初キャンプで八ヶ岳(天狗岳、硫黄岳)
- GPS
- 27:30
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,365m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
天候 | 晴時々曇、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
桜平からオーレン小屋までは、整備された登山道で危険個所なし。根石岳から東天狗岳までには、岩場が険しく注意して進む必要あり。夏沢峠から硫黄岳までは、急な岩場が続くが、整備されていて歩きやすかったです。 |
写真
感想
初めてのキャンプ登山にあこがれて会社の同僚を誘って八ヶ岳に行きました。インターネットで見つけたオーレン小屋(風呂付、水洗トイレ付き)のキャンプサイトを選びました。実際行ってみると清潔なきれいな山小屋でグループ単位で個室が借りられるそうで、今度泊ってみたいと思いました。更に飲み放題の湧水も冷たくて感動的に美味しかったです。また、最終日、夏沢鉱泉でお客さんを送り届けに来たオーレン小屋のお姉さん?が我々を見かけ、オーレン小屋での客とは無関係(知らず)に桜平まで送ってくれました。本当に良い人ばかりで、キャンプ場としては大正解でした。
初日は、日本カモシカに遭遇したオーレン小屋のキャンプサイトにテントを立てて天狗岳を目指して出発。天気は曇りがちでしたが、もののけ姫に出てくるような幻想的な苔生す森を通り、箕冠山からの林道抜けると突然視界が開け、根石岳、その奥に東天狗岳、西天狗岳が見えた時は、その雄大さに感動しました。更に根石山荘の周りにはコマクサの群生が咲き乱れ、その可憐さに感激しました。そして根石岳からの東天狗岳、西天狗岳の縦走路は、下界から湧いてくる雲の上を歩くような感覚を味わい、さわやかな優しい風の中、快適な登山を満喫することができました。
オーレン小屋でのキャンプは、まずは汗と埃で汚れた身体をお風呂で流した後のキーンと冷えた今年一番の美味しいビール『ゴクッ、プハー、ウメー!』で始まりました。小屋のお客さんたちの美味しそうなすき焼きのにおいに後ろ髪を引かれましたが、自分たちが持ち込んだ食材を並べ自炊しました。メニューは、ミートスパゲティ、ウインナー、漬物、食後のコーヒーと質素なものでしたが、野外での自炊も楽しく、美味しくいただきました。テント泊の方は、夜半に降ったはげしい雨や風に遭遇したり、おそらく小動物だと思いますが、ハアハアという荒い息使いでテントの外から聞こえた時には、熊かと思って飛び起きました。(もしかして熊だった?)テントという一人ぼっちの空間は、多少怖い思いもしましたが、おおむね快適に過ごすことができました。
2日目は、硫黄岳に行きましたが、登山道はしっかり整備されており、この日も快適な登山を楽しむ時ができました。霧の中を歩くような場面もありましたが、硫黄岳の頂上では、横岳、赤岳、阿弥陀岳等の雄大な山容も拝むことでき、山頂ではコーヒーを沸かして飲みました。インスタントだけど何とも言えずウマイ!おっかなびっくり爆裂火口を覗きましたが、霧で見えませんでした。それからオーレン小屋キャンプ場に戻り、今回の快適登山は終了。
最後にテント泊を経験して見て大変なのは荷物の重さが1泊でも15Kg以上になり、最初の慣れるまでは歩くのが大変でした。また、食事の準備(買い物)もあるので面倒だと感じればそうも言えますが、軽くて簡単に作れる料理(今回は夕食も朝食もスパゲティ)を考えるのも楽しめました。但し、余計な道具や食材(餅や海苔、ホットケーキミックス等)については、次回は厳選して別のメニューも考えていくと良いかと思いました。
自分にとって初キャンプ登山は、実際に体験してみて感じたことも多く、苦労以上に楽しい思い出と経験ができてラッキーでした。そして次は北岳でも行く?と今回のパートナーと話しております。
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