猿倉〜白馬岳〜白馬大池〜蓮華温泉

2011年07月31日(日) ~ 2011年08月03日(水)

• GPS: 31:00
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,830m
• 下り: 1,601m

コースタイム

・8/1
猿倉6:40-7:40白馬尻7:55-大雪渓8:25-9:40葱平9:50-小雪渓10:42-水場11:05-12:10白馬頂上宿舎[幕営]

・8/2
白馬頂上宿舎6:40-白馬山荘7:15-7:30白馬岳8:15-8:45三国境8:55-小蓮華岳9:30-10:55白馬大池11:30-13:40蓮華温泉

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

・7/31-8/1
新宿23:54-(ムーンライト信州81)-5:40白馬
白馬5:55-(バス)-6:15猿倉

・8/3
土砂崩れ通行止めのためバス不通。宿の車でヒワ平まで送ってもらい、そこからタクシーで南小谷駅へ。
8:30南小谷9:44-松本12:00-(あずさ16)-14:50新宿

コース状況／危険箇所等

大雪渓の落石以外はなし。大雪渓では常に上方を確認しつつ登るといいです。

ファイル

非公開 パスワードあり 20110801-03.txt

araims
（更新時刻：2011/09/21 22:13）

写真

7/31 23:52

いつものムーンライト信州81号

8/1 5:49

朝の白馬駅

8/1 5:50

猿倉行きバス、普通の路線バスだった

8/1 7:38

白馬尻山荘、この「おつかれさん!」の文字を見ると、白馬に来たと感じる

8/1 7:44

白馬尻から大雪渓を見上げる

8/1 7:44

8/1 7:57

数年前の大雨で通過に苦労した沢

8/1 8:08

いよいよ大雪渓に取り付く

8/1 9:28

設計上には落石がたくさんある

8/1 9:28

こんな大きな石も

8/1 9:49

雪渓上部には崩れた石が

8/1 10:01

葱平付近

8/1 10:04

8/1 10:42

小雪渓、再度アイゼンを装着

8/1 11:01

小雪渓の上にはお花畑、レンジャーのお兄さんが説明してくれた

8/1 11:02

8/1 11:02

クルマユリ

8/1 11:25

8/1 11:26

8/1 11:32

イブキジャコウソウ

8/1 11:42

8/1 11:44

8/1 14:00

頂上宿舎のテント場、手前右側オレンジのテント(エアライズ2)が私のテント

8/1 14:13

8/2 5:58

朝食のフリーズドライカレーうどん、フリーズとは思えない美味しさ

8/2 7:33

白馬頂上で、この頃ガスが取れ、展望が開けた

8/2 7:33

8/2 7:35

新田次郎・強力伝に出てくる頂上の方向盤

8/2 7:43

清水岳方面

8/2 7:53

白馬三山方面、手前の建物は白馬山荘

8/2 8:10

8/2 8:18

チシマギキョウ?

8/2 8:20

8/2 8:35

8/2 8:48

三国境

8/2 9:33

8/2 9:34

8/2 10:06

ライチョウのファミリーに出会う、2羽の子どもたち

8/2 10:06

母親です、徐々に遠ざかってしまった

8/2 10:22

別の親鳥です

8/2 10:32

ようやくコマクサをみつけた

8/2 10:35

ハイマツの新芽

8/2 10:47

白馬大池まで降りてきた

8/2 10:50

チングルマ、大池周辺には大群落が

8/2 11:29

8/2 12:19

白馬大池から蓮華温泉までは、こんな感じの森の中を延々と下る

8/2 12:28

天狗の庭、と書いてある

8/2 15:49

蓮華温泉の野天風呂、黄金の湯

8/2 16:12

8/2 16:14

華温泉の源泉付近、近くに野天風呂が2つある

8/2 16:17

薬師の湯、小さめの湯船

8/2 16:31

仙気の湯、この風呂が一番よかった

8/2 16:53

三国の湯、湯船が小さくて、お湯もぬるかった

8/2 16:53

8/2 17:07

8/2 18:47

蓮華温泉ロッジ

8/3 7:47

バスが普通のため、宿の車で送ってもらった

8/3 7:48

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

感想

araims

やっぱり山の天気は行ってみないとわからない。
新潟の大雨があり、予報では曇りと雨マークばかり、猿倉から歩きだした途端に雨が降り始め、今回は山に来れただけいいかな、と半ば諦めていたが、終わってみると雨に降られたのは、猿倉→白馬尻で少し、1泊目のテントに入ってから、あと2泊目の蓮華温泉ロッジに入ってから、と、とてもラッキーだった。そのうえ、白馬頂上にいる時間帯にはガスが晴れて展望が開け、今回のハイライト・白馬岳→白馬大池では終始いい展望を楽しめた。

■7/31〜8/1
いつものムーンライト信州81号は、日曜夜であるからか空席が目立ち、2座席を使用し横になって眠ることができた。新宿で購入したビールとつまみで一杯やり、早々に就寝体制に入る。5:40終点白馬に到着。どんよりとした厚い雲に覆われたお天気。駅前のポストで青春18切符の残分を投函し、駅前のバス停から猿倉行バスに乗車。お客さんは20名くらいでそこそこいる。30分弱で猿倉に到着、身支度を整え、登山計画を提出する。救助隊の方がアドバイスをくれ、蓮華温泉は道路が不通のためバスが運休となっているが、ロッジに泊まれば宿の車で途中まで送ってくれるとのこと。なんとかなるだろうと、予定通り蓮華温泉へ下ることとする。6:40に猿倉を出発、すぐにパラパラと雨が降り始める。沢は最近の雨の影響で増水し濁っている。1時間ほどで白馬尻に到着、ここは登山者が多くにぎやかた。
小休止の後大雪渓へ。軽アイゼンをつけ大雪渓に取りつく。1時間以上雪渓の上を歩き葱平に到着。大雪渓の上部葱平付近の雪が崩落し夏道を歩いた。葱平の急登をのぼり小雪渓へ、改めてアイゼンをつける。小雪渓を超えるとお花畑が広がる。レンジャーの方に少し説明を受ける、この時期、夏と秋の花が咲いていて、一番いい時期とのこと。ミヤマキンポウゲの大群落が広がる。
12時過ぎに頂上宿舎へ到着、すぐにテント場へ。テント設営し昼食にフリーズドライのパスタを食べる。美味しいがたくさんあると飽きるな。昼食を終えテント内で昼寝していると、強い雨が降り出す。設営場所が悪かったのか、水はけ悪くテント周りが水浸しになってしまう。溝を掘って流すが思うように排水できず、仕方なく隣のスペースへテント移動する。
※設営場所は平らなだけでなく、水の流れたあとなども注意が必要ですね。
17時くらいに夕食、フリーズドライの混ぜご飯。最後は飲み物を一緒に流し込んだ。宿舎近くはドコモ携帯が通じるため、メールにて家族に連絡する。19時就寝。

■8/2
5時起床、曇り。朝食にフリーズのカレーうどん、なかなかだった。フリーズは、お米系より、うどん、パスタのほうがおいしい。テント撤収、夜間の降雨は少なかったが、濡れたテントは重くて始末に負えない。6:40に出発、白馬山荘前を過ぎ、白馬岳山頂に7:30くらい。そのころ、幸運にもガスが取れ始め、しばらく待っていると大展望が開ける。白馬岳の山頂付近は、西側がなだらかな斜面である一方、東側は一気に切れ落ち、対照的な形。写真、メールなど、頂上の風景をたっぷり45分楽しむ。8:15白馬山頂を出発、ここからは今山行のハイライトだ。三国境に8:45小休止、小蓮華9:38そのまま通過、このあと小蓮華と大池の間でライチョウファミリーに出会う。大池に10:55到着、大休止で行動食をとる。
ここから蓮華温泉までは、歩く人も少なく森の中の道を延々と下る。そろそろ蓮華温泉かと思う頃、雨が降り出し、最後はロッジに駆け込んだ。(13:40)ロッジで休んでいると雨がやみ、野天風呂に出かける。蓮華温泉の野天風呂は全部で4つ、周遊コースがあり歩くだけでも30分である。時間もたっぷりあるので、全4つの風呂にすべて入り、蓮華温泉を堪能した。

■8/3
5時起床、事前に聞いていた通り道路が崖崩れで通行止めのためバス運休中であり、途中のヒワ平まで宿の車(トラックの荷台)に乗せてもらい。予めタクシーを呼んでおき、そこから同部屋のお二人と同上し南小谷駅へ(約1万円、3500円/人)。電車の乗り継ぎが悪く、1時間後の松本行に乗車し松本まで2時間、松本からあずさで新宿へ。

コメント

finecloud

お疲れさまでした。
当初、私も蓮華温泉へ下る予定でしたが、バスの運行が
止まっているので、栂池の往復に変更しました。
コースのどこかで、お会いしていたかも知れませんね。

araims

コメントありがとうございます
finecloudさま
こんにちは、コメントありがとうございます。
悪天予報のなか出かけましたが、ハイライトの白馬〜大池の稜線では雨なくガスもそこそこで、たくさんの花を楽しめました。

蓮華温泉は良かったです。バス不通で徒歩覚悟で行きましたが、行った甲斐がありました。今度は是非足を延ばしてみてください。