてゆっくりした後、1時過ぎに下り始めた。
できれば此所の下りは遠慮したいと思った通り、滑りやすいザラ場や嫌な鎖場、歩きづらい大きな石などなかなか足にダメージを与えてくれた。
それでも大沢小屋手前からはようやく緩やかな登山道になって、途中に湧く冷たい水に喉を潤しブナの森を楽しみながら下ってくることが出来た。
後半の登りはなかなか手強く良いトレーニングになったし、それにこの時期でも思った以上に花も咲いていて目を楽しませてくれた。
何より2つの山は山容も違って変化に富んでいて日帰りするには少し勿体ない山行だった。
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