1300年目の白山へ(別当出合ピストン、南竜テン泊)


- GPS
- 27:09
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,713m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:37
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:24
- 合計
- 8:34
天候 | 晴れ、少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:別当出合13:30⇒16:00金沢駅バス、17:55金沢から新幹線 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは専用のサイトから。 南竜分岐からテン場までのトラバース道が片側が切り立っていて、一部道が荒れているので注意。 白山山頂から池巡りに向かって下りるところが結構急なので慎重に。 |
その他周辺情報 | 帰りに金沢駅西口の「さかなや道場」で開店ダッシュして生ビール、お刺身をいただいて帰京。 |
写真
感想
開山1300年の白山へ。白山は、前々から行きたいと思っていた山の一つだ。北アルプスから雲海に浮かぶ白山を見ては、いつかはきっと、と思っていた。その白山にソロテン泊で行ってきた。9月下旬の劔に備えて心配な膝と体力の様子見登山も兼ねていた。
9/8金曜 渋谷
副都心線からバス停のある渋谷マークシティまで少し迷う。遠い。22時半だが人が結構多い。こじんまりとした待合室にたどり着きバスを待つ。程なくして、3列シートのバスが到着。さわやか信州号よりシートは狭いが、4列とは比べ物にならないくらいゆったりできる。ほぼ熟睡で、金沢駅へ。
9/9土曜 金沢駅~南竜キャンプ場
早朝の金沢駅は人もまばら。フォーラス前の1番乗り場に並ぶ。15人くらい並んでたかな。幸い隣の席まで埋まらずにバス発車。別当出合まで長いバスの旅。
別当出合のベンチ準備開始。紙の登山計画書を忘れたことに気づく。事前に専用サイトから届けを出していたので、その入山チェックをして登山開始。
吊り橋を渡って登山開始。樹林帯を登る。中飯場(なかはんば)、甚之助避難小屋とところどころにある休憩スペースがいいアクセントになる。結構な疲労困憊でたどり着い南竜キャンプ場は、まだまだ多くのスペースがあった。キャビンと自炊場のあいだのサイトにテント設営。待ってましたの一番搾りと純蓮カップラーメンと昆布おにぎりでランチ。いつものカップヌードルもよかったが、LAWSONで見かけてから、食べたくて今回はこっちにしてみて大正解。ランチ後、眠くなるのをこらえて、シームコート塗り作業。アライテントサイトの案内にそって、天井・底から立ち上がる四隅・入口の枠に外側から丁寧に塗り込んだ。新品のシームコート20gを半分以上を使った。これで当面塗らなくて済むかな。そのあと、動画「君の名を」鑑賞して夕食準備。夕食は、取っておいた一番搾りとじゃがりこマッシュとキムチ味のトッポギ。トッポギは水を入れすぎて粘り気のある調理例のようにならなかったが、柔らかくモチモチ感は出てたので、よしとしよう。アタックザックにレインを詰め明日の白山山行に想いを馳せ眠りにつく。周りのグループがまだ騒いでいるが、何とか寝られそうだ。テントのジッパーを開けてみる。夕方曇ってた空に星が瞬いているので、しばしジッパー開放。地球に身体をあずけてテントの外に広がる天空の宇宙を眺める。明日は晴れるかな。
9/10日曜 南竜キャンプ場~白山山頂~南竜キャンプ場~別当出合
2時過ぎに目がさめた。シュラフでゴロゴロしながらも3時には起きて準備開始。外は下弦に向かう月の明かりでほのかに明るい。スープとゼリーだけの朝食とって、4時にスタート。出発時点の曇り空も晴れてきたらの眺望に期待して、室堂までの距離が一番長い展望歩道で室堂を目指す。木道を歩いていると北東にアルプス展望台に着いたら、先客が2人ご来光を待っていた。まだ一筋の青い線しか見えない感じだったので、先を急ぐ。傾斜が緩くなってきたところで、室堂ビジターセンターが見えてくる。山頂からのご来光間に合うかどうか、というタイミング。
ビジターセンター前の鳥居から山頂を目指す。山頂を見上げると結構なスピードで雲が流れていた。これは、ご来光は難しいなー、と思いつつ登り始める。山頂に近づくにつれて、風が強く吹いてきてフリースでは寒いくらい。スリースのポケットしまっていた手袋を出す。ご来光を眺める参拝客でごった返す山頂に着いたら日の出直後だった。雲間にぼんやりと大きい太陽が輝いていた。風が強くて寒いし、ガスってもいたので、池巡りどうしようかと思っていたところ、団体グループが池巡りにいくというのが聞こえたので、着いて行ってみる。下に降りたらガスは晴れるので、そこまでの道が分かればなんとかなるだろう。剣ヶ峰は残念ながら雲の中で、見えなかったが池は全て見えた。
室堂に着いてココアで休憩。エコーラインでテン場を目指す。トンビ岩コースより眺めがいいというエコーラインは確かに眺めが良かった。トラバースが始まったら南竜キャンプ場と別山を眺めながら、下りてゆく。振り返ると青空に白山山頂がくっきりと見える。
予定を前倒してキャンブ場到着。コーヒーを飲みながらテント撤収。いい時間だ。下りは膝に注意なので、ゆっくり目に下りる。南竜分岐までは、傾斜も緩く眺望もよい甚之助避難小屋でしばし休憩して更なる下だりへ。ストックを使いながらも膝に結構くるー。そして、計画通り12時半に室堂到着。バスの順番一番乗り。
別当出合から金沢駅までバス2時間半、金沢駅で友人と「さかなや道場」でビール&食事。金沢駅から東京駅まで新幹線2時間半で帰京。
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